至仏山・三条ノ滝・尾瀬沼・白尾山(尾瀬)

MR80 至仏山・三条ノ滝・尾瀬沼・白尾山(尾瀬)

date 1981/5/22-24 晴のち曇、快晴、 曇のち(下山後)雨
コース 鳩待峠〜至仏山〜尾瀬ヶ原〜見晴〜三条ノ滝〜見晴〜沼尻〜白尾山〜富士見峠〜アヤメ平〜鳩待峠
実働 第1日:12m、第2日:7h10m、第3日:5h48m、計:13h10m
メンバー カニ、すうじい、カーリー、ウニ、Ob君
概要 鳩待峠基点、豊富な残雪の尾瀬周遊。
行程 【5月22日】 晴のち曇
沼田=Taxi=鳩待峠18:52→19:04設営地(幕営)

【5月23日】 快晴
設営地5:31→6:24悪沢岳分岐6:26→6:28悪沢6:34→6:36分岐6:45→小至仏山7:07→7:33至仏山南峰7:55→至仏山7:58→8:44山ノ鼻8:57→竜宮小屋10:02→10:27見晴11:05→11:49温泉小屋11:54→12:09平滑ノ滝12:16→12:46三条ノ滝13:00→14:12見晴18:25→燧分岐18:41→18:50設営地(幕営)

【5月24日】 曇のち(下山後)雨
設営地4:40→5:36沼尻5:45→皿伏分岐6:23→6:40大清水平6:50→皿伏山7:34→8:14セン沢田代8:25→9:04白尾山9:20→富士見小屋9:50→10:15アヤメ平11:08→横田代11:23→12:07鳩待峠12:20=Taxi=沼田
記録  1981年は、例年になく雪が多かった。いつもの年ならミズバショウの花が咲き出す五月下旬の尾瀬でも、きっと残雪豊富だろう、との読みから、尾瀬周遊合宿を企画した。CLはカニ。Ob君の記録をもとに、すうじいなりの山行記録を書いてみよう。

【5月22日】 晴のち曇
 車両故障で30分程電車が遅れ、沼田からタクシーで鳩待峠へ向かう。鳩待峠を、なんとか明るいうちに歩き出すことができた。しばらく雪の上を進み、小屋から見えない、平らな雪面を選んで設営する。既に辺りは暗くなり、簡単な夕食を食べて寝る。意外と寒くなくて、快適な一夜であった。

【5月23日】 快晴
 ど快晴で、真っ青な空と白い山。我々が出発した時には、既に数パーティが至仏へ向かう。快調なペースで、4パーティほど追い抜き、稜線の悪沢岳分岐に至る。空身で悪沢岳を往復するが、山頂からは笠岳・西山・上州武尊方面の展望が頗る良い。

 分岐からのトレースは、小至仏の東面をトラバースしているが、我々は稜線通しの夏道で行く。西風が結構強い。至仏山南峰まで来ると、山頂には登山者がウジャウジャいるのが見える。南峰で休憩し、本峰は通過する。

 至仏山から山ノ鼻目指し、広大な雪斜面を下る。シリセードに絶好のスロープだ。皆、マットを出して、思い思いに滑りを楽しむ。尾瀬ヶ原と燧岳が、次第に近付く。登ってくる登山者の恨めしげな視線を横目に、存分に滑りを楽しむ。樹林帯に入っても、いじこく滑り続け、あっという間に山ノ鼻まで下る。北陸育ちのカーリーが、一番上手かった。みんな楽しそうだったが、ウニの嬉しそうな顔が忘れられない。

 尾瀬ヶ原の木道は、半分が雪の下、半分が水面下というわけで、少々歩きづらい。強い日射しのもと、至仏山を振り返り、燧岳を眺めながら、見晴までロングピッチで歩き通す。

 11時前で、時間が余っているので、三条ノ滝を見に出掛ける。温泉小屋を経、平滑ノ滝を垣間見て、三条ノ滝まで来ると、その水量のあまりの多さに、仰天する。「怒濤」という言葉が相応しい姿である。この滝を登攀したという、誰かさんのクレージーさに、再度呆れる。登り返しは、暑さが更にこたえる。バテバテになって、見晴に戻る。

 まだ、14時過ぎなので、マットを拡げ、トカゲを決め込む。たっぷり日光浴と昼寝をした後、夕食を作って食べる。キャンプ場が騒がしいので、燧分岐から更に少し進んだ樹林帯に設営する。今日は、ホントに全く雲の無い一日であった。

【5月24日】 曇のち(下山後)雨
 昨日、三条ノ滝を往復したので、大清水へ下山という本日の予定を、「皿伏山〜白尾山〜富士見峠〜アヤメ平〜鳩待峠へ下山」という周回コースへと変更させて頂く。今日は、残念ながら曇っている。

 まずは、沼尻へ向かう。尾瀬沼は氷が融けておらず、まだ雪を被っている。沼尻休憩所から燧岳のナデックボを見上げる。安全のため、沼には入り込まず、西岸沿いに進んで、皿伏分岐らしき箇所から、トレース無しのルートファインディング開始。CLカニの好判断で、見事大清水平の雪原に出る。

 ここからはトレースもある。皿伏山への登りは、緩くてだだっ広い尾根だが、赤布などもしっかり付いているので、迷うことはない。下りになると、シリセードに拘るメンバーもいる。嬉しそうなウニ、上手なカーリー。白尾山あたりから、雲行きが怪しくなり、寒くなってくる。アヤメ平の南に、小さいながらも雪庇が出ているのが見える。

 富士見小屋を過ぎた辺りから、また人が増え出す。アヤメ平を過ぎた所で大休止して、紅茶とミルクティーを沸かして、暖を摂る。横田代からは、トレースを無視して、道無き雪原を適当に下る。正規のルートをかなり離れてから、修正して鳩待峠に至る。着いた途端に、雨がパラパラ降ってきた。

 客を降ろした帰りのタクシーに乗り、沼田へ出る。

アルバム
【5月23日】
鳩待峠から少し登ったあたりで、小至仏・至仏山をバックに
上州武尊を横目に、オヤマ沢田代を目指す
オヤマ沢田代付近から、小至仏・至仏山
空身で登った悪沢岳から、奥利根の山々を眺める
悪沢岳から、笠ヶ岳と上州武尊
奥利根・越後の山々を見ながら、至仏山を目指す
至仏山南峰にて、奥利根・越後の山々をバックに
至仏山南峰から、至仏山頂と燧ヶ岳
至仏山から、東方面
至仏山から、原と燧
至仏山から、ムジナ沢と景鶴山方面
至仏山から、奥利根・平ヶ岳方面
至仏山の大斜面で尻セード
至仏山の下りから、尾瀬ヶ原と燧ヶ岳
山ノ鼻手前の樹林帯から、尾瀬ヶ原と燧ヶ岳
しつこく尻セード
山ノ鼻の雪原から、至仏山を振り返る
尾瀬ヶ原から、至仏山
尾瀬ヶ原から、燧ヶ岳
尾瀬ヶ原から、燧ヶ岳
尾瀬ヶ原から、景鶴山
ミズバショウ
リュウキンカ
ミズバショウと山小屋
平滑滝
三条滝
【5月24日】
沼尻付近から、尾瀬沼
尾瀬沼は雪の下だ
沼尻付近から燧ヶ岳
皿伏分岐から大清水平を経て、皿伏山へ向かう
下りの斜面があれば、尻セード
奥白根山かな
景鶴山と平ヶ岳か
燧ヶ岳
白尾山山頂か
白尾山付近から、燧ヶ岳
白尾山付近から、アヤメ平と至仏山
アヤメ平から、至仏山
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