奥穂高岳・吊尾根往復(北ア)

date 2011/7/21 霧雨のち晴時々ガス
コース 涸沢〜ザイテン〜白出コル〜奥穂高岳〜紀美子平(往復)
実働 登り:2h50m、吊尾根往復:2h45m、下り:2h05m、計:7h40m。
概要 涸沢から奥穂高岳・吊尾根を紀美子平まで往復。
メンバー Id君、Tm君、すうじい
行程 →:山道・踏跡、:溯行、\\:藪漕ぎ・踏跡不明瞭、**:アイゼン、=:交通機関。

【7月21日】 霧雨のち晴時々ガス
涸沢7:15→8:30ザイテン取付8:45→9:40穂高岳山荘9:55→10:35奥穂高岳11:00→12:00休12:05→12:30紀美子平12:50→14:10奥穂高岳14:20→14:50穂高岳山荘15:05→15:58ザイテン取付16:03→16:45涸沢
使用装備 登山靴、μ-725SW
不用装備 E-1、ED12-60mmF2.8-4SWD
記録  涸沢定着してから、台風が来た。その後、天候が回復してきたので、奥穂高岳を登ることにした。

【7月21日】 霧雨のち晴時々ガス
 学生さん二人と、奥穂を目指す。霧雨の中出発し、涸沢小屋経由で、ザイテングラートのコースだ。涸沢小屋から先の灌木帯には、キバナシャクナゲの花が咲いている。灌木帯を抜けた登山道脇には、アオノツガザクラやコイワカガミの花が見られる。

 パノラマコースには雪渓が残っているので、あまり利用されていないようだ。トラバースに入り、大きく左へと進むと、ザイテン取付直前に雪渓が残っている。ザイテン取付で小休止し、ガスが切れて来たので雨具を脱ぐ。この辺り、ベニバナイチゴが咲いている。

 ザイテングラートの岩場を登って行くと、次第にガスが切れ始め、穂高岳山荘直前の雪渓を横切って、山荘に入る。穂高岳山荘では、ヘリによる荷揚げ・荷下ろしが行われていた。しばらく足止めを食らい、休憩とする。

 穂高岳山荘から梯子場を登り、奥穂高岳へと向かう。奥穂山頂に立てば、ジャンダルムが立派だ。ガスが次第に切れて来て、吊尾根を縦走し、前穂まで行ってみようと、欲張りな気持ちが生じる。

 吊尾根の鎖場の下降では、学生さん二人が少々難儀する。吊尾根は、直射日光を遮る場所も無く、猛烈な暑さとなった。ペースは落ちる一方だ。ガスの紀美子平で、昼食とする。ここで予定時間をかなりオーバーしていることに気付き、前穂目前にて、登頂断念、引返しを決断。

 帰りは、気合を入れてペースを上げた。おかげで、頭がますますクラクラしてしまう。奥穂からは下りなので、快調なペースとなる。奥穂からは下りなので、快調なペースとなる。あとは、ザイテンを下るだけなので、気持ちに少し余裕が出る。

GPS軌跡

アルバム

涸沢小屋へ向かう
キバナシャクナゲ
アオノツガザクラ
ザイテン直前雪渓
ベニバナイチゴ
ザイテンの登り
穂高岳山荘直前雪渓
梯子場過ぎ奥穂へ
奥穂からジャンダルム
吊尾根の鎖場
吊尾根から北尾根
紀美子平
吊尾根から奥穂へ
梯子場から穂高岳山荘を俯瞰
ザイテンから北尾根

MR670_ 岳沢大滝見物・涸沢入山'11-07

MR672_ 北穂高岳'11-07

MR673_ 奥又白池からひょうたん池'11-07

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