乗鞍岳・猫岳・平湯スキーツアー(北ア乗鞍)
date | 1982/3/22-23 |
コース | 位ヶ原山荘〜肩ノ小屋〜剣ヶ峰〜肩ノ小屋〜摩利支天岳〜鶴ヶ池のコル〜桔梗ヶ原〜大丹生岳〜土俵ヶ原避難小屋〜猫岳〜大崩山〜猫の小屋〜平湯峠〜平湯野営場 |
実働 | 第一日:4h27m、第二日:1h40m、計:6h07m |
メンバー | すうじい、カニ |
概要 | 朝方のガスも消え、快晴白銀世界の展望ツアー。 |
行程 | →:ツボ足、→:シール、**:アイゼン、〜:スキー 【3月22日】 強風ガスのち快晴 位ヶ原山荘7:50→8:30 2610トイレ8:40→9:00肩ノ小屋9:15**9:45剣ヶ峰10:00**10:20肩ノ小屋10:40**11:20鶴ヶ池コル手前11:35〜11:55桔梗ヶ原12:30→12:45大丹生岳12:55〜13:05土俵ヶ原避難小屋13:15〜13:20猫岳手前コル13:35→13:55猫岳14:10〜14:15コル14:25→14:32大崩山14:40〜15:10猫の小屋15:40〜15:45 BP(泊) 【3月23日】 快晴 BP 6:40〜スカイライン7:30〜7:45平湯峠7:50〜8:25平湯野営場9:17=10:20高山 |
記録 | 大学体育会主催の、「乗鞍山岳スキー講習会」最終日、他の参加者達と別れ、乗鞍〜平湯のツアーに出掛けたのであった。天気に恵まれ、快適なツアーとなった。 【3月22日】 強風ガスのち快晴 位ヶ原山荘での朝食後、他の講習生に見送られて、シールで肩ノ小屋へと向かう。屋根板坂から、位ヶ原を経て、肩ノ小屋へと至るコースは、講習中何度も辿ったので、ガスの中でもスムーズに進む。途中、2010トイレでの休憩を交え、実働1時間で肩ノ小屋に至る。 ザックとスキーをデポして、アイゼン・ピッケルで剣ヶ峰をハントする。強風ガスの中で、剣ヶ峰山頂に立つが、吹き出しも二日目なので、「そのうちパカッと晴れるさ」と楽観的である。 肩ノ小屋に戻ると、板と荷を背負い、摩利支天岳に登る。富士見岳とのコルから、車道沿いにトラバースし、鶴ヶ池のコル手前からスキーに乗る。この頃から、空は例の黒っぽい快晴となり、白銀の峰々が眼に痛い。大黒岳西側のコルから桔梗ヶ原へは、快適な滑降が楽しめる。桔梗ヶ原での大展望に、思わず大タルミとなる。槍・穂高・笠が美しい。 大丹生岳をシールでハントし、土俵ヶ原避難小屋まで滑降する。烏帽子岳の特異な姿が、目を引く。この辺で、他パーティ2〜3組に抜かれるが、我々はマイペースで行く。土俵ヶ原避難小屋は、閉鎖されていて、使用できそうもない。ここから少し歩くが、すぐに快適な下りとなる。 猫岳手前コルで、猫岳ハントを決意する。東側に雪庇が発達しているので、すうじいトップになり、シール登高。予想外に早く山頂に達し、大崩山へ向かって、快適なクラスト大斜面を楽しむ。大崩山へ、僅かにシールで登り返すと、今度は樹林を縫っての滑降だ。カニ君のスキーの上達ぶりに比べると、すうじいの連続転倒は、いったい何を意味するのか・・・。深雪では、板は長い方が有利で、ビンディングの位置も後方が有利ではあるが。 2365の肩付近で、北に寄り過ぎた方向を修正し、西へ西へとトラバースすると、スカイラインが見え、二つ目のヘアピンカーブに、猫の小屋がある。 時間は午後3時を過ぎており、雪も腐っているので、ここら辺の樹林でビバークする事に決定。車道から2-3m下に適地を見付け、整地(雪?)してツェルトを張り、同時に天気図をとる。木々の間から笠ヶ岳が垣間見られる、素敵なサイトである。ゴアツェルト+銀マットは、全く濡れを感じさせず、雑巾タオルの効果とあいまって、最高のコンディションだ。 【3月23日】 快晴 十分明るくなってから、BPを出発する。郡界尾根を離れ、スカイライン北側の尾根沿いに下る。雪はしっかりクラストして、ガリガリと、少々滑りが良すぎる。2010のヘアピンから、北の方へ小沢を下り、途中西へ尾根を一つ乗越して、隣の小沢の急斜面を滑って、スカイラインへと降りる。 ここからスカイラインを、平湯峠までまっしぐら。クラストした雪面は、スピードが出過ぎるので、これを殺すのに汗をかく。平湯峠からは、除雪していない車道沿いに、平湯方面へと下る。カニ君は、果敢にショートカットを試み、道路のフェンスに遮られたりして、苦労していた。途中から、除雪された道路となるので、右手の林の中を滑走し、「平湯野営場」に至る。 まだ9時前でもあり、温泉入浴は止めといて、小一時間物干しとウダウダをして、高山行きのバスに乗る。バスに乗り込むときは、荷物まとめに大慌てだった。高山で、名物「朴葉味噌定食」を食べて、青春18キップで名古屋に出た。お金が無くて、お土産も買えないほどだったが、満足感が残る山行だった。 |
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