布部川滝コース〜原始ヶ原(十勝)

date 2006/7/28 曇時々晴
コース 原始ヶ原登山口〜滝コース〜赤岩ノ滝〜昇竜ノ滝〜原始ヶ原〜林間コース〜原始ヶ原登山口
実働 計:2h38m。
概要 前年夏、雷雨で途中敗退した滝コースに、午後から出撃。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:山道・踏跡、:溯行・下降、\\:藪漕ぎ・草付、=:車

【7月28日】 曇時々晴
千歳空港9:35=三笠IC 10:44=11:25三段滝公園11:45=13:00原始ヶ原登山口13:30→13:50
不動ノ滝14:00→第一丸木橋14:10→14:20二段ノ滝下段14:33→14:36二段ノ滝上段14:43→14:52
蒼天ノ滝15:02→15:05第二丸木橋15:10→昇竜・赤岩分岐15:39→15:45赤岩ノ滝15:57→
昇竜・赤岩分岐16:03→16:08昇竜ノ滝16:18→\\原始ヶ原T字路16:28\\林間コース合流点
16:35→広原ノ滝16:43→16:49小尾根広場16:54→天使の泉17:00→17:20原始ヶ原登山口17:35
=19:50夕張フォレストYH(泊)
使用装備 長靴、E-1、11-22mmF2.8-3.5、三脚、ヘルメット
不用装備 ED18-180mmF3.5-6.3、アイスハンマー、防虫ネット
記録  7月下旬の北海道の滝見シリーズ。

【7月28日】 曇時々晴
 初日は、千歳空港でレンタカーを借り、三笠ICで降りて、桂沢湖経由で、富良野へと向かう。芦別川沿いのR452を走行していたら、「三階滝公園」という駐車場があるじゃないか。時間は気になったが、駐車場からすぐ近くで、滝見が出来るらしい。

 早速、三脚とカメラを担いで、見に行こう。1〜2分で、展望所に至る。既に、滝マニアと思しきカメラマンが、夢中で撮影している。陽射しが強く、コントラストが強すぎて、難しい。早々に切り上げて、富良野へ向かい、コンビニで食糧の調達をする。布礼別を経て、原始ヶ原登山口へと至る。

 昨年夏には、雷雨のため不動ノ滝までで引き返したのであった。今日は、雨は降らないだろう。長靴を履いて、滝コースを辿る。右岸沿いを20分ほどで、不動ノ滝6m2条に至る。簡単に撮影して、先を急ごう。その先10分で、第一丸木橋を渡る。ワイヤーで吊ってあるが、なかなかワイルドな感じだ。

 左岸に渡り、10分で、二段ノ滝下段10mに至る。巻道は左岸に付いている。下段の上に降り立つと、大釜の向こうに上段7mが懸かる。二段滝と言うより、独立した滝に見える。上段も左岸から巻いて、さらに進む。

 二段ノ滝から10分ほどで、右岸から三ノ沢が蒼天ノ滝12mを懸けて出合う。前衛滝3mを伴っている。間もなく、第二丸木橋で右岸側へと渡る。渡る直前に、原始ヶ原方面から下ってきた、単独男性と出会う。原始ヶ原の道の状況を尋ねると、「草っぱらで、道なんか、あって無いようなものですよ」と言う。右岸沿いに、踏跡を利用して、アップダウンに耐えつつ進めば、30分で、五ノ沢を徒渉し、昇竜・赤岩分岐となる。

 先ずは、赤岩ノ滝を見に行こう。本流右岸沿いの踏跡を辿り、名前の通り赤い岩を落下する、赤岩ノ滝15mの下に出る。何となく、ヒグマが怖いので、早々に引き揚げる。分岐まで戻り、今度は五ノ沢沿いに登れば、間もなく昇竜ノ滝15mの下に出る。

 右岸側に渡り、急登する踏跡を辿れば、やがて原始ヶ原の草原に出る。先程の男性の言う通り、「道なんか、あって無いようなもの」である。これは、視界が悪いと、簡単に遭難出来そうだ。午後4時半近くになるので、迷ったら遭難だ、と気を引き締める。極めて薄い踏まれ跡を、所々の立木に付けられた目印頼りに辿って行くと、原始ヶ原のT字路に出る。ここを左折して、湿原の中の踏まれ跡を辿る。ぬかるんでいる場所が多く、長靴正解だ。

 やがて、林間コースに合流して、ハッキリした登山道となる。どんどん下って行くと、三ノ沢を丸木橋で渡り、左手に広原ノ滝を見る。その少し先で、小尾根を越えるが、開けた広場となっているので、小休しよう。パンと飲料を、胃袋に流し込む。

 あとは、天使の泉を経て、林間コースをひたすら下る。時間は大して掛からないが、長く感じる道のりだ。登山口に戻り、今宵の宿、夕張フォレストYHへと向かう。

アルバム

滝見亭北海道の滝」に「芦別川三段滝'06-07_」「布部川'06-07_」があります

三段滝公園の三段滝
不動ノ滝6m2条
第一丸木橋を渡って振り返る
二段ノ滝下段10m
二段ノ滝上段7m
蒼天ノ滝12m
第二丸木橋
赤岩ノ滝
昇竜ノ滝
原始ヶ原

MR574_夕張岳(夕張)'06-07

MR575_十勝川源流霧吹ノ滝・霞ノ滝・秘奥ノ滝見物(大雪・十勝)'06-07

MR576_社台川社台滝見物(支笏洞爺)'06-07

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