英彦山(英彦山)

date 2010/9/23 霧雨のち雨
コース 高住神社登山口〜北岳〜中岳〜南岳(往復)
実働 登り:1h28m、下り:1h17m、計:2h45m。
概要 雨の中、高住神社から北道を往復。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:登山道・踏跡、=:車・交通機関
【9月23日】 霧雨のち雨
福岡空港9:00=10:55高住神社駐車場11:45→稜線12:25→北岳12:40→13:13南岳13:18→北岳13:50→14:35高住神社駐車場15:00=17:50福岡空港18:07=博多(泊)
使用装備 軽登山靴、μ725SW、GPS
不用装備
記録  この日は、朝から雨が降っていたが、昼過ぎからは曇の予報であった。天候回復を少し期待して、高住神社の豊前坊駐車場へと向かった。

【9月23日】 霧雨のち雨
 駐車場で小一時間待機するも、霧雨状態はさほど変化しない。あまり出発が遅くなるのは不味いと思い、出来るだけ軽装で、雨具を羽織る。コンデジとGPS、飲料と行動食はポケットに入れておこう。高住神社の参道階段を登り、豊前坊で右折する。登山道入口に、北道コースの案内図が描かれた看板がある。

 しばらく沢沿いの不明瞭なルートを進み、やがて沢から離れ、濡れて滑り易い岩々道を登る。次第に傾斜が強くなり、寝不足と相俟って、ちとフラフラする。雨が続いているためか、半ばゴーロ沢登り状態で、軽登山靴ではなくて、渓流靴にすべきだったか?と考えたほどだ。

 溶岩の壁と名付けられた場所を過ぎ、木製の長い階段を登ると、稜線に出る。風の音が、次第に強くなる。稜線に出てから15分ほどで、北岳に至る。ここには、磐境と呼ばれる聖域があって、立入禁止になっている。さらに5分ほど縦走路を進むと、小岩の前に3対の阿吽の白蛇が並んでいる。薄暗い山道では、結構不気味である。

 歩き易かった縦走路は、次第に岩々した急な登りとなり、北岳から20分ほどで、細長い中岳の一角に出る。平坦になった道を進むと、英彦山山頂を示す標柱が立っている。この辺りで、人の話し声が聞こえたが、姿を見ることは無かった。さらに進んで、一段登った所に、上宮の建物があった。

 南岳へは、一旦下って登り返す。三角点のある南岳山頂は、英彦山最高点となっている。コンクリート製の休憩舎らしき建物があって、雨風を凌ぐことが出来る。屋上の展望台へ登る鉄製の階段は、錆びているためか、立入禁止になっていた。

 雨の中、展望も無いので、行動食と水分補給をしたら、サッサと引き上げよう。南岳から北へと下り、再び登り返して、中岳の上宮の前を通る。中岳山頂広場の標柱を見て、岩々した山道を下り、平坦な縦走路を北岳へと登り返す。

 あとは、滑らないよう気を付けながら、ひたすら下る。最後の沢沿いは、ルートが結構判り難い。豊前坊に下り着いて、ホッとする。結局、山中では声を聞いたのみで、人の姿を見なかった。

 駐車場に戻って、濡れた服を着替え、レンタカーを返却するため、福岡空港へと車を走らせた。

MR657_ 行縢山雄岳・行縢滝(祖母傾大崩)'10-09

MR658_ 祖母山(祖母傾大崩)'10-09

MR659_ 緑川越早滝見物(九州中央)'10-09

GPS軌跡

アルバム

北道案内図
溶岩の壁
稜線直下の階段
稜線に出る
北岳の祠
北岳磐境は立入禁止
阿吽の白蛇3対、ちょっと不気味
中岳に立つ標柱
最高点南岳山頂
南岳の休憩舎
中岳の上宮
再び中岳標柱
豊前坊

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