野栗沢赤岩沢大滝滝框氷瀑見物(奥多野)

date 2006/2/12 晴一時雪
コース 早滝:早滝入口〜早滝(往復)
赤岩沢大滝:赤岩橋下〜前衛ゴルジュ〜大滝滝框(往復)
実働 早滝:35m、赤岩沢大滝:1h50m。
概要 早滝見物後、オフミで赤岩沢大滝氷瀑を見物。
メンバー 早滝:すうじい(単独)、赤岩沢:鳶八さん・abeちゃん・すうじい
使用装備 登山靴、アイゼン、アイスハンマー、ピッケル、ヘルメット、ストック、ハーネス、8環、9mm x40mザイル
E-1、11-22mmF2.8-3.5、ED7-14mmF4、三脚
不用装備 ハーケン
行程 →:山道、**:アイゼン、:溯行、\\:藪漕ぎ、車:=。
【2月12日】 晴一時雪
さいたま4:05=6:40栗木平登山口6:55→7:15早滝7:35→栗木平登山口7:50=8:15恐竜センター8:45
=9:00赤岩橋下9:05→9:50左岸枝沢多段滝下9:5510:00前衛ゴルジュ入口10:20**10:25 10m滝下
**大滝滝框**10m滝下12:35****→13:30胡桃平13:35=13:50恐竜センター14:45=17:40さいたま
記録  赤岩沢の大滝滝框は、独特の雰囲気を持つ「異空間」である。'04年2月の氷瀑見物'04年6月の滝見に続き、三度目の訪問をすることが出来た。また、赤岩沢大滝滝框氷瀑見物のオフミの前に、早滝氷瀑を見に行った。

【2月12日】 晴一時雪
 R254児玉経由で、神流川沿いのR462を走る。神流湖沿いの道路に一部雪が着いており、慎重に通過する。栗木平のダート林道は、凍結しているが、ノーマルタイヤで何とか行けた。

 栗木平の登山口に駐車し、早滝までは、20分ほどの登りだ。1月に来た時よりも、塩沢の凍結状態が少ないので、早滝も融けてしまったかな、と心配になる。赤久縄山への登山道と分かれ、早滝への遊歩道に入る。間もなく、ゴーロに降りて、早滝が見えてくる。

 早滝は、南東向きのようなので、晴れている日は、朝日が当たる前が勝負だ。陽が当たると、コントラストが強すぎて、撮影は厳しい。陽が当たりだしたので、そろそろ切り上げることにしよう。下りは、15分で栗木平登山口に至る。すぐに、オフミの集合場所:恐竜センターへと向かう。

 恐竜センターには、鳶八さんの車があった。やがてabeちゃんも到着し、鳶八さんの車に乗り込んで、赤岩沢へと向かう。赤岩橋近くまで来ると、林道は凍結している。

 手前で車を降り、歩き始める。45分ほどの登りで、左岸枝沢の多段滝氷瀑下に至る。全部併せると、結構な落差がある。左岸枝沢多段滝下まで来れば、あとは僅かで前衛ゴルジュ入口だ。

 ゴルジュ入口にて、アイゼンを装着する。5m滝氷瀑を登り、4mCS滝を左から越えれば、10m滝氷瀑の下に立つ。先ずは空身で、左側に引っ掛かっている流木を利用し、ステップを切り、シュリンゲを掛けて、10m滝氷瀑のルート工作をする。立木を支点にして、9mmザイルをフィックスした。

 登竜門たる前衛10m滝氷瀑は、結構な難関だが、ルート工作のお陰でこれを越えると、いよいよ大滝滝框の大聖堂へと足を踏み入れる。ここは、まさに異空間。何度訪れても、この場所では感動せずにいられない。さて、カメラを持って、滝框の中をあちこち歩き回ろう。

 例によって、滝框右後方の、左岸斜面にも登ってみる。ここからは、全体像が掴み易い。満足したところで、帰り支度をしよう。前衛10m滝氷瀑を、再び降りなくてはならない。abeちゃんが、トップロープで下降した後、鳶八さんに続き、すうじいも懸垂下降する。前衛ゴルジュを無事通過して、帰途に就く。

 赤岩橋下の林道は、凍結していて、滑り易かった。再び鳶八さんの車に乗り、恐竜センターまで戻る。ここで、暖かい蕎麦を食べてから、解散となった。

概念図

アルバム

滝見亭・北関東の滝」に滝写真集
神流川塩沢早滝氷瀑'06-02_」「神流川野栗沢赤岩沢氷瀑'06-02_」があります

正面から早滝
真下から早滝
赤岩沢左岸枝沢多段滝
同上
赤岩沢滝框前衛10m滝
赤岩沢大滝滝框
赤岩沢大滝氷瀑へ接近
更に接近して見上げる
右手直下から赤岩沢大滝氷瀑
左手から赤岩沢大滝氷瀑
左岸斜面を登って赤岩沢大滝氷瀑

両神山の山行記録へ
のホームページの館へ
渓流の部屋
の表紙へ
本館トップページへ