鳥甲山（上信越）
| date | 2012/10/06 曇 |
| コース | 和山（ムジナ平）登山口～白嵓ノ頭～鳥甲山（往復） |
| 実働 | 登り：3h30m、下り：2h20m、計：5h50m。 |
| 概要 | ムジナ平口から痩せ尾根急登の往復。 |
| メンバー | すうじい（単独） |
| 行程 | →：登山道、\\：藪漕ぎ・踏跡不明、＝：車。 【１０月５日】 自宅21:20＝23:15塩沢石打IC 23:35＝ 【１０月６日】 曇 ＝1:30ムジナ平登山口6:05→6:45小尾根6:55→･1437 7:05→8:00 ･1705 8:10→白嵓ノ頭8:45→9:55鳥甲山10:25→白嵓ノ頭11:10→11:30 ･1705 11:40→1460M鎖場12:14→12:25小尾根12:30→12:50ムジナ平水場13:00→13:10ムジナ平登山口13:25＝14:00和山温泉仁成館（泊） |
| 使用装備 | 軽登山靴、μ-725SW、GPS、スポーツ飲料500mLx4本 |
| 不用装備 | E-P2、ED14-150mmF4-5.6、ED9-18mmF4-5.6、細引、ヘルメット |
| 記録 | 北ア穂高の紅葉池巡りを断念し、急遽、上信越国境、秋山郷の山登り計画を二つ立てた。 【１０月６日】 曇 前夜の９時過ぎに家を出て、関越道に乗る。塩沢石打のICを降りてすぐ、コンビニに寄って食糧調達、しかしオニギリが品切れだった。R353からR117に出て、もう一度コンビニに寄り、オニギリをゲットする。R405に入り、秋山郷を目指す。和山から旧道経由で切明に出て、ムジナ平登山口で仮眠する。 登山ポストに計画書を投入し、６時過ぎに登り始める。登山道の左手からは、水音がしている。10分ほど登ったところで、明瞭な踏跡が左手へと分岐する。水場かな？帰りに寄るとしよう。登りの傾斜が次第に増して、結構なアルバイトだ。 水場分岐から30分で、小尾根に乗る。風通しの良い場所で小休し、飲料を流し込む。ここからは、快適な尾根登りだ。･1437まで登れば、さらに急登が続くのが見える。振り返れば、苗場山から佐武流山への稜線が見渡せる。 ･1437から少し登ると、露岩の鎖場が現れる。1460M鎖場だ。壊れかけた梯子はアテにしないで、途中から左手のカンテを跨ぐ。ホールドは十分だ。その後も、次から次へと現れる小ピークに騙されながら、ひたすら尾根を登って行く。 ･1437から１時間ほどで、･1705に至る。展望が良いので小休し、オニギリを頬張る。水分も多目に摂っておこう。振り返れば、明日登る予定の佐武流山が、辛うじて姿を見せている。白嵓ノ頭までの登りは、まだまだ長そうだ。 再び尾根道を登って行くと、やがて傾斜が緩み、幅広尾根の樹林帯になる。林床の笹藪も出てくる。30分ほどで、1944.0白嵓ノ頭に至る。そのまま、林の中の道を辿ると、緩やかに下って行く。1850M最低鞍部まで下って少し登り返すと、東側がスッパリ切れ落ちた痩せ尾根の下りとなる。 この下りには、鎖が設置されているが、鎖を固定しているはずの杭は、浮いていたりする。兎に角、慎重に下ろう。その先の1908岩峰は、ピークを踏まず、ブッシュやロープを掴んで下る。北東側を巻くようなかたちで、トラバース気味に下り、鞍部に乗る。 尾根の西側をトラバースして再び尾根に乗り、･1908を振り返ると、その西壁が切り立っているのに驚かされる。さらに、両側がガレ急斜面の馬ノ背状禿げ尾根を通過する。格子状の鉄が被せてあるが、却って足が取られそうだ。 その後はさしたる難所も無い。赤嵓方面の尾根を見遣りながら、紅葉を楽しむ。最後の草付斜面を登り、屋敷分岐を過ぎれば間もなく、無人の山頂三角点に到着する。周囲の山々は、雲に隠れている。休憩していると、屋敷からと思しき単独男性、その後数人のパーティが現れた。 単独男性が下って行った後、ぼちぼち下山を開始する。例の両ガレ馬ノ背の所で、単独男性を追い越す。･1908の北東斜面を巻き、鎖の着いた痩せ尾根を登る。振り返れば、少しガスが晴れて、山頂らしきものも見えている。 ･1705で先程の単独男性に抜かれる。彼のダブルストックは、下りが楽そうだった。一度木に膝をぶつけて転倒し、暫し悶絶する。脚に来ているので、慎重に下ろう。1460M鎖場も無事下降し、小尾根から左手斜面下降開始箇所で休憩する。 その後も、滑り易い道が続く。最後に水場への踏跡を辿り、冷たい水を汲む。ムジナ平登山口で、下山メールを送り、切明経由で仁成館へと向かう。 仁成館は、一見営業中とは思えぬ佇まいだったが、訪ねてみると宿泊も可であった。疲れ果てていたので、思わず一泊申し込む。温泉入浴を果たし、夕食後早めに寝る。夜中に雨が降り出し、翌日の佐武流山のことを思い、気が滅入る。テント泊でなくて、正解か。 |
GPS軌跡
アルバム
 |
水場分岐先の登り |
| ･1437から見上げる |  |
 |
大岩山と佐武流山 |
| 苗場山と大岩山 |  |
 |
1460M鎖場 |
| ･1705から佐武流山 |  |
 |
･1705から白嵓ノ頭 |
| 白嵓ノ頭 |  |
 |
痩せ尾根を下る |
| 痩せ尾根を振り返る |  |
 |
･1908を振り返る |
| 両ガレ馬ノ背 |  |
 |
つる植物の紅葉 |
| 赤嵓方面の尾根 |  |
 |
鳥甲山頂 |
| 痩せ尾根から山頂 |  |
 |
下った1460M鎖場を振り返る |
| ムジナ平登山口 |  |
 |
仁成館から鳥甲山 |
 へ |
|
 へ |
|
 へ |
|
 の表紙へ |
|
 本館トップページへ |