佐武流山(上信越)

date 2012/10/07 小雨のち曇のち小雨
コース 大岩歩道登山口〜林道〜佐武流山(往復)
実働 登り:5h10m、下り:4h25m、計:9h35m。
概要 霧雨の中、泥んこ林道歩きと滑る急登。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:登山道、\\:藪漕ぎ・踏跡不明、=:車。
【10月7日】 小雨のち曇のち小雨
和山温泉仁成館5:15=5:35大岩歩道登山口6:10→林道6:40→林道分岐7:04→7:30下降点7:35→徒渉点7:50→8:30 1460M 8:40→物思平8:55→10:00ワルサ峰10:05→西赤沢源頭10:40→11:40佐武流山12:05→西赤沢源頭12:45→ワルサ峰13:15→14:00物思平14:10→徒渉点14:50→下降点15:05→林道分岐15:45→16:40大岩歩道登山口17:15=塩沢石打IC 18:50=22:00自宅
使用装備 軽登山靴、μ-725SW、GPS、スポーツ飲料500mLx2本、お茶500mL、ストック、ビニール傘(林道歩き用)
不用装備 細引
記録  北ア穂高の紅葉池巡りを断念し、急遽、上信越国境、秋山郷の山登り計画を二つ立てた。鳥甲山を往復して、和山温泉仁成館に泊まった翌日、ガクガクになった脚を騙して、今度は佐武流山を往復した。夜の間に降った雨は、翌朝霧雨状態になっていた。木々が風でそよぐと、バラバラと滴が降って来る。午後1時を過ぎると、予報通り、再び小雨が降ってきたのだった。

【10月7日】 小雨のち曇のち小雨
 仁成館を後にして、R405を登山口へと向かう。二つある登山口には、それぞれ既に数台の車が停めてあり、身支度している登山者がいた。登山ポストのある大岩歩道登山口の近くに駐車する。

 雨はほぼ止んでいるようだが、時折、木枝から滴が落ちて来る。結局、最後尾の登山者となって、登り始める。樹林帯の歩道を30分ほど歩くと、林道に出る。この林道を右へ進む。途中から、泥濘の道となり、不快である。林道歩き30分弱で、林道本線に合流する。

 さらに本線を左へ30分歩くと、数人の登山者の休む、檜俣川徒渉点下降点に到達する。休んでいたパーティーは、前日鳥甲山頂で出会った人々であった。同じ様なことを考える人は、いるものだ。午後には再び雨との予報なので、林道歩き用に持参したビニール傘を、ここにデポしておこう。

 先程のパーティに少し遅れて、徒渉点へと下り始める。15分ほどで、檜俣川に降り立つ。水量はさほど多くないので、用意した徒渉用のビーチサンダルに履き替えることもなく、飛び石伝いに左岸へと渡る。

 左岸側の登山道を少し登ると、1300M付近の歩き難い岩屑状斜面で、一旦踏跡が薄くなる。1350M付近で、再び踏跡はしっかりする。この後の登りは、結構な急登である。1460M付近で、堪らず休憩を入れる。湿度が高くて、大汗をかくので、水分補給を心掛けよう。

 さらに15分ほど登ったら、大木に「物思平」との看板があり、ここから傾斜が緩くなる。回り込むようにして窪地状に入り、根から倒れた大木を迂回して、尾根状の登りが始まる。1780MPからは、一旦ロープの下がる急斜面を下り、登り返しになる。そろそろ登りに飽きた頃、ワルサ峰に至る。

 ガスの中、苗場山から続く稜線の一部が、時折姿を見せる。30分ほど歩くと、西赤沢源頭で苗場山からの縦走路に合流する。苗場山から縦走して来たという、単独男性が休んでいた。さらに登って行くと、稜線の西側を巻くように登る道を経て、再び稜線を登る。小さな池のある場所を経て、先行パーティと擦れ違うようになり、やがてガスに覆われた山頂に至る。先客が二人いた。

 針葉樹の陰にザックを下ろすと、枝の滴が風で飛ばされ、落ちて来る。木立の無い場所は、吹き曝しのガス風が、モロに吹き寄せる。先客二人と単独男性が下った後、最後尾で下山開始する。西赤沢源頭を経て、ワルサ峰へ向かう。ワルサ峰への登り返し中に、雨が降り出す。

 疲れた脚に鞭打って、ひたすら下って行く。山頂から2時間ほどで、物思平の巨木に至る。ここで、最後の休憩を入れる。再び急降下を続け、檜俣川の飛び石徒渉をこなし、林道へと登り返す。最後の登りが、長く感じられた。

 下降点で、雨の林道歩き用にデポしておいたビニール傘を回収し、これを活用して林道を戻る。林道分岐手前で、携帯メールを送信出来た。大岩歩道を下り、無事登山口へと戻る。

 着替えだけして、温泉入浴省略で帰路に就く。

:

GPS軌跡

アルバム

大岩歩道登山口
徒渉点への下降点
檜俣川徒渉点
物思平
1780MPにて
ワルサ峰から
2160Mから山頂方面
佐武流山頂

MR689_ 鳥甲山'12-10(上信越)

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