チエサクエトンビ川一ノ沢・斜里岳(道東斜里)

date 1981/8/05-06 風雨、晴
コース 清岳荘〜下二股〜新道〜上二股〜斜里岳神社先(頂上直下コル)〜上二股〜新道〜下二股〜左岸岩小屋(泊)〜清岳荘〜清里登山口
実働 第一日:6h35m、第二日:2h45m、計:9h20m
メンバー すうじい、カニ、Ob
概要 台風直撃、山頂目前敗退、増水で洞穴ビバーク。
行程 =:列車・バス・タクシー、→:山道・踏跡、:溯行
【8月5日】 風雨
清里町駅(泊)5:50=6:15清岳荘6:30→1h30m→下二股→2h45m→斜里岳神社先(山頂直下コル)11:25→1h45m→下二股→35m→14:10左岸岩小屋(泊)

【8月6日】 晴
岩小屋12:45→1h05m→清岳荘→1h40m→16:00清里登山口=斜里
記録  '81北海道大遠征シリーズ第二弾は、斜里岳登山である。北海道には珍しい、台風直撃を食らった。東北地方より緯度が上がると、偏西風の影響で、台風の進行速度が上がることを思い知らされた。

【8月5日】 風雨
 知床の硫黄岳から羅臼岳まで縦走した後、T嬢と別れ、我々3人は、清里町駅で駅カンする。朝、タクシーで清岳荘まで入る。清岳荘には、オジサンがいて、少し話をする。雨の中、下二股まで登り、新道コースに入る。

 雨風強い中、稜線に出るが、斜め下から吹き上げる強風は、ハイマツさえ抜けそうな勢いだ。殆ど匍匐前進となるが、斜里岳神社先のコル状で、身の危険を感じて引返す。

 下二股まで下ると、一ノ沢は濁流となっており、ゴトンゴトンと大岩が転がるような音すら聞こえる。渡渉は不可能なので、左岸沿いにしばらく下る。左岸に、半岩穴状の窪みがあったので、ビバークサイトとする。減水を待つのに、数日かかるかもと覚悟を決める。

 岩壁に背を当てて、仮眠を試みるが、次第に水が浸み出て来て、終いにはジャージャー流れ出す。背中が冷たい。川原の水際に、目印の大石を置いて、夜通し増水の増減をチェックする。

【8月6日】 晴
 気が付くと、いつの間にか朝になり、陽が射していた。沢の水量は、夕べから変わっていない。渡渉可能になるまで、まだ数日かかるかもしれないので、いつもの半分だけ飯を炊く。朝食を食べていると、どんどん水量が減り、水が済んでくる。今日中に渡渉、下山が出来そうだ。そこで、追加の飯を炊いて、二度目の朝食とする。

 昼過ぎに、下山を開始し、清岳荘を経て、さらに清里登山口まで下る。そこから斜里駅に出る。

MR94_ 硫黄山・羅臼岳(知床)'81-08

MR96 雌阿寒岳・雄阿寒岳(道東阿寒)'81-08

MR97 チエサクエトンビ川一ノ沢・斜里岳(道東斜里)'81-08

MR98_ 十勝岳・トムラウシ・旭岳・愛山渓(十勝・大雪)'81-08

MR99 後方羊蹄山(ニセコ)'81-08

渓流の部屋
の表紙へ
本館トップページへ