大雪渓から白馬岳・五竜岳・鹿島槍・爺ヶ岳(北ア)

date 1979/8/8-11
コース 猿倉〜大雪渓〜白馬岳〜村営宿舎(幕営)〜杓子岳〜白馬鑓ヶ岳〜天狗ノ頭〜唐松岳〜五竜山荘(幕営)〜五竜岳〜鹿島槍ヶ岳〜冷池(幕営)〜爺ヶ岳〜種池〜柏原新道登山口
実働 第1日4h50m、第2日7h55m、第3日6h15m、第4日3h20m、計22h20m
メンバー すうじい、やそう君
概要 大雪渓から白馬三山、快晴の後立山大展望とお花畑縦走。
行程 【8月8日】快晴
白馬=猿倉6:25→55m→白馬尻→25m→大雪渓入口→1h05m→葱平→45m→小雪渓→1h→11:50村営宿舎→25m→白馬岳→15m→村営宿舎(幕営)

【8月9日】快晴
村営宿舎4:30→1h05m→杓子岳→50m→鑓ヶ岳→35m→天狗山荘→20m→天狗ノ頭→1h20m→不帰T峰→40m→10:40U峰北峰→50m→唐松岳→10m→12:20唐松山荘13:05→2h05m→15:30五竜山荘(幕営)

【8月10日】晴
五竜山荘6:00→50m→五竜岳→2h20m→9:55キレット小屋10:45→1h05m→鹿島槍吊尾根→25m→鹿島槍南峰→1h→布引山→35m→15:25冷池(幕営)

【8月11日】快晴
冷池5:45→1h10→爺ヶ岳南峰→20m→種池山荘→1h50m→柏原新道登山口11:20=大町
略記録  今回は、松本で大学生をしている弟:やそう君と、白馬・後立の大縦走を企てた。

【8月8日】快晴
 夜行急行アルプスで白馬駅に着き、タクシー相乗りで猿倉へ。しばらく林道沿いを歩き、白馬尻を経て大雪渓に取り付く。登山者の群れが、白い雪渓に、アリンコのような黒い列をなして続いている。葱平まで約一時間、大雪渓の登りが続く。次第に、左前方に杓子岳の岩峰が聳えてくる。快晴の空を見上げ、稜線の大展望を夢想して、はやる心を抑えるのが大変だ。葱平のお花畑を過ぎ、小雪渓のトラバースを経て、再びお花畑を登って行くと、やがてテントサイトと村営頂上宿舎が見えてくる。サイトに荷を置き、カメラを持って山頂に出掛ける。

【8月9日】快晴
 夜明け前にサイトを立つ。杓子岳山頂にわざわざ登る。鑓ヶ岳では、写真撮りまくりで、フィルムの消費が激しい。天狗山荘を経て天狗ノ頭へ。天狗ノ大下りから、不帰ノ嶮へ。不帰U峰北峰への登りが、険しくて大変だ。唐松岳を越え、唐松山荘で大休止。この先バテバテで、白岳の五竜山荘のサイトまで、やっとのことで辿り着く。

【8月10日】晴
 昨日の疲れから、出発が少し遅くなる。五竜岳山頂は雲に覆われている。五竜岳から八峰キレット方面へと下って行く。下りきったあたりから振り返ると、雲は晴れ、五竜岳南面は、城塞みたいに凄い迫力で聳え立つ。八峰キレットを縦走して行けば、鹿島槍の双耳峰が、次第に近づいてくる。鹿島槍北峰から吊尾根の鞍部まで下ると、信州側に雪田が残る。炎天下の縦走では、この雪田が嬉しい。多くの登山者が休んでいる。南峰を経て、布引山の稜線を行く。すうじい、お花畑の写真撮影のため、やそう君に、冷池のサイトまで先行して貰う。夕焼けに浮かぶ剱岳のシルエットが、幻想的であった。

【8月11日】快晴
 朝焼けの剱岳・立山が美しい。 サイトでは、剱岳が間近に見えるため、写真をたくさん撮影した。爺ヶ岳は三つの峰が並ぶ。爺ヶ岳南峰で、展望に恵まれ、またまたフィルムを消費しまくる。種池山荘が可愛らしく俯瞰される。種池山荘からは、柏原新道を順調に下り、扇沢の川原の登山口から、タクシーに相乗りして大町に出た。

アルバムブログ
1:大雪渓から白馬岳
2:杓子岳から唐松岳
3:五竜岳から冷池
4:冷池から爺ヶ岳

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