乗鞍岳スキー登山敗退(北ア乗鞍)
date | 1985/1/13-15 |
コース | 1/13鈴蘭〜鳥居尾根リフト上〜冷泉小屋下〜位ヶ原山荘前(泊) 1/14位ヶ原山荘前〜屋根板坂上〜2680車道〜位ヶ原山荘前(泊) 1/15位ヶ原山荘前〜ピステ〜鈴蘭 |
実働 | 第1日:6h58m、第2日:hm、第3日:hm、計:hm。 |
メンバー | 某山岳部合宿(すうじい/Kt/Um/Fg/Ym/Fs/Td) |
概要 | 位ヶ原山荘前に幕営、風雪のため2680M車道で敗退。 |
行程 | →:ツボ足、→:シール、**:アイゼン、〜:スキー、\\:藪漕ぎ、交通機関:= 【1月13日】 松本=6:21鈴蘭7:00→8:09鳥居尾根リフト上8:33→10:23林道下10:49→12:07冷泉小屋下12:27→13:48位ヶ原山荘前BC15;10→(偵察)〜16:30位ヶ原山荘前BC(泊) 【1月14日】 位ヶ原山荘前BC 7:50→8:40屋根板坂上9:00→10:40 2680車道11:50〜12:50位ヶ原山荘前BC(泊) 【1月15日】 位ヶ原山荘前BC 7:50〜8:50林道を離れる9:20〜10:20林道に合流10:40〜11:15ピステ11:20〜13:50鈴蘭15:20=松本 |
記録 (Um) |
某山岳部の乗鞍スキー合宿に、リーダーとして参加することになった。担当のUm君の記録を転記する。 【1月12日】 スキーヤーに交じって、赤布の束を抱えた、薄汚れた者が急行「アルプス」で松本に行った。意外に空いており、まあまあ眠れる。因みに、ホームで列に並ぶのは無駄である。 【1月13日】 Taxiが鈴蘭に着く頃には、だんだん明るくなって来た。あまり寒くないので、皆それほど着込んではいないようだ。雪がちらつき始めた。赤布、スキーをザックの両側に着けて、ツボ足でピステを登る。鳥居尾根に懸かるリフトの横を登り切った所でシールを着ける。 ここからは、なだらかな尾根上を快適に(?)進む。9:17鳥居を潜る。林道に差し掛かると、風がかなりある。上が思い遣られる。樹林帯の深雪のシール登行は慣れていないせいもあり、とても難色であり、消耗だ。 冷泉からは、林道を辿り、カーブをshort cutして進むといった繰り返しで、結局、予定よりは遅れて位ヶ原山荘に到着。小屋前の木立の中に、ベースを設営。すうじい、Kt両氏が早速、ルート工作に出発。 雪量がそれほど多くないため、雪洞は諦める。エスパースに5人がギュウギュウに犇めき合って寝る。よって暖かい。ツェルトの2人は凍るかも知れぬ。 【1月14日】 3:00起床 -18度 昨日、偵察に行ったKt氏のシールが凍って使用不能になったため、Kt氏は結局、テントキーパーになる。7:50アタックに出発。先ず、屋根板坂の急坂を交互にラッセルして、消耗しながらも、どうにかクリアーして、樹林帯を抜け出す。 昨日のルート工作通り、肩の沢左岸尾根に取付き、これを辿る。かなり傾斜が急な上、固いバーンの上に新雪が積もっていて、表層が切れ落ち易く、難渋する。この辺りで、パーティが離散していたため、2680車道に行き着いた所で、ツェルトを被ってテルモスを回して待ち、合流。 風雪が激しく、これ以上の行動は危険なため、引返す。車道沿いにトラバースして、左岸尾根を左に見ながら滑降。この辺りのルーファイが、視界も悪いため、難しい。少しずつ滑って進む。状況によっては雪崩も考えうる斜面を横切ると、赤布に合流出来、一安心。屋根板坂の樹林帯を、転びながらベースまで滑り降りる。 【1月15日】 -20度 どことなく、雲に切れ間がある。下山の日に天候が回復するとは、性格の悪い山だ。ベースを撤収して出発。荷物を背負っての滑降、それも深雪のため、スキー技術の未熟さが露骨に出てしまう。かなり、平坦な所も多く、ここでもルーファイが重要。 もうすっかり晴れ上がっていて、遠くの山々がくっきり見えている。明るいピステからは、強風が吹き荒ぶ乗鞍剣ヶ峰が、とても遠くに見えていたのだった。 |
概念図
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