七滝遊歩道から両神山(両神)

date 2005/1/9 晴のち小雪のち晴
コース 日向大谷〜七滝遊歩道〜剣ヶ峰〜清滝小屋〜日向大谷
実働 登り:4h15m、下り:2h、計:6h15m。
メンバー すうじい(単独)
概要 雪の七滝遊歩道から、氷瀑見物を兼ねて両神山へ、白滝からアイゼン使用。
行程 →:ツボ足、**:アイゼン、:スキー、=:乗物、:チェーン
【1月9日】 晴のち小雪のち晴
さいたま5:20=7:05小鹿野7:25=7:35薬師の湯7:508:15日向大谷8:45→9:30長井屋沢上ベンチ
9:40→白滝入口10:20→10:30白滝10:55**白滝入口11:00**11:15赤滝11:35**12:40産泰尾根
合流点12:50**両神神社本社13:30**14:05剣ヶ峰14:10**両神神社本社14:35**産泰尾根
合流点14:55**15:00清滝小屋15:10**15:55会所16:05→16:30日向大谷16:4517:05薬師の湯
17:40=20:00さいたま
使用装備 アイゼン、ピッケル、ヘルメット、ストック、E-1、11-22mmF2.8-3.5、三脚
不用装備 8mm x30mザイル、EC-14
記録  もう丸一年も、両神山に登っていない・・・と言うことで、氷瀑見物も兼ねて、雪のある両神山に出掛けてみた。

【1月9日】 晴のち小雪のち晴
 道路にも雪が残っていると言う情報もあったので、正丸トンネルのR299を避け、R254とR140経由で秩父へ向かう。R299に入り、小鹿野バイパスで、朝日を浴びる両神山を撮影する。例のコンビニで、食糧調達し、両神村の「薬師の湯」駐車場で、チェーン装着。日向大谷への道は、途中から凍結していた。

 登山口の日向大谷を出たのは、9時近くになっていた。アイゼン・ピッケル・ザイル・カメラに三脚と、ちょっと重荷だ。気が急いて、ペースが速過ぎたか、長井屋沢上のベンチで休憩する頃には、喉がカラカラだ。この先、沢沿いが日陰になると、20cmほどの積雪だ。正月のトレースらしき跡はあるが、新雪が被っている。

 白滝入口から、斜面をラッセルして、白滝下に出る。ここでアイゼンを装着し、白滝氷瀑を撮影する。この時だけ、ピッケルが役に立つ。突然、バコッと言う音と共に、氷塊が落下する。ヘルメットは必携だ。滝身の表面は凍結しているが、その下を水が流れていた。

 ゴルジュを高巻く登山道に戻り、急登に喘いだ後、ゴルジュ上から赤滝を見物する。この辺りで、雪が舞い出す。おいおい、今日って快晴じゃなかったんかい。養老ノ滝は凍結していたが、積雪の中でパッとしない。久々の重荷と本格的な急登に、かなりバテ気味である。

 産泰尾根合流点で、清滝小屋からのトレースに合流した時は、かなりホッとした。ここまでで、4時間かかってしまった。雪も、かなり降っている。パンを口に入れ、アミノ酸飲料を補給すると、少し元気が出た。まあ、行ける所まで行って、無理なら引き返そう。

 産泰尾根に取り付き、核心の岩場を越えた辺りで、下ってくる単独登山者に遭う。両神神社奥社までの登りが、堪えた。大腿の筋力が、かなり落ちているようだ。稜線に乗ると、風が冷たい。剣ヶ峰付近は、雪が飛ばされていて、鎖が出ていた。14時過ぎに山頂着。降雪で展望も無く、寒いので、早々に引き返す。

 下りは、結構楽チンだった。雪も止み、精神的にも楽になる。産泰尾根の核心岩場も、鎖とロープに頼れば、難無く通過。清滝小屋まで下ると、屋根のあるベンチで小休する。小屋から出てきた、別の単独男性を、途中で追い抜く。白藤の滝は、時間が押しているので、今回は断念する。一昨年の1月には、完全凍結していたっけなあ。

 会所のベンチで、アイゼンを外し、クタクタの脚に鞭打って、日向大谷まで頑張る。16時半に、無事車に戻る。

 バスがやって来たので、入れ代わりに、慌てて駐車場をあとにする。凍結した急斜面など、慎重に下り、その後もチェーンのまま、薬師の湯へ向かう。ここでチェーンを外し、携帯メールで下山連絡。往路を忠実に辿って、帰宅する。

アルバム

滝見亭・北関東の滝」に「赤平川薄川七滝沢'05-01」があります

小鹿野バイパスから
朝日を浴びる両神山
白滝氷瀑
同じく白滝氷瀑
赤滝俯瞰
養老ノ滝下の氷瀑
養老ノ滝氷瀑
剣ヶ峰直下にて

両神山の山行記録へ
のホームページの館へ
の表紙へ
本館トップページへ