モーカケ沢モーカケ滝・下ノ沢竜ノ門滝見物(駒-朝日)

date 2010/10/10 曇
コース 七入駐車場〜モーカケ滝遊歩道〜モーカケ沢〜モーカケ滝下(往復)
竜ノ門滝駐車場〜木橋〜下ノ沢〜竜ノ門滝下(往復)
実働 モーカケ滝:1h45m、竜門滝:2h52m。
概要 七入からモーカケ滝直下まで往復後、竜ノ門滝下まで往復。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:山道・踏跡、:溯行・下降、\\:藪漕ぎ・草付、=:車

【10月10日】 雨のち曇のち雨
桧枝岐民宿8:49=8:56七入駐車場9:10→10:10モーカケ滝下10:45→11:30七入11:40=11:55竜ノ門滝駐車場12:06→\\滝横小尾根\\竜ノ門滝下14:10\\14:20滝横小尾根14:40\\→15:18竜ノ門滝駐車場15:28=15:38桧枝岐民宿(泊)
使用装備 渓流靴、μ-725SW、E-1、ED12-60mmF2.8-4、ED9-18mmF4-5.6、三脚、ヘルメット、アイスハンマー、GPS(竜ノ門滝:ハーネス、8環、9mmx40mザイル)
不用装備 (竜ノ門滝:8x30mザイル、ハーケン)
記録  かねてより、下から見上げてみたいと思っていた、モーカケ滝と竜ノ門滝を見物した。
【10月10日】 雨のち曇のち雨

 雨は上がったようなので、先ずは七入の駐車場へと向かう。駐車場からR352を渡って、七入沢を渡る車道を進むと、すぐにダート道が右に分岐する。このダート道が、沼山峠へ続く旧沼田街道「尾瀬自然観察の森遊歩道」である。すぐに、七入山荘横で右後ろへ戻るように分岐する、モーカケ滝展望台へと続くモーカケ沢杣道の踏跡に入る。踏跡は七入沢右岸沿いに進み、モーカケ沢出合近くで、モーカケ沢を木橋で渡る。

 モーカケ沢左岸に渡った踏跡は、小尾根を展望台まで登って行くようなので、ここからモーカケ沢に入渓して溯行する。さしたる難所は無く、七入駐車場から1時間、ついにモーカケ滝が現れた。逸る心を抑えて、大きめの岩を越えて行く。

 モーカケ滝直下に到達すると、両岸は切り立っており、展望台からの下降は、ちと無理そうで、下からの溯行が正解である。30分強の間、撮影するが、正面から見上げる滝は、素晴らしい。

 満足して、引き上げる。帰りは、45分で駐車場に戻った。

 続いて、駒ヶ岳登山口へと向かい、竜ノ門滝駐車場を目指す。駐車場に着くと、駒ヶ岳の帰りなのか、登山者風の滝見客が展望台から下って来た。竜ノ門滝は、下ノ沢溯行時に、かなり手強いことを経験しているので、ザイル2本など登攀具も担ぐ。

 遊歩道を登り、木橋から入渓する。途中の深い釜を敬遠して、左岸巻の踏跡を辿るが、結構な藪こぎを強いられ、下降が悪い。草付斜面も不安定で難儀する。竜ノ門滝前衛ミニゴルジュには、左壁にシュリンゲが2本見えたが、通過が大変そうなので、例によって左岸巻に取り付く。

 左岸小尾根の立木のある場所まで登り、これを支点として、懸垂下降用のザイルをダブルでセットする。タデのような大きな草が邪魔である。小尾根を下降して、ミニテラス状にて確保したまま撮影開始。苦労して登り返し、また撮影する。期待したほどのポイントでもなかったが、違った姿の竜ノ門滝が撮影出来た。

 ザイルを回収して、慎重に下降する。例の深い釜の左岸巻に苦労し、あとはさほど問題無く、木橋に出てほっとする。駐車場に戻ったら、そそくさと宿に向かう。宿に到着して間もなく、雨が降り出した。

GPS軌跡


モーカケ滝のGPS軌跡


竜ノ門滝のGPS軌跡

アルバム

ダートの旧沼田街道遊歩道入口
旧沼田街道遊歩道入口
遊歩道から右後方へ分岐する、モーカケ沢杣道を辿る
入渓点の木橋
入渓点の木橋を振り返る
モーカケ滝現る
モーカケ滝
モーカケ滝
モーカケ滝
入渓点の木橋に戻る
竜ノ門滝駐車場
大岩ゴーロ帯
前衛ミニゴルジュ
竜ノ門滝
竜ノ門滝
竜ノ門滝

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