社台川社台滝見物(支笏洞爺)

date 2006/7/31 曇
コース 林道途中〜林道終点広場〜最終堰堤〜社台滝(往復)
実働 登り:2h20m、下り:1h57m、計:4h17m。
概要 社台川を溯行、巨岩帯二ヶ所を越え、叫ぶ岩壁を見物。
メンバー 鳶八さん、渡辺さん、すうじい
行程 →:山道・踏跡、:溯行・下降、\\:藪漕ぎ・草付、=:車

【7月31日】 曇
道の駅むかわ4:10=5:15インクラノ滝駐車場5:20=5:55駐車位置6:10→林道終点広場6:17→
最終堰堤6:277:10右岸カーテン状岩壁下7:158:35社台滝9:3510:35右岸カーテン状岩壁下
10:48最終堰堤11:29→11:45駐車位置11:55=12:15インクラノ滝駐車場12:35=13:00明徳コンビニ
13:35=14:05支笏湖温泉(入浴)16:20=17:25千歳空港
使用装備 長靴、E-1、11-22mmF2.8-3.5、ED7-14mmF4、ED8mmF3.5 Fisheye、三脚、ヘルメット
不用装備 渓流足袋、アイスハンマー、防虫ネット
記録  昨年秋に、林道が利用できず、時間の余裕が無くて断念した社台滝。今回は、二人の同志と共に、無事訪問してくることが出来た。

【7月31日】 曇
 前夜、道の駅むかわで車中泊し、早朝、白老へと向かう。インクラノ滝へのカーナビルートを辿れば、ダートの林道もとくに問題なく、インクラノ滝駐車場へと至る。その先の林道ゲートは、幸い施錠されておらず、ありがたく利用させていただくことにする。

 社台横断林道も、このゲートから先は急に道が悪くなるので、慎重に運転しよう。社台川沿いの林道に入り、土砂崩れの石を退けたりしながら、しばらく進むと、流水のため抉れた場所に至る。これ以上は、オフロード車でなくては、無理だ。スペースに車を停め、身支度する。

 歩き出してから7分ほどで、林道終点らしき広場に至る。結構近くまで、車を利用できていた訳だ。さらに、林道跡の踏跡を辿り、適当に藪を漕いで、川沿いに出る。堰堤を一つ左岸側から越え、そのまま左岸壁バンドをトラバースする。少し進むと最終堰堤となる。右手からこれを越える。

 その後は、川沿いにゴーロを適当に歩く。渓流足袋は一応持って来たが、フェルト底が剥がれかかっているので、長靴のままジャバジャバ進む。深みに填ると、長靴の中に水が入って、重い上にプニュプニュして不快である。鳶八さんと渡辺さんは、渓流靴なので、快適そうだ。

 やがて、岩盤が出てきて、滑床状を進む。谷が狭まると、右岸に柱状節理のカーテン状岩壁が見える。195M付近であろうか。1時間歩いたので、ここで、5分ほど小休しよう。

 再び歩き出すと、歩きにくい巨岩帯が始まる。ルートの選び方で、随分と時間・体力消耗度が違ってくる。しばらく頑張ると、再び滑まじりのゴーロ状となる。270M付近まで進むと、再び巨岩石滝帯となり、右岸の藪を巻いたりしながら、登って行く。やがて、木々の合間から、高いところに滝が見えてくる。巨岩を越えるのにも、力が入る。

 歩き始めてから、実働2時間20分、前衛滝5m幅広越しに、社台滝の「叫ぶ岩壁」を見上げよう。ここで、撮影を開始しようとしたら、渡辺さんは既に、右岸側から前衛滝を越えて、社台滝直下へと向かっている。遅れてはならじ、と言う訳で、鳶八さんに続き、左岸の草付から前衛滝を越えて、直下の巨岩帯へと向かう。

 各自、思い思いの場所で、撮影を開始する。岩壁のくぼみが、「悪魔の顔」らしく写るアングルを捜そう。右岸側の大岩の上によじ登って、三脚を立てる。さらに一段下がった岩の上からも、撮影してみよう。最後に、正面の巨岩帯から、全体像を撮影しておこう。

 帰りも、巨岩石滝帯の下りに、ちと苦労する。滑まじりのゴーロ状を経て、再び巨岩帯に突入。ルート選びが、大切だ。1時間ほどで、195M付近の右岸カーテン状岩壁下に至り、小休する。ここから先は、大分歩き易くなるが、長靴では、ちと滑る。渓流靴の二人に、少しずつ遅れながら、何とか最終堰堤を過ぎ、左岸の踏跡を辿って、林道に至る。

 車に戻り、慎重に林道を走行する。インクラノ滝駐車場まで戻って、さらに滝見を続ける二人と別れる。コンビニで弁当を買い、昨年同様、支笏湖の国民休暇村で温泉に入る。こうして、7月末の北海道滝見シリーズは、無事終了した。千歳へ向かい、レンタカーを返却して、空港でジンギスカンを食す。

アルバム

前衛5m幅広下から
社台滝を望む
右岸側大岩上から
「叫ぶ鬼」を見上げる
社台滝全景

mr573_ 布部川滝コース〜原始ヶ原(十勝)'06-07

MR574_ 夕張岳(夕張)'06-07

MR575_ 十勝川源流霧吹ノ滝・霞ノ滝・秘奥ノ滝見物(大雪・十勝)'06-07

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