高倉山・湯蔵山スキー(谷川)

MR188 高倉山・湯蔵山スキー(谷川)

date 1984/3/3 
コース 天神平〜高倉山〜湯蔵山〜ホワイトバレースキー場〜谷川温泉
実働 2h40m。
メンバー すうじい(単独)
概要 天神平スキー場〜ホワイトバレースキー場滑降,、高倉山からの雪庇の下りが難所。
行程 →:ツボ足、:シール、**:アイゼン、:スキー
【3月3日】 晴
上野5:12=8:30土合8:45→9:05ロープウェイ土合口9:25=天神平9:45→9:50天神小屋コル10:0510:20高倉山10:3511:10 1280コル11:2511:50湯蔵山南峰12:05ホワイトバレー・ピステ12:3012:40ホワイトバレースキー場下(ピステトレーニング)15:15→15:40谷川温泉(泊)
記録  今回の「天神平〜湯蔵山〜ホワイトバレー」というコースは、私が初めてスキーをした、ホワイトバレースキー場のリフトで、常々考えていたものだ。高倉山からの下り70m程が問題。

【3月3日】 晴
 始発の鈍行を乗り継いで、土合へ。さらに、ロープウェイで天神平へ。雪が多く、田尻沢にもシュプールが見える。快適そうだ。スキー情報では、天神平600cm、Wバレー290cm、ということだった。

 ツボ足で、天神小屋コル近くまで行き、ここでシールを貼って、高倉山へ登る。尾根の南側には、大きな雪庇が張り出している。シールを外して、慎重に東へ下る。雪庇に乗るのが恐ろしくて、湯蔵山への尾根の下降点を探しながら、かなり下る。すると、大胆なツボ足のトレースが、正解ルートを採っているのが確認される。

 階段登高で登り返して、慎重にトレースを辿る。板の裏に、腐れ雪が団子状にへばり着くのが、恐怖だ。5mほど階段下降し、あとは思い切ってシュテムで下る。傾斜が緩くなれば、右側(南西側)の雪庇に乗らぬよう、稜線を忠実に行く。

 送電鉄塔のある1280コルでシールを貼り、湯蔵山まで大汗をかいて登る。南峰でシールを外し、谷川岳の猫の耳などをカメラに収め、眼下のWバレー目指して、今倉山への尾根を滑降する。腐れ雪の林間滑降→サラサラ雪の快適な直滑降→どうしようもないモナカ雪、と雪質が変化し、今倉山手前の1000コル付近から、ピステへとトラバースして、ツアー終了。

 ピステ下部まで滑降し、果て狂ってタルんでいると、某山岳部の仲間二人が滑ってきた。ピステでトレーニング後、今宵の宿へと向かう。明日からは、沖武尊〜西山の縦走に取り掛かるのだ。

スキールート図

アルバム
ブログに写真があります
高倉山・湯蔵山スキー(上越谷川)'84-03

MR189_ 沖武尊・西山スキー縦走(上州武尊)'84-03

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