金山沢左俣[八丁沢]・両神山(両神)

date 2001/6/17 曇
コース 上落合橋〜金山沢左俣[八丁沢]〜竜頭山・東岳間の稜線〜東岳〜両神山(剣ヶ峰)〜金山沢右俣左沢右岸の登山道〜落合橋登山口
実働 3h40m。
メンバー すうじい(単独)
概要 金山沢左俣[八丁沢]を溯行し、八丁尾根の竜頭山の少し東岳寄りの稜線に出た。
略記録 【6月17日】 曇

7:20上落合橋下のスペースに車を置いて出発。上落合橋から、八丁沢に降りる。小釜をもつ10x20m滑滝を越え、右岸から15m階段スダレ滝の枝沢が落ち合うと、直登できない10m滝となる。右手のカンテ状を登り、左岸の枝沢を横切る。滑り易く、緊張する。

7:50水量比(1:4)の1200M右岸枝沢。この辺りまで、右岸に登山道が沿っているようだ。小釜を持つ5m滝は、右壁を登って、落口へトラバース。

8:00水量比(3:1)の1240M左岸枝沢。奥に滑滝が見える。

8:06水量比(1:4)の1250M右岸枝沢。本流には4m滑滝、その後も滑滝が続く。

8:20二段12m滝下着。直登が一番早かつ安全のようなので、覚悟を決め、雨具上下、ザックカバーを装着する。8:30同発。右から取り付いて、水流をもろにかぶって水線左へ移り、直登する。冷たいが、冷静に登る。ホールド・スタンスは十分だ。

8:35二段12m滝上着。雨具とザックカバーを仕舞う。8:45同発。5m滑滝を越える。

8:50水量比(1:5:1)の1330M三俣。本流は、滑滝と滑の連続。途中、右岸から枝沢が出合う。

9:10右岸に崩壊地。沢が明るくなる。

9:15右岸に枝沢。傾斜のある階段状の滝が続いており、西岳方面へ突き上げるようだ。本流の方は、膨大な土砂で埋まり、伏流となる。これを更に登ると、右岸から涸れ沢、左岸からガレが出合う。伏流の本流を進む。

9:30三俣状。真ん中の本流は益々薮っぽくなるので、左俣に入り、すぐ二俣に分かれる左に入る。少し涸れ滑状を登り、すぐに左手の小尾根に取り付く。灌木の疎林を登れば、やがて稜線に至る。

9:45竜頭山の少し東岳寄りの稜線縦走路に飛び出す。

10:00東岳着。一組のカップルが休憩中。単独のオジサンが現われる。ガスで殆ど展望は得られない。10:25同発。

10:50剣ヶ峰(両神山頂)着。先客数人。10:55同発。通行止のロープをくぐり、大笹方面へ少し戻り、右手へ下る落合橋への道に入る。金山沢右俣左沢源頭の右岸をトラバースする道は、幾つかの枝沢を横切る。左沢を偵察しながら下る。やはり、傾斜の強い滑滝が続くようだ。

11:50落合橋着。

溯行概念図

アルバム

10x20m滑滝
10m滝
右手のカンテを登り、左岸の枝沢を横切る
1200M右岸枝沢か
小釜を持つ5m滝は、右壁を登って落口へトラバース
1250M右岸枝沢か
4m滝かな
2段12mは、シャワーで登る
奥に見えるのは5m滑滝か
5m滝上か、トヨナメ滝俯瞰
1330M三俣付近か
同上
本流のナメは続く
上の写真の少し上流
右岸崩壊地
八丁尾根縦走路で、マイヅルソウ
ギンリョウソウ
剣ヶ峰山頂
剣ヶ峰付近のサラサドウダン
金山沢右俣左沢右岸杣道で、ギンリョウソウ

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