真砂岳大走り2550M敗退(北ア)
date | 2010/4/30 雪 |
コース | みくりが池温泉〜雷鳥沢野営場〜大走り2550M地点(往復) |
実働 | 往き:2h50m、帰り:1h45m、計:4h35m |
概要 | 雪と風とガス、雪庇とアイスバーンにめげる。 |
メンバー | すうじい(単独) |
行程 | →:ツボ足、→:シール、〜:シール滑降、〜:スキー滑降、=:車・交通機関 【4月29日】 曇のち雪 自宅5:55=10:30扇沢12:30=14:10室堂14:50→15:05みくりが池温泉(泊) 【4月30日】 雪 みくりが池温泉7:40→8:00雷鳥荘8:30〜8:45雷鳥沢野営場西9:05→11:20 2550M引返点11:35〜11:45 2490M 12:00〜12:35雷鳥沢野営場東13:10→14:10みくりが池温泉(泊) |
使用装備 | 兼用靴、ストック、スキー、シール、クトー、GPS、μ725SW、テルモス |
不用装備 | 登山靴、ピッケル、アイゼン、E-1、ED12-60mmF2.8-4 |
記録 | 今年のGWは、22年ぶりの立山山岳スキーを目論み、室堂のみくりが池温泉に3泊の予約を入れた。だが期待に反し、初日・二日目の天候は風と雪で、観光客も登山者・スキーヤーも縮こまっていたのだった。 【4月29日】 曇のち雪 自宅を6時前に出て、中央道を走る。長野道の豊科ICを降りたのが、9時であった。10時半に扇沢の駐車場に着いて、無料駐車場に停めることが出来た。トロリーバスは、12時30分発まで待たされた。室堂に着いてみると、強風と雪であった。 雪が吹き付ける中、時折方向感覚を失いつつも、室堂のバスターミナルから15分ほど歩いて、みくりが池温泉に辿り着く。四人部屋に入ったら、先ずは温泉に入って、あとはひたすら仮眠する。日本秘湯を守る会の宿は、夕飯が旨いので、有り難い。 【4月30日】 雪 朝食を食べ、昼のオニギリ弁当を受け取るが、やはり風と雪とで天候は悪い。ま、取り敢えず、兼用靴を履いて、ザックにスキーを固定し、雷鳥沢野営場西を目指す。途中、雷鳥荘でトイレを借りる。ここからスキーを履いて、雷鳥荘前のスキーゲレンデ沿いに、雷鳥沢野営場西の窪地へと滑降する。 この辺りまでは、まだ奥大日岳(室堂乗越)偵察も考えていたのだが、殆どホワイトアウト状なので、雪庇のある場所は危険だろうと、断念する。スキーにシールとクトーを装着し、大走りを行ける所まで登ることにしよう。 辺りの新雪の上には、小さな小鳥の群が、チィチィ鳴きながら、填っている。ざっと見渡しても、数百羽はいそうだ。始めのうちは、燕の類だろうと思っていたが、良く見ると、見慣れたメジロっちではないか。こいつら、ここで一体何してるんだ? 称名川床から、傾斜の緩い斜面を登り、右岸へと乗る。相変わらず、あちこちに、メジロが新雪に填っている。完全に埋まっているヤツを掘り起こしてみたら、冷たくなって死んでいた。哀れなり。尤も、この天候では、数時間後の自分の姿かも知れぬ。 ほぼホワイトアウト状態なので、GPSで現在位置を確認しつつ、大走りの取付を目指して登って行く。2350M付近からは、傾斜が強くなり、大走りの尾根に乗ったことが判る。ズリ落ちないようバランスを保ちながら、登高を続けるうち、一瞬ガスが切れた。そこで目の前に見たものは、意外な場所に出ている雪庇であった。2500M付近の尾根の北側に出ている、雪庇を見てしまったのだ。 やべえっ、とばかりに、軌道を南へと修正する。下りには、注意しないと落ちてしまうぞ。尾根のやや南側をトラバース気味に登るが、次第にガリガリのアイスバーンとなってくる。傾斜と風は、ますます強くなる。2550M付近で、これ以上登ると、下るのが大変だと思われたので、敗退を決定する。 しかし、ガリガリ急斜面でのシール外しは危険なので、先ず、新雪が少し残っている場所へと下る。そこで、クトーのみを外し、踵を固定。慎重にシール滑降して、2490M付近の斜面にバケツを掘る。のどがカラカラなので、テルモスのコーヒーを飲み、行動食を腹に入れる。 小休後、シールを外し、ホワイトアウトでの滑降開始。ここより下には雪庇は無い、とは思うものの、やはり怖い。大体、滑ってるんだか止まってるんだか、よく判らない。楽しさとは、全く無縁の、そろりそろり滑降となった。 それでも、2350M付近の広い谷状に出ると、傾斜が緩くなり、ガスも晴れ、雪に填ったメジロっちたちの合間を縫って、直滑降で野営場東を目指す。野営場東の称名川床で、大休止してシール・クトーを装着する。 そこから雷鳥荘までの登り返しが、とてもキツかった。みくりが池温泉までは、1時間の登りであった。部屋に戻ってから、オニギリ弁当を食べる。その後も、温泉と夕食とが、楽しみだった。明日こそは、奥大日岳に登るぞ、と朝食をオニギリ弁当に変更してもらうのであった。 |
GPS軌跡
アルバム
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雪に填ったメジロっち |
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