行縢山雄岳・行縢滝(祖母傾大崩)

date 2010/9/25 晴
コース 林道終点駐車場〜南面崖下コース〜雄岳〜峠〜行縢滝〜林道終点駐車場
実働 登り:2h05m、下り:1h05m、計:3h10m。
概要 南面崖下コースから雄岳、帰りに行縢滝見物。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:登山道・踏跡、\\:藪漕ぎ・不明瞭な踏跡、=:車・交通機関
【9月25日】 晴
博多5:06=9:25林道終点駐車場9:50\\→十字路10:00→\\11:00ガレ窪11:05\\→12:00雄岳12:15→12:55行縢滝13:35→14:00林道終点駐車場14:20=15:50高千穂(泊)
使用装備 軽登山靴、μ725SW、E-1、ED12-60mmF2.8-4SWD、三脚、GPS
不用装備
記録  休日千円を利用し、太宰府ICから佐伯ICまで長駆、行縢山へと向かう。今回のコースは、雄岳南面の崖下をトラバースして尾根に乗り、雄岳に直接出るという、スグレモノであるが、一部踏跡が不明瞭な所があった。帰りには、勿論、行縢滝を見物して下った。

【9月25日】 晴
 林道終点は広場になっていて、駐車スペースとなっている。ここは素直に、行縢川左岸沿いの山道を辿るべきなのだが、そのまま涸れゴーロに突入し、右岸側を藪漕ぎして登った。やがて、人の声がして、行縢神社方面からの登山道に出る。

 行縢神社からの登山道と林道終点駐車場からの登山道とが合流する場所が、崖下コースの入口となっている。落石のため、通行止らしい。崖下だから、落石はあって当たり前のような気がするが・・・。今回、ヘルメットを持参していないのが、ちと気になる。

 例によって、通せんぼを潜り抜け、崖下コースを登って行くと、右手に雌岳が聳え立つ。正面には、バーンと絶壁が現れる。絶壁を前にして、左手へと崖下トラバースが始まる。薄暗い樹林と岩根に挟まれたルートである。

 岩根沿いに登って行くと、時折頭上が開けて、岩壁に陽が当たる。さらに、崖下沿いに進む。途中、数ヶ所の細い水場がある。水場と言っても、岩壁を水滴が連なって滴り落ちているような感じだ。

 やがて、顕著なガレ窪に出る。上方に、かなりの高度の岩壁が望まれる。踏跡は、このガレ窪を横断しているようだ。このガレ窪を横断する辺りから、踏跡は急に不明瞭となる。目印もグッと減って、ウロウロと踏跡を探し回る。

 数少ない目印が、斜面を左上方へと登っているようなので、その方向へと進むと、やがて顕著な小尾根に乗る。小尾根に乗ると、再び踏跡がハッキリして、小尾根に沿って登る。しばらく登った後、左手へとトラバースする。

 傾斜の急な尾根に乗り、これを登って行くと、岩壁の下に出る。岩根に沿って、右へとトラバース気味に登れば、樹林の斜面の中の踏跡になり、やがて山頂の人々の声が聞こえて来る。樹林斜面を抜けると、頂上直下の岩壁下の草付を左上し、岩稜に乗る。山頂は目前だ。

 雄岳山頂へ向け登りながら、展望を楽しもう。足下には、南面の樹林が、広がっている。東方には、尖った雌岳の姿が、目を引く。雄岳山頂は、登山者で賑やかだ。雄岳山頂からは、延岡の海岸線が見える。雌岳が招くが、今回は登らないで帰ることになりそうだ。

 山頂で小休止後、下山開始する。北側へ下り、小尾根から右手の沢状右岸沿いに進む。やがて、行縢滝上流の行縢川源流を横断する。行縢川源流を横断すると、間もなく三叉路に至る。右手の、峠を経て行縢滝・登山口方面への道を辿る。

 峠には、祠がある。峠を過ぎると、行縢滝の左岸巻道となり、一気に高度を下げてゆく。やがて、行縢滝分岐の道標があり、一群の登山者が休憩している。行縢滝は、今山行の目的の一つなので、当然寄って行かねばならない。

 トラバース道を進むと、間もなく行縢滝が見えて来る。大岩壁を、水流が上方から滑り落ちて来る。大岩の上に乗り、見上げてみよう。右手に寄って、横から見ると、逆光が厳しい。落口を見上げれば、青空に飛沫が映える。欲を言えば、もう少し水量が欲しい。40分ほど撮影して、下山にかかろう。

 滝見橋の中程から、行籐滝を振り返る。やはり、もう少し水量が欲しいところだ。再び崖下コース入口の十字路に戻る。帰りは、林道終点駐車場への山道を辿ろう。駐車場からは、行縢川沿いの車道を下り、国道に出て高千穂YHへと向かう。

MR656_ 英彦山(英彦山)'10-09

MR658_ 祖母山(祖母傾大崩)'10-09

MR659_ 緑川越早滝見物(九州中央)'10-09

GPS軌跡

アルバム

林道終点駐車場
崖下コース入口
雌岳
岩壁現る
崖下トラバース
岩壁を見上げる
崖下を行く
岩壁に雫滴
ガレ窪から岩壁
ガレ窪横断
小尾根に乗る
小尾根を振り返る
再びトラバース
雄岳直下の岩壁
稜線を見上げる
稜線から南面俯瞰
稜線から雌岳
稜線から雄岳
稜線から雄岳
南稜方面を振り返る
雄岳山頂
雄岳から雌岳
雄岳から海岸線
沢状右岸を下る
行縢川源流横断
三叉路
三叉路
峠の祠
行縢滝分岐
行縢滝
行縢滝
行縢滝
行縢滝
行縢滝
滝見橋から
崖下コース入口

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