奥大日岳(北ア)

date 2010/5/1 ガスのち快晴のち晴
コース みくりが池温泉〜称名川雷鳥沢出合下〜新室堂乗越〜室堂乗越〜奥大日岳東峰(往復)
実働 登り:3h55m、下り:3h05m、計:7h。
概要 新雪・雪庇の稜線をラッセル往復。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:ツボ足、**:アイゼン、=:車
【5月1日】 ガスのち快晴のち晴
みくりが池温泉6:35**称名川雷鳥沢出合下7:05**7:55新室堂乗越8:00**室堂乗越8:15**9:00 2440MP西コル9:10**9:50 2511P先10:05**11:00奥大日岳東峰11:30**13:00 2440MP 13:10→13:15室堂乗越13:30→14:05称名川雷鳥沢出合下14:10→15:05みくりが池温泉(泊)
使用装備 登山靴、アイゼン、ピッケル、μ725SW、E-1、ED12-60mmF2.8-4、テルモス、GPS
不用装備
記録 【5月1日】 ガスのち快晴のち晴
 真砂岳大走り2550M敗退の翌日も、朝からガスで視界不良であった。それでも天候回復に期待して、6時半過ぎには、みくりが池温泉を出る。30分ほど下って、雷鳥沢出合下の称名川を横断する辺りで、突然、雪庇を踏み抜く。雪壁を5m程落下して、新雪斜面に救われる。幅10m程の、局所的雪壁なのだが、よりによってこんな所に填るとは・・・。

 気を取り直して、称名川右岸斜面に取り付く。ガスで視界不良の中、新室堂乗越を目指し、新雪吹き溜まりやクラスト斜面を登って行く。称名川から50分で、新室堂乗越に至る。稜線近くになると、大雪庇が恐ろしくて、ルート取りに、慎重を期す。

 広々した新室堂乗越から、稜線のやや南側沿いに、室堂乗越を目指す。室堂乗越に至る頃には、少しずつガスが晴れて来る。2440MPへと雪の斜面を登って行くと、剱岳がその姿を現す。剱御前から別山乗越の辺りも、次第にその姿を現し始める。

 2440MP西から、次のピークである2511Pを見上げると、雪庇が出ている。2511Pへ近付くにつれ、雪庇が大きくなる。2511Pに至ると、下から見上げた雪庇に乗らぬよう、慎重に行動する。奥大日岳へと続く稜線には、雪庇が続いている。

 2511P先のブッシュの頭が覗く辺りで、E-1を構え、四囲の山々を撮影する。結局、この場所にいた午前10時頃が、この日一番の晴れ間であった。

 この先も、稜線右側には、大きな雪庇が張り出しているので、ブッシュの頭に絡んで進む。稜線左側は結構傾斜があるし、右側は雪庇だし、神経の休まることは無い。約1時間の登りで、奥大日岳東峰に至る。明らかに雪庇の上なので、展望の良い場所まで進むのは断念し、バケツを掘ってザックを下ろす。

 休憩していたら、カガミ谷源頭から2511P北側コルへ、シールで登ってくる人がいた。展望の方も、少しずつ雲が出てきたので、下ることにする。下る頃になると、雪が中途半端に腐ってきて、アイゼンが団子になる。今一つ、アイゼン歩行に自信が持てないので、危ない箇所は、全て後ろ向きになり、爪先を蹴り込んで下る。時間は掛かるが、安心感は大である。

 途中、スキーを担いだ、先程のスキーヤーと思しき男性と擦れ違う。2511P北側コルまで下ると、少しは危険度が減る。振り返ると、単独スキーヤーは、早くも奥大日三角点峰に立っている。2511Pを越え、2440MP付近でも、数名の登山者と擦れ違う。これから登る人は、暑そうだ。

 2440MPで、アイゼンを外す。室堂乗越付近には、カガミ谷から立山川へと滑降したのだろうか、シュプールがついている。振り返れば、奥大日岳への稜線・雪庇も、ガスに隠れ始めている。今朝方トレースが全く無かった、新室堂乗越からの称名川への斜面にも、トレースやシュプールが沢山ついている。

 快適に下って、称名川谷底に至ると、今朝方落ちた雪壁があった。苦笑しつつ、写真を撮る。みくりが池温泉まで、1時間弱の登りに耐える。

アルバム

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その1:
GPS軌跡
その2:
新室堂乗越から2511Pへ
雷鳥沢出合下雪庇 2440MP付近から 2440MP付近から 2440MP西から2511P 2511Pへ登る
その3:
2511P先からの展望1
2511Pから奥大日岳 奥大日岳への稜線 剱岳 立山三山・真砂岳 天狗山・薬師岳
その4:
2511P先からの展望2
鍬崎山 鷲岳・赤牛・水晶方面 剱岳 立山三山 大日岳
その5:
奥大日岳東峰〜新室堂乗越
2511P付近を俯瞰 室堂乗越より2440MP 新室堂乗越より下る

MR644_ 真砂岳大走り1550M敗退(北ア)'10-04

MR646_ 雄山・御山谷滑降(北ア)'10-05

MR647_ 黒川表参道から有明山(北ア前衛)'10-05

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