十勝川源流霧吹ノ滝・霞ノ滝・秘奥ノ滝見物（大雪・十勝）
| date | 2006/7/30 曇時々晴 |
| コース | 霧吹ノ滝、霞ノ滝、秘奥ノ滝（いずれも林道から遊歩道・踏跡往復） |
| 実働 | 霧吹ノ滝：54m、霞ノ滝：27m、秘奥ノ滝：19m、計：1h40m。 |
| 概要 | 林道からの簡単往復、霧吹・秘奥は予想以上に立派。 |
| メンバー | 鳶八さん、渡辺さん、すうじい |
| 行程 | →：山道・踏跡、→：溯行・下降、\\：藪漕ぎ・草付、＝：車 【７月３０日】 曇時々晴 道の駅しかおい5:00＝6:10霧吹ノ滝入口6:20→6:44霧吹ノ滝8:00→8:30霧吹ノ滝入口8:33＝ 8:55霞ノ滝入口9:00→9:15霞ノ滝9:32→9:44霞ノ滝入口9:50＝10:20秘奥ノ滝入口10:30→10:39 秘奥ノ滝11:07→11:17秘奥ノ滝入口11:22＝12:40しみず温泉フロイデ（入浴）13:35＝15:45 道の駅むかわ（車中泊） |
| 使用装備 | 長靴、E-1、11-22mmF2.8-3.5、ED18-180mmF3.5-6.3、三脚、ヘルメット |
| 不用装備 | アイスハンマー、防虫ネット |
| 記録 | 前夜、道の駅しかおいに集合した３人は、車３台を連ねて、十勝川源流へと向かう。 【７月３０日】 曇時々晴 先ずは、道の駅前にあるコンビニで、食糧を調達し、トムラウシ温泉を目指す。十勝ダムの東大雪湖を過ぎ、さらに十勝川沿いに進む。曙橋を渡った所で、シイ十勝川方面へ行く林道を、左に分ける。その先から、ダートになった道は、トムラウシ川右岸枝沢沿いに進み、顕著なカーブで右に曲がる。ここが、霞ノ滝入口に違いない。 さらに進んで、右下にトムラウシ温泉東大雪荘が見えてくる。そのまま、林道を進み、緑雲橋でユウトムラウシ川を渡り、さらに走ると、尾根を越えるヘアピンカーブで左へ曲がる。その直前に、霧吹ノ滝入口の看板がある。駐車スペースに、車を停める。 遊歩道完備のようなので、ガチャ物・登攀具は置いて行こう。勿論、熊鈴だけは、各自着けて行く。始めは平坦な林道状を進むが、やがて林の中を、緩やかに下って行く。山道らしくなってくる頃、藪の向こうから、滝音が聞こえてくるが、霙ノ滝であろうか。 小尾根を越えて急降下が始まるが、キチンと、ジグザグが切ってあり、要所にはトラロープが張ってある。そのうち、霧吹ノ滝の落口らしきものが、見えてきた。逸る心を抑えて、滝下へと下降する。ザックを下ろして、思い思いの場所へと向かう。 予想以上の、素晴らしい滝である。結局、霧吹ノ滝に１時間以上粘ってしまった。登り返しに、30分掛かる。さて、お次は、霞ノ滝だ。再びダートの林道を戻り、来る途中で確認した、カーブ近くの空き地に、車を停める。ここには何故か、僅かながらラベンダーの花が咲いていた。 小沢の左岸沿いに、踏跡が続いている。どうやら、霞ノ滝も、観光地化しつつあるようだ。少々藪っぽい所もあるが、迷うほどではない。15分ほどで、目指す霞ノ滝に至る。緑に包まれた、と言えば聞こえが良いが、枝葉が邪魔するし、幅広だし、撮影し辛い滝である。 程々にして、引き返す。次の目的地、秘奥ノ滝へは、曙橋手前で、右のシイ十勝川沿いのダート林道へと入る。ここの分岐に、「秘奥の滝へは通行止」という看板があったが、取り敢えず行ってみよう。釣師であろうか、何台かの車が入っている。トノカリウシュベツ川に架かる殿狩橋を渡り、ポン十勝川を渡って、支十勝橋手前で、「秘奥の滝」看板に従い、右に登る林道に入る。 ここからは、慎重な運転が要求される。急な道を右に左に登って行くと、やがて尾根の北面に沿って走るようになる。顕著な三叉路に出て、左折する。間もなく、「秘奥の滝入口」の看板がある。スペースはあまり無いが、路肩に駐車する。 遊歩道を辿ると、少し小尾根沿いに下り、やがて右に折れ、戻るように急斜面をトラバースして行く。途中崩壊した場所や、倒木もあり、足場が不安定である。恐らくこれが、「通行止」の正体なのであろう。滝下まで至れば、これも意外と良い滝である。 切り立つ断崖を落下する滝で、飛沫が凄いし、アマツバメだかイワツバメだがの大群が、宙を切り、乱舞する。先ずは、左岸の急な草付を登る。かなり登ったが、そこでも飛沫が瀑風に乗り、吹き上げて来る。今度は、沢へと下って行き、大岩の上に立つ。勿論ここも飛沫が吹き寄せるが、思ったほど酷くはない。 満足して、引き揚げる。停めていた車内は、かなり暑くなっていた。もと来た林道を、慎重に引き返す。近くには、簡単に見物出来そうな滝も思い当たらないので、先ずは温泉に向かおう。くったり温泉レイクインを見送って、今日も、しみず温泉フロイデに立ち寄る。 温泉で、さっぱりした後、日高町経由で、道の駅むかわへと向かう。鵡川近くの道道で、パトカーに追われて、対向車線に飛び出しながら追い越しを続け、凄いスピードで逃げる車と擦れ違った。スピード違反かな？。危ねぇ、危ねぇ。巻き添え事故だけは、ゴメンこうむりたいものだ。 |
アルバム
「滝見亭・北海道の滝」に
「カムイサンケナイ川霧吹ノ滝'06-07_」
「トムラウシ川右岸枝沢支流霞ノ滝'06-07_」
「上ホロカ川秘奥ノ滝'06-07_」
があります
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霧吹ノ滝 |
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豪快な瀑水 |
| 霞ノ滝 |  |
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秘奥ノ滝全景 |
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