MR438燧岳スキー登山（尾瀬）

燧岳スキー登山（尾瀬）

date	2002/5/4　曇時々雨
コース	御池～広沢田代～熊沢田代～爼嵓（往復）
実働	3h25m
メンバー	すうじい（単独）
概要	雪は少ないが、御池からの往復にスキー使用。山頂で雨に降られる。
行程	→：ツボ足、→：シール、**：アイゼン、～：スキー、＝：乗物檜枝岐5:00＝5:20御池6:05→広沢田代6:50→7:35 1986P 7:55→熊沢田代8:00→9:10 爼嵓9:30～熊沢田代9:45→9:50 1986P 10:05～広沢田代10:10～10:25御池10:45＝ 11:00モーカケノ滝11:50＝12:05アルザ尾瀬

記録	檜枝岐の民宿に３泊して、燧岳と会津駒にスキーで登った。今年は、どこも雪が異常に少ない。　朝、民宿を出るとき、雨が降っている。暗い気持ちで、御池目指して車を走らせる。途中、雪は殆ど見られず、御池が近付いても、量は少ない。御池駐車場の周りには、さすがに雪が残るが、例年に比べ、やはり格段に少ないようだ。　雨も殆ど止み、登って行く登山者もいるようなので、駐車場脇から、シールで登り始める。少し行くと、急登が始まる。かなりの急斜面を耐え抜き、傾斜が緩くなってくると、やがて広沢田代に出る。単独の登山者を追い抜き、広沢田代を突っ切り、1986Pへの二段の急登に取り付く。特に、二段目の急登は、最後の急斜面が厳しい。　1986Pで、やっと燧岳が姿を見せる。曇ってはいるが、四囲の山々は意外と見えている。オニギリを一つ食べ、気合いを入れる。平ヶ岳・中ノ岳・越後駒・荒沢岳が立派だ。女峰山・太郎山・奥白根山など日光の山々も見える。シールのまま、熊沢田代までテレマーク滑降する。熊沢田代では、平ヶ岳から荒沢岳の白い山々が良く見える。　休憩する幾つかのパーティを抜いて、斜面に取り付く。針葉樹の疎林に入り、やがて左へ左へと浅い沢状を渡りながら登って行く。森林限界を越え、大斜面の登高が始まる。大きく斜登高を繰り返しながら、着実に高度を稼ぐ。いつの間にか、ポツリポツリ雨が降り出したようだ。　やっとのことで、爼嵓山頂に至ると、10人ほどの先客がいる。柴安嵓にも登山者がいる。展望は、あまり期待できない天気である。雨が本格的になりそうなので、柴安嵓を断念し、シールを外して、そうそうに山頂をあとにする。　折角の大斜面なのだが、展望があまり良くないので、残念だ。三年前のテレマークの時とは大違いで、新しい山スキー板は、ターンがとても楽だ。登高に苦労するパーティを横目に、快適に滑降して行く。ショートスキーの登山者と前後して、あっと言う間に、熊沢田代まで下る。　1986Pまでは、ツボ足で登り返す。例によって、燧岳を眺めながら、ここで最後の休憩をする。1986Pからの急斜面では、テレマークスキーの時には、散々転倒を繰り返したが、今回は楽勝である。広沢田代からの急降下は、一部ブッシュが邪魔な所もあるが、さほど問題なくクリアし、やがて駐車場が見えてくる。　帰りに、モーカケノ滝を撮影しに行く。この時期、水量が豊富なので立派だ。

アルバム

	雨の中、燧ヶ岳展望所から望む
御池駐車場
	シールで登って行く

	広沢田代から・1986P
広沢田代から大杉岳・会津駒ヶ岳
	・1986Pへの登りから、広沢田代を振り返る
・1986Pへの登りから、荒沢岳
	・1986Pから、燧ヶ岳
熊沢田代から、平ヶ岳～荒沢岳
	熊沢田代から平ヶ岳
熊沢田代から中ノ岳
	熊沢田代から荒沢岳
大斜面の登り
	大斜面から振り返る
爼嵓から尾瀬沼
	大斜面を滑降する
・1986Pから、燧ヶ岳を振り返る
	・1986Pから、大杉岳・会津駒ヶ岳方面
モーカケ滝
	モーカケ滝
モーカケ滝
	モーカケ滝
モーカケ滝
	モーカケ滝

MR439_ 会津駒ヶ岳山スキー（駒-朝日）'02-05

へ
へ
へ
へ
の表紙へ
本館トップページへ