登川米子沢(上越巻機)

MR141 登川米子沢(上越巻機)

date 1982/9/23 
コース 清水〜米子橋〜米子沢〜巻機避難小屋〜井戸尾根〜米子橋〜清水
実働 溯行実働:5h
メンバー すうじい、ウニ、カニ、Wdさん
概要 生憎の曇天ながら、次々に現れる滝と滑に満足、源頭は草紅葉始まる。
行程 =:バス、→:山道、:溯行
【9月23日】 曇のち雨
六日町=清水4:10→4:45米子橋5:406:30 30mナメ状滝下6:508:10 1300M付近8:25
10:10大滑床10:2511:30避難小屋13:35→米子橋→清水=六日町
記録  カニの書いた記録「登川米子沢溯行之記」の記録文と溯行図を基に、すうじいの撮影したネガから写真を加えてみた。

【9月23日】 曇のち雨
 台風の影響か、今一つパッとしない天気だった。しかも、紅葉・黄葉も未だし、という残念な状況だったが、次々に現れる滝・ナメは、存分に楽しませてくれるものばかりだった。

 左に大ナメ沢を分けた後、最初のゴルジュ帯は右岸を高巻いた。その後は、右から左から次々と滝を登り、上部のゴルジュ帯に入った。スダレ状12mを右岸から高巻いた他は、ほとんど直登する。

 長いゴルジュ帯が終わると、蜿蜒と数百メートル続くナメに突入。その規模に感激した。滑滝の果ては知れず、このまま空まで突き上げるのではないか、と思われるほどだ。空が青ければ、また両岸の斜面が赤・黄に染まれば、どんなに爽快なことだろう。沢はやがて屈曲し、水量もぐっと減少した。カニとウニは、つい草紅葉につられて、避難小屋への分岐を通り過ぎてしまったが、「迷い込んだ所は地上の楽園」という感じの源頭部であった。

 雨宿りの人で混んだ避難小屋での休憩の後、下山。清水の上田屋のソバがうまかった。

アルバム

滝見亭・甲信越の滝」に滝写真集「魚野川登川米子沢'82-09」があります

これから、滑・滝が始まる
カニとウニ
明るい沢である
岩盤の上は快適だ
開けた滑滝帯が続く
ナメを俯瞰
折角のナメに
巨岩ゴーロが乗っている
まだまだ元気な三人
右手に取り付いたウニは
大丈夫かな?
15m二条滝か
上部ゴルジュ帯を俯瞰
二段20mであろうか
ウニとトヨ状滝
カニの滝登り
源流らしくなってきた
ひょうきんをするカニ
源頭部の草紅葉
避難小屋付近から
割引岳らしき頭が見える

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