date 2003/11/3 曇のち小雨
コース 精進ヶ滝駐車場〜遊歩道〜展望台〜右岸高巻道〜前衛滝下〜精進ヶ滝下〜前衛滝下〜右岸高巻道〜九段ノ滝下〜右岸高巻道〜遊歩道〜精進ヶ滝駐車場
実働 2h37m
概要 遊歩道は滝越えの金属階段がキツイ。右岸高巻道は、踏跡が薄い箇所・悪い箇所あり。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:山道・踏跡、:溯行、\\:藪漕ぎ・不明瞭な踏跡、=:車
【11月3日】 曇のち小雨
小淵沢5:40=6:25精進ヶ滝駐車場6:40→7:05精進ヶ滝展望台7:20→7:50前衛10m滝下8:05
8:20精進ヶ滝下9:059:17前衛10m滝下9:25→\\9:50九段ノ滝下10:00\\遊歩道10:15
→10:50精進ヶ滝駐車場11:00=11:50小淵沢温泉
記録  1泊2日の甲州紅葉の旅。一日目は昇仙峡の仙娥滝を見物後、増富の通仙峡の紅葉を見に行った。小淵沢のリゾートホテルに泊まり、二日目は石空川精進ヶ滝偵察に出掛けた。紅葉は、精進ヶ滝林道の途中が最高だった。

【11月3日】 曇のち小雨
 連休最終日、帰りの中央道が渋滞しそうなので、午前中に精進ヶ滝偵察を済ませることにしよう。と言うわけで、早めにホテルを出て、R20に乗り、牧原で右折して、精進ヶ滝林道に入る。駐車場に着いてみれば、既に数台の車が停めてある。

 急ぎ支度して、吊橋を渡る。左岸沿いをしばらく進むと、左手に「フォッサマグナ」への指導標がある。さらに進むと、金属梯子や金属橋が現れ、一ノ滝(魚止滝)、二ノ滝(初見滝)、三ノ滝(見返滝)と越えて行く。金属梯子の急登が、結構キツイ。25分で、展望台に到着。

 既に、数人の滝ヤラレが、三脚を立てている。その隣に三脚を立て、展望台からのショットを、一応押さえておく。ここからでは、精進ヶ滝の全貌は見えない。熊鈴と、ヘルメットを出して、少し戻った所から、川へ下る。

 徒渉して右岸へ渡り、ビニールの目印を参考に、踏跡を見付ける。所々にある目印を拾いながら、高度を上げ、九段ノ滝の高巻きに入る。九段ノ滝への下降点の見当を付け、帰りに寄ることにしよう。小尾根状を登り、やがてトラバースに入るが、結構悪い箇所もある。展望台から30分で、前衛10m滝下に降り立つ。

 ここからの、前衛滝越しの精進ヶ滝は、周囲の草紅葉もあって、なかなかの雰囲気である。前衛滝右手のルンゼ状を登る。これを抜けて、草付状の小尾根上に乗る。ここからの精進ヶ滝は、凄い。対峙する感覚だ。しばらく撮影した後、岩場を下降して、精進ヶ滝下の砂浜に降り立つ。

 砂浜では、滝からの飛沫混じりの風が凄いので、カメラを構えづらい。流れを渡り、右岸の岩々を越えて、台地状に乗ってみる。適当な場所に三脚を立て、また撮影だ。滝が大き過ぎて、画角に入りづらい。精進ヶ滝の高巻きは、左岸のルンゼ状からということらしい。

 もと来たルンゼ状を慎重に下降して、前衛10m滝下に降り立つ。大岩の上に三脚を立て、いい感じの撮影をする。右岸の高巻き道を辿って、九段ノ滝への分岐まで戻る。ここから適当に下降して、九段ノ滝下へ降り立つ。ここでも、大岩の上で三脚を立てる。

 再び、高巻きの踏跡まで登り返し、展望台下で徒渉し、遊歩道へ合流する。ヘルメットを脱いで、遊歩道を下って行くと、登りの滝見客が、ひっきりなしに現れる。三ノ滝に続き、二ノ滝で三脚を立てて撮影していたら、ポツリポツリと雨が降り出す。慌てて撤収し、ひたすら急ぐことにする。

 吊橋を渡り、駐車場に戻ると、車が溢れ、小型のバスまで停まっている。下山のメールを送り、メーターがゼロを指しているガソリンを気にしながら、紅葉真っ盛りの精進ヶ滝林道を下って行く。R20でガソリンスタンドに寄り、小淵沢温泉で汗を流した後、ホテルにカミさんを迎えに行く。

 帰りの中央道では、やはり渋滞につかまったが、50分ほどで解放された。

アルバム

前日の昇仙峡では
高い駐車料金を払って
仙娥滝を見物した
展望台から望む
九段滝とその奥の精進ヶ滝
右岸の巻道から九段滝を越え
前衛10m滝下に出る
前衛10m滝を
右手の草付ルンゼから越え
左岸小尾根に立つ
精進ヶ滝121mの全貌だ
砂浜に降り立ち
猛烈な飛沫と風に耐えて
正面からの精進ヶ滝
右岸側から見る精進ヶ滝
同じくその上部
前衛滝下から
精進ヶ滝を振り返る
帰りには、右岸巻道の途中から
九段ノ滝下に降りてみる
三ノ滝(見返ノ滝)
二ノ滝(初見ノ滝)
ここで小雨が降り出した

MR592_ 石空川精進ヶ滝見物(南ア)'07-10

MR595_ 精進ヶ滝林道から精進ヶ滝見物・九段尾根偵察(南ア)'07-11

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