大洞惣小屋沢偵察(奥秩父)

date 2003/6/6 晴のち曇
コース 大洞橋手前ゲート〜大洞林道終点〜惣小屋沢〜焼小屋沢出合(往復)
実働 6h15m
概要 大洞林道終点から惣小屋沢偵察、焼小屋沢出合まで往復。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:山道、:溯行、\\:藪漕ぎ
【6月6日】 晴のち曇
大洞橋手前ゲート8:30→9:30林道終点9:40\\4m巾広滝9:53(1:10)右岸枝沢10:2210:40
6x12m2条11:0011:45 6m逆くの字12:0012:05 12m二葉瀑12:1513:10焼小屋沢出合13:25
14:25 5m滝下14:4014:45小滝巾広スダレ14:50\\15:25林道終点15:30→16:20林道ゲート
記録  二瀬尾根敗退リンノ峰山スキー敗退に続き、和名倉山初登頂大作戦の第三弾として、mina○さんの報告を参考に、大洞惣小屋沢周回を目論んでいる。今回、先ずは焼小屋沢出合まで、偵察溯行を行った。今シーズン初めての沢登り、また登攀具・カメラ・三脚などかなりの重荷だったので、かなり疲れたし時間も食った。軽量化と、スピードアップが課題である。

【6月6日】 晴のち曇
 二瀬ダムから大洞林道に入り、順調に車を走らせる。サメ沢橋を過ぎた辺りから、さすがに悪いところが出てくる。車体のお腹を擦らぬよう、慎重に運転する。何とか無事に、荒沢橋を越え、大洞橋手前のゲートに至る。

 さっそく身支度して、大洞林道を歩き始める。仙波尾根上部が望まれる。仁田小屋沢を過ぎる頃、鹿かカモシカらしき動物が、落石を起こしながら、斜面に消えた。この先で、左に下って行く林道の名残が別れる。松葉沢を過ぎると、林道は崩壊が激しくなる。幅数十センチになっている場所もある。1時間ほど掛かって、やっと林道終点に到着する。

 この先、小尾根越えの踏跡は、植林地の枝打ちで埋まり、不明となる。やむなく、それらしき小尾根を目指して、落ちた枝を踏んで行く。小尾根上で踏跡を見付け、これを辿るが、小尾根を越えるとすぐに薄くなってしまう。適当に沢へ近付くと、4m巾広滝付近に出る。

 連続する小滝を越えると、ゴーロ状の沢はS字状に屈曲し、右岸には大ガレが現れる。釜を持つ2m滝を右から巻き、3mスダレと続く幾つかの小滝を右岸沿いに通過すると、再び右岸にガレが現れ、右岸から1190M(1:10)の枝沢が出合う。

 今度は左岸に傾斜の急なガレが現れ、錆びたワイヤーが垂れている。4m2条、3m大岩を越すと、やがて小滝巾広階段状となる。続く小滝トヨを越え、2段11mとなる。ここで、三脚を立て、銀塩写真を撮る。これは、6x12m滑滝2条の上に、右岸から1230M枝沢が出合い、本流に5m滝が懸かっているものだ。

 5m滝の上は、トヨナメになっており、やがて傾斜が増して、石滝連続・巨岩ゴーロ帯となる。左岸からザレスラブの枝沢が出合い、傾斜は緩むが、さらに左岸から、奥にスダレ滝を懸ける1298(10:1)の枝沢が出合う。なおもゴーロは続き、右岸にガレが現れる。

 小滝を幾つか越えると、6m逆くの字滝だ。左壁が登れそうではあったが、右岸から巻いて、滝上に降りる。15m二葉瀑が、側壁に挟まれた奥に姿を見せる。三脚を出して撮影する。再度右岸を高巻くが、巻き道から、二葉瀑上の6x10m斜瀑を覗く。巻き道は、6x10m斜瀑の上に降りるが、降り口にアブミが懸けてあった。

 ゴルジュは、なおも小滝が続く。釜を持つ2m滑滝から、トラロープに導かれ、左岸の巻き道を辿る。一旦沢は広くなって、浅いプールとなる。なんだかホッとする。その先で沢は左へ屈曲し、釜に倒木の懸かる6m斜瀑が現れる。高巻きは右岸に2つ踏跡がある。少し大きく巻いた方が、小尾根を越えた後のトラバースで安全そうだ。

 沢に降り立つと、すぐに(3:2)の焼小屋沢出合となる。焼小屋沢は小滝で出合っており、今日の予定はここまでなので、休憩モードに入る。焼小屋沢の冷たい水を汲み、メロンパンを頬張る。さて、そろそろ帰るとするか。

 下りは、さすがに速い。6m斜瀑とその上の小滝群を、右岸から高巻く。浅いプールを突っ切り、小ゴルジュを左岸から巻いて通過する。6x10m斜瀑の落口から、アブミを利用して右岸の高巻き道に入り、15m二葉瀑、6m逆くの字滝などまとめて巻いて、右岸のガレまで下る。

 開けたゴーロ帯になり、1298左岸枝沢出合付近で、ヒメレンゲの撮影をする。巨岩ゴーロ、石滝連続を下って、1230M右岸枝沢出合。焼小屋沢出合から、1時間だ。ここで三脚を出し、5m滝を撮る。6x12m滑滝2条を下り、小滝巾広階段状を振り返って三脚を出す。

 ここから下は、難所もなく、30分ほどで4m巾広滝に至る。踏跡を捜して、小尾根を越え、枝打ちの植林帯を適当に下って、林道終点に出る。小休して、大洞林道を下る。松葉沢付近で、鹿の鳴く声が聞こえる。爪先と足裏が痛くなる頃、大洞橋が見えて来た。

 車に戻って、荷物整理し、大洞林道を走行する。サメ沢橋までは、落石や路面の不整に注意して、慎重に運転する。

溯行図

アルバム

滝見亭・南関東の滝」に「大洞惣小屋沢'03-06」があります

4m巾広滝
2m滝
3mスダレ
4m2条とその上の3m大岩
小滝巾広階段状
2段11m滝
6x12m滑滝2条と
その上の5m滝
間に1230M右岸枝沢が出合う
1230M右岸枝沢出合の5m滝
二葉瀑下の6m逆くの字滝
15m二葉瀑
6x10m斜瀑
浅いプール
釜に倒木の懸かる6m斜瀑
1298付近で見掛けたヒメレンゲ
林道終点の広場へ出て振り返る
植林帯では枝打ちの枝が積もって
小尾根越えのルートが判り辛い

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