七滝沢遊歩道・両神山(両神)

MR454 七滝沢遊歩道・両神山(両神)

date 2002/11/9 晴のち雪
コース 日向大谷〜七滝沢遊歩道〜剣ヶ峰〜清滝小屋〜日向大谷
実働 5h10m。
メンバー すうじい(単独)
概要 七滝沢遊歩道から天理尾根下降の予定が、稜線での降雪で、剣ヶ峰で引き返す。
行程 日向大谷8:15→会所8:45→8:50長井屋沢上ベンチ9:00→9:30白滝9:40→9:50赤滝10:05
→10:40養老滝10:45→10:55七滝沢遊歩道分岐11:00→11:55剣ヶ峰12:05→13:00清滝小屋
13:05→白藤滝入口13:15→13:25白藤滝13:40→白藤滝入口13:45→14:15会所14:20→
14:45日向大谷
記録  日向大谷基点で、七滝沢遊歩道から剣ヶ峰に登り、前東岳から天理岳へ縦走し、奈良尾沢峠から日向大谷へ戻るという計画だったのだが、出発が遅かったのと、稜線で降雪に見舞われたことから、剣ヶ峰で引き返した。

 強い冬型になっているため、寒い朝だった。日向大谷口のバス停横駐車場は、既に満車だ。少し戻った所の駐車場に、車を入れる。身支度して出発したのは、既に8時を過ぎていた。バス停前から階段を登り、両神山荘前を通る。ポストに登山届を出しておく。

 30分で会所に至り、七滝沢遊歩道に入る。左岸の顕著な枝沢である長井屋沢を渡り、少し登ると、眺めの良いベンチがある。思わず三脚を出して、紅葉写真を撮る。遊歩道は、しばらく左岸沿いを登っているが、やがて右岸に渡る。間もなく、七滝入口の白滝への踏跡が分岐する。白滝は、水量が少ない上に、地形的に写真が撮り辛いので、デジカメでお茶を濁す。

 遊歩道に戻って、七滝ゴルジュを高巻く。いつの間にか、赤滝入口の指導標まで出来ている。折角なので、見物に行く。遊歩道に戻ると、この辺りから、雪がうっすら積もっている。しばらく、急登に喘いだ後、養老ノ滝も見物できる。やはり、水量が少ない。

 ここから、ひと頑張りで、清滝小屋からの登山道に合流する。産泰尾根に取り付き、木の根頼りの急登をこなし、やがて両神・御嶽両神社の前に出る。吹き出しによると思われる雪が、次第に強くなるので、雨具の上を着込む。辺見尾根上では、更に雪と風が強い。滑らぬよう気を付けながら、主脈の八丁尾根の剣ヶ峰を目指す。

 剣ヶ峰では、さすがに登山者が多いが、みな早々に引き上げる。八丁尾根縦走に向かう人々も、少数ながらいるようだ。本来なら、前東岳まで行って、天理尾根の下降が出来るか偵察すべき所だ。しかし、次第に強まる風雪に、躊躇しているうち、縦走開始の刻限正午を過ぎ、引き返すことにする。

 下りは、一層滑り易く、すれ違う登山者の皆さんが下る頃は、もっと大変だろうなと、心配してしまう。七滝沢遊歩道で拾った、枯れ枝の杖が、大いに役立つ。産泰尾根から清滝小屋へ下れば、あとは殆ど雪の影響は無い。

 白藤滝を見物に下り、撮影していたら、また激しく雪が降り出した。追い立てられるように、登山道へ戻る。会所まで一気に下り、小休の後、日向大谷まで下る。バス停横の駐車場の車は、ほぼ姿を消していた。下の駐車場は、ほぼ満杯になっていた。

アルバム

滝見亭・北関東の滝」に「赤平川薄川七滝沢・本流'02-11」があります。

長井屋沢上のベンチから
紅葉の七滝沢上流を見上げる
この頃はまだ晴れていた
七滝入口の白滝
七滝出口の赤滝を、左岸から見下ろす
同じく左岸から、赤滝下ゴルジュを俯瞰
養老滝下部
養老滝上部
山頂直下の稜線
激しく雪が降り出した
剣ヶ峰付近
剣ヶ峰の祠と雪
前東岳〜天理岳の縦走は
早々に日和る
両神・御嶽神社への下り道
御嶽神社の狼狛犬
こちらは両神神社の狼狛犬
清滝小屋からの下りで
白藤滝を見に行く
白藤滝中・下部

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