燧ヶ岳入深沢滑降（尾瀬）
| date | 2006/5/5 晴 | ||
| コース | 御池駐車場～熊沢田代～燧ヶ岳～2091独標～入深沢滑降～横田代～燧裏林道～兎田代～兎田代下～兎田代～燧裏林道～御池駐車場 | ||
| 実働 | 7h20m。 | ||
| メンバー | すうじい（単独） | ||
| 概要 | 出戸深沢断念し入深沢滑降、兎田代下で引き返す。 | ||
| 行程 | →：ツボ足、→：シール、**：アイゼン、～：スキー、\\：藪漕ぎ、＝：乗物 【５月５日】 晴 檜枝岐民宿6:30＝6:40ゲート6:45＝7:00御池駐車場7:30→8:10広沢田代8:20→ 9:20 1986P 9:30→10:05休10:15→11:00爼嵓11:40～12:05 2091独標12:10～ 横田代12:45～12:55出戸深沢13:10～13:25裏燧橋13:30～13:40休13:55→14:20 兎田代下14:35→15:30裏燧橋15:40→出戸深沢16:15→16:40上田代16:50～ 17:10御池駐車場17:20＝17:40檜枝岐民宿（泊） 【５月６日】 晴 檜枝岐民宿8:50＝9:25前沢集落9:35＝9:50蛇滝10:30＝10:55木工所11:15＝11:40 道の駅たじま11:55＝12:35道の駅しおばら12:55＝西那須野塩原IC 13:00＝岩槻IC 14:45＝さいたま |
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| 使用装備 | 山スキー専用靴、ストック、スキー、シール、クトー、ヘルメット、E-1、三脚 ED18-180mmF3.5-6.3 |
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| 不用装備 | ピッケル、11-22mmF2.8-3.5 | ||
| 記録 | 一日目の大戸沢岳南尾根から会津駒滑降に引き続き、二日目は燧ヶ岳だ。 【５月５日】 晴 この日も、前夜から頼んでおいたオニギリ弁当を持って、民宿を発ち、七入手前のゲートへと向かう。午前７時オープンということであったが、15分前に通してくれた。予想通り、御池駐車場は雪に囲まれている。 モタモタ準備して、７時半に出発する。シールを貼ったスキーに、クトーを着け、雪の上を歩き出す。広沢田代までの急登をこなし、次の急登手前で小休だ。 熊沢田代手前の1986Pへの登り方は、二段急登をいかに処理するかであるが、先ず正面に取り付いて、左上へと斜上して行き、一段目の広い尾根状に出る。これを辿ると、二段目急登にぶつかるので、これも左上へと斜上して行き、早めに左手の尾根状に乗ってしまう。 そのまま、1986Pを左から迂回して、熊沢田代に出てしまうのが省エネルートであるが、今回は雪が豊富なため、自然と1986Pに出てしまった。ここで、波打つ雪庇状雪壁のある、入深沢源頭付近を遠望偵察しつつ、休憩する。出戸深沢がダメなら、入深沢には滑り込めそうだ。 シールのまま、熊沢田代へとテレマーク滑降し、更にマイペースで登って行く。針葉樹林帯を抜けたあたりで、小休を入れる。この後も、意外と苦労なく、爼嵓山頂に至る。昨日同様、頗る展望が良い。ここで携帯メールを試みるが、今回は全滅であった。 シールを外し、踵を固定する。登攀用のヘルメットを被り、滑降開始。なるべく左寄りに滑降し、2091独標付近へと至る。ここでも、携帯メールは届かず。出戸深沢へのアプローチを試みるが、眼下に白い斜面が見えるものの、急斜面と密林に阻まれ、断念する。 代わりに、お隣の入深沢を、滑降することにする。左岸側は波打つ雪庇状雪壁なので、右岸沿いに滑る方が、快適である。熊沢田代の西側1900M付近で、入深沢がその下も滑降可能であることを確認し、そのまま滑り込む。 その後は、針葉樹林帯ではあるが、意外と快適な滑降が楽しめる。1660M付近で左岸側に乗ると、樹林の奥に白い平地が見え、無事横田代に出る。右岸側に乗れば、上田代に出ることが出来そうだ。 あとは、燧裏林道コースのトレースに合流し、踵解放で三条ノ滝を目指す。出戸深沢を越え、天神田代を経て、シボッ沢に懸かる吊橋「裏燧橋」に至る。休憩していた二人と声を交わし、シートラーゲンで橋を渡る。 更に、踵解放で進み、1440M付近で登り返しが出てくるので、シールを貼る。1452.1三角点の尾根を越えて、赤田代・温泉小屋方面のトレースと分かれ、兎田代へと下る。更に斜面を下降して、最後の急降下手前まで進む。 既に、三条ノ滝の轟音が聞こえる場所である。しかし、もう14:20であり、ここから滝の展望台まで往復すれば、撮影時間込みで１時間はかかるだろう。午後６時のゲートの時間にも、間に合わなくなりそうだ。ここで、時間切れ引き返しを決意し、小休しよう。 兎田代へ登り返し、更に燧裏林道のトレースへ合流する。シボッ沢では、裏燧橋を使わず、雪に埋まった沢床をシールで渡る。ここで、小休。天神田代を経て、出戸深沢を越え、横田代を経て、入深沢を越えると、ようやく上田代に出る。 あとは、ほぼ下りなので、最後の休憩を入れ、シールを外してしまおう。もうすぐ午後５時だが、ここから御池までは、さほど時間は掛からないだろう。踵解放で、上田代を突っ切り、踵を固定して、姫田代まで滑降する。更に御池田代へと下り、踵解放で御池駐車場へと戻る。 簡単に荷物を整理して、駐車場を出る。今年は、予想に反して、しっかり駐車料金1000円を取られた。遅くなったので、モーカケノ滝見物は省略しておこう。七入近くで、下山の携帯メールを送り、檜枝岐の民宿へと帰還する。 【５月６日】 晴 渋滞を避けるため、今日は真っ直ぐ帰ろう、とは思ったものの、前沢集落まで来て、滝見がしたくなる。少し戻り、木賊温泉への西根川沿いの道を遡る。木賊温泉の少し下流側にあるという、蛇滝の看板を探すが、見当たらない。 と、「歓満の滝」という看板のある駐車スペースを見付け、車を停める。車を降りて、偵察しに行くと、写真で見たことのある、幅広の特徴的な滝が目に入る。蛇滝に間違いない。車に戻り、撮影道具を担いで、階段を川原へと降りる。水量豊富な幅広滝で、大いに満足する。一頻り撮影して、車に戻る。 旧舘岩村の木工所に立ち寄ったが、いい感じでも値の張るのに尻尾を巻いて、何も買わずに先を急ぐ。道の駅たじま、道の駅しおばらに寄り、西那須野塩原ICから東北道に乗る。そこそこの渋滞はあったが、さほど遅くならずに帰宅する。 |
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アルバム
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広沢田代を行く |
| ・1986Pより熊沢田代と燧ヶ岳 |  |
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爼嵓から柴安嵓、左奥は至仏 |
| 爼嵓から平ヶ岳方面 |  |
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爼嵓から大杉岳・駒ヶ岳方面 |
| 爼嵓から尾瀬沼方面 |  |
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爼嵓から大杉岳方面 |
| 熊沢田代を俯瞰 |  |
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・2091付近から、入深沢源頭へと滑降する |
| 入深沢右岸沿いに滑降する |  |
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横田代付近 |
| 上田代付近 |  |
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伊南川舘岩川西根川蛇滝 |
| 伊南川舘岩川西根川蛇滝 |  |
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伊南川舘岩川西根川蛇滝 |
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