布部川不動滝見物(十勝)

date 2005/7/18 雨
コース 原始ヶ原登山口〜不動ノ滝〜下の滝4m〜原始ヶ原登山口
実働 登り:40m、下り:33m、計:1h13m。天人峡の滝見:53m。
概要 雷雨で富良野岳登山断念、不動ノ滝見物のみ。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:山道・踏跡、:溯行、=:車
【7月18日】 曇のち雷雨のち曇
層雲峡YH 5:10=5:15流星・銀河の滝駐車場5:50=9:05原始ヶ原登山口10:00→10:40
不動滝10:5511:20銀河ノ滝4m 11:30→11:38原始ヶ原登山口12:10=13:40
天人峡駐車場13:55→14:10分岐14:20→→14:30敷島ノ滝14:45→→分岐14:55→
15:00羽衣ノ滝展望台15:12→15:14分岐15:24→15:35天人峡駐車場15:45=16:10旭岳温泉
大雪山白樺荘YH(泊)
使用装備 長靴、ヘルメット、傘、ストック、三脚、E-1、14-54mmF2.8-3.5
不用装備
記録  北海道の山登り、三日目。原始ヶ原登山口から、沢コースで富良野岳へと登る予定だったが、雷雨に見舞われ、駐車場で足止めを喰らう。

【7月18日】 曇のち雷雨のち曇
 層雲峡YHを出て、流星・銀河ノ滝を再度見物後、富良野岳山麓、原始ヶ原登山口へと向かう。登山口に到着する頃には、雷鳴轟き、土砂降りの雨となる。一時間ほど、車内に閉じ込められる。これでは、とてもじゃないが、富良野岳往復は無理そうだ。

 少し、小降りになったので、滝コースの不動滝だけでも、見物しに行くことにする。長靴を履き、雨具を着、ビニール傘を差して、滑り易い泥んこ道を辿る。道は、一旦布部川に降り、最初の滝:銀河ノ滝4mの少し手前で、右岸を登り気味に巻いている。帰りに撮影することにして、先を急ぐ。その後も、右岸沿いの登山道を、上り下りしながら進む。

 土砂降りの後とあって、水量は多い。道は、不動滝下で沢に降り、再びV字型に登り返して、不動滝を巻いている。本命の不動滝6m2条を撮影しよう。

 この後、二段ノ滝まで行くつもりで、不動滝を巻き始めるが、途中で思い直し、引き返すことにする。最初の滝:銀河ノ滝の下流まで戻り、沢に入って右岸をヘツる。水量が多くて、あまり近くまでは寄れなかったが、何とか撮影出来た。

 まあ、ひとまず、滝二つを撮影出来たので、そこそこ満足して引き揚げる。登山口近くまで戻ると、富良野岳方面から下山して来たパーティに追い付く。あの雷雨の中、山頂近くでは、さぞや怖かったであろう。

 この後、天人峡へと向かい、満車状態の天人峡温泉駐車場に、何とか空きを見付けて車を停める。早速、羽衣ノ滝と敷島ノ滝を見に行こう。忠別川は、朝方の雨で増水し、濁流と化している。長靴にストック、ヘルメットも用意する。

 '04年の台風で崩れたとされる遊歩道は、堰堤を右岸から巻き、吊橋を渡って、左岸に移る。その先で、川に降り、崖の下をヘツる場所があるのだが、ルートは既に水没し、濁流に洗われている。更に増水したら、戻れない。かなりビビる。水没した岩の上を歩き、臑程度で通過する。

 再び左岸をトラバースする遊歩道は、滝手前で川原に降りている。滝に近付くと、猛烈な瀑風と飛沫が押し寄せる。まさに、濁流と化した忠別川。怒濤の敷島ノ滝。落差20m、幅60mとされている。

 先程の、崖下通過が心配で、早々に切り上げる。難所の水量は変化しておらず、無事通過。吊橋を渡って、堰堤下に戻り、今度は羽衣ノ滝展望台へ登ろう。展望台へは、二見川右岸の階段を登る。展望台からの滝の眺めは、水量も豊富で、なかなか良い。

 涙壁上の滝見台からの撮影は、明日にして、今日の予定は、これで終了。車に戻り、今宵の宿:旭岳温泉の大雪山白樺荘YHへと向かおう。

アルバム

滝見亭・北海道の滝」に「空知川布部川'05-07_」「忠別川天人峡'05-07_」があります

布部川不動滝手前滑小滝
布部川不動滝
布部川不動滝
布部川銀河ノ滝
布部川銀河ノ滝
忠別川敷島ノ滝
二見川羽衣ノ滝

MR541_ニペソツ山(東大雪)'05-07

MR542_天塩岳(北見)'05-07

MR543_ニセイカウシュッペ山(北大雪)'05-07

MR545_羽衣ノ滝滝見台(大雪)'05-07

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