大洞和名倉沢下流部(奥秩父)
date | 2017/9/30 |
コース | 大洞林道三峰分岐〜木橋〜和名倉沢下流部溯行〜三階滝上〜下段道〜木橋〜大洞林道三峰分岐 |
実働 | 登り:hm、下り:hm、計:hm。 |
概要 | 木橋から三階滝上まで溯行、下段道で戻る。 |
メンバー | Km君、すうじい |
使用装備 | 渓流靴、軽登山靴、ヘルメット、ストック、コンデジTG620、GPS、携帯電話、8mmx30mロープ、アイスハンマー、カラビナ、スリング、ハーケン |
不用装備 | 10m細引、ジェットボイル |
行程 | →:山道・踏跡、→:溯行、→:藪漕ぎ・踏跡無し、車:=。 【9月30日】 =0:15大洞林道三峰分岐P 6:30→7:00木橋7:30→9:10弁天滝下9:25→6m直瀑下10:15→10:50氷谷出合11:05→11:55三階滝上12:25→下段道・中段道分岐小屋掛13:20→14:25大洞林道三峰分岐P 14:55= |
記録 | 学生のKm君と、和名倉沢下流部溯行に出掛けた。 【9月30日】 前夜、自宅の最寄り駅でKm君をピックアップして、大洞林道三峰分岐へ向かう。分岐脇のスペースに駐車し、テントを張って寝る。 翌朝、和名倉沢下降点から急降下し、大洞に懸かる吊橋を渡って、和名倉沢の木橋に至る。溯行準備して、ここから入渓する。少し行くと、左岸に数本木の生えた大岩のある石滝を越え、3mインゼル滝トヨ3条を過ぎる。 小滝の上のトヨナメの先には、右岸から涸れスラブ枝沢が出合う。流れは右に屈曲し、連瀑帯連瀑帯が始まる。2段6m、小滝幅広、3x6mと越えて行くと、屏風滝6m大釜となる。右岸の草付斜面を登りバンド状をトラバースして巻くと、水流沿いはツルツルの5m大岩滝が続く。左壁の弱点を登って、慎重に越える。 少し開けて、左岸から出合うゴーロ沢は、石津窪である。石津窪を登れば、エスケープの下段道に出るだろう。本沢を行けばすぐに、立派な大釜を持つ弁天滝12mが現れる。ここで、撮影をしながら、休憩する。この滝は、左岸の斜面を登って巻く。左岸巻途中で、弁天滝上流に小滝が見える。 巻き終えると、しばらくゴーロが続き、石滝連続から大岩ゴーロとなる。右岸にガレを見て、5m逆くの字、5x10mS字滑滝を越えると、再び右岸にガレを見て、平流川原となる。2段3m石滝を越えると、右岸から枝沢が出合う。釜を持つ6m直瀑を左岸から巻くと、再び川原状となり、左岸から枝沢が出合う。 小滝、4m滝を過ぎると、滑滝連続となり、右岸から(1:3)の水量比で、2段18m出合滝を懸ける氷谷が出合う。ここでも、滝撮影をしながら休憩する。ここまで来ると、あとは三階滝さえ越せば、下段道経由で木橋まで戻ることが出来る。、 3x6m、3mトヨナメ、小トヨナメと過ぎれば、三階滝の4x6mトヨナメ2条U字滝が現れる。続く6m滝を右岸から巻くが、巻き終わりの付近で、二人ともハチに刺された。ハチ刺されの既往があり、暫し経過を観察するも変化無く、溯行再開。6x8m上ナメ、小滑滝を越え、下段道入口終了点に至る。 大休止の後、下段道をトラバース開始。始めは、かなり荒れた踏跡だが、氷谷対岸付近になると安定してくる。山ノ神、石津窪を経て、中段道分岐の小屋掛を見ると、木橋へ向け下り始める。木橋から大洞に懸かる吊橋を経て、和名倉下降点への登り返しがキツイ。下降点から車道を歩いて、林道三峰分岐の車に戻る。 |
GPS軌跡
沢沿いのためGPS軌跡が暴れるので省略
溯行概念図
アルバム
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3mインゼルトヨ3条 |
連瀑帯入口2段6mの上部 | ![]() |
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3x6m滑滝 | ![]() |
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屏風滝6m大釜 |
屏風滝6m大釜 右岸から巻く |
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弁天滝12m |
弁天滝12m 左岸ガレルンゼを登って巻く |
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弁天滝左岸巻途中から上流小滝 |
5m逆くの字 | ![]() |
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5x10mS字ナメ滝 |
5x10mS字ナメ滝を俯瞰 | ![]() |
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釜を持つ6m直瀑は、左岸から巻く |
小滝と4m滝 | ![]() |
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氷谷出合の2段18m滝 |
氷谷出合の2段18m滝 | ![]() |
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三階滝の6mナメ滝 右岸巻終わり付近で、二人とも蜂に刺された |
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