大崩山(祖母傾大崩)
date | 2010/5/21 快晴のち晴 |
コース | 上祝子登山口〜大崩山荘〜坊主尾根〜大崩山〜ワク塚コース〜大崩山荘〜上祝子登山口 |
実働 | 登り:4h30m、下り:4h10m、計:8h40m。 |
概要 | 徒渉し奇岩尾根を登り、ツツジの山頂を経て、奇岩尾根を下る。 |
メンバー | すうじい(単独) |
行程 | →:登山道・踏跡、=:車・交通機関 【5月20日】 羽田空港19:30=21:10熊本空港21:20=1:00上祝子登山口(車中泊) 【5月21日】 快晴のち晴 上祝子登山口5:20→大崩山荘6:00→7:00林道分岐7:15→8:50小積ダキ9:15→10:00ワク塚分岐10:10→石塚10:35→10:40大崩山10:50→10:55石塚11:15→ワク塚分岐11:35→13:25袖ダキ13:30→14:10小積谷14:20→大崩山荘15:10→15:35上祝子登山口15:55=18:10上畑民宿あんどう(泊) |
使用装備 | 軽登山靴、杖、μ725SW、E-1、ED12-60mmF2.8-4 |
不用装備 | |
記録 | 【5月21日】 快晴のち晴 前夜、最終便で熊本空港に到着し、レンタカーに乗り、高森・高千穂経由で祝子川沿いの登山口へと向かう。当初は、夜道を大崩山荘まで歩くつもりであったが、眠気に負けて車中泊する。夜明と共に準備していると、車が一台、到着する。この地元の単独男性と言葉を交わし、先に歩き出す。 登山口から大崩山荘までの道は、夜中に歩かなくて良かった、と思えるような結構危なっかしい道であった。祝子川左岸の急斜面を、トラバースして行く。大崩山荘が近付くと、祝子川越しに、朝日を浴びた小積ダキが印象的だ。 登山口から40分ほどで、大崩山荘に至る。少し進むと、坊主尾根コースへの分岐がある。祝子川の徒渉地点へ向かう。数日来の雨で、祝子川は水量が多めで、靴を濡らさず渡るのに苦労する。徒渉点近くの祝子川川原からは、小積ダキが望まれる。 下小積谷左岸沿いに踏跡は続くが、結構荒れていて、不明瞭な箇所もある。やがて、踏跡は下小積谷左岸の小尾根に取り付き、急登を始める。陽が射し始め、暑い痩せ尾根の急登を続けるうち、アルミ製梯子も、出現する。 一旦、尾根が広がり、傾斜が緩むと、左手から林道からの道が合流する。大崩山荘から、1時間の行程だ。陽の当たらない樹林帯なので、小休しておこう。林道分岐から、再び登り始める。再び傾斜が強まり、開けた尾根上を登るようになる。やがて、アルミ製梯子が、断続する登りになる。林道分岐から30分弱で、坊主岩と思しき巨岩の垂壁の左側を回り込む。 坊主岩を過ぎて、左手に剥き出しの岩肌と高度感のある崖を見ながら、登高してゆく。梯子登りを交え、少し登ってから振り返ると、坊主岩の奥には、桑原山が見える。見返りの塔と呼ばれる大岩には、太いロープがボルトで固定してある。これを利用して、よじ登ってみると、屹立する小積ダキが素晴らしい。奥には、下ワク塚も見えている。この辺りで、朝方の単独男性に追い付かれ、以後行動を共にする。 見返りの塔から、下小積ダキ(象岩)への登り途中には、サラサドウダンと思しき花が、たくさん咲いている。象岩のトラバースに差し掛かる。右手には、のっぺりしたフェース状の岩肌が滑り落ちている。ルートは少し抉れているし、しっかりしたワイヤーが固定してあるので、乾いていれば不安は無い。とは言うものの、高度感があり、少しは緊張する場所である。象岩トラバースから見ると、小積ダキ南壁が圧倒的だ。 下小積ダキ(象岩)と小積ダキの鞍部を経て、小積ダキに取り付く。スラブ状の滑り易い所を登り、小積ダキの稜線に出る。T字路を右に進み、小積ダキ頂上へと至る。眺めが良いので、休憩しよう。先程通過した象岩トラバースが見下ろせる。東側には、桑原山。西へ戻る途中からは、坊主尾根・ワク塚尾根分岐のピークと大崩山頂、西北西には、上ワク塚・中ワク塚の岩峰が望まれる。 小積ダキのT字路に戻り、西へ直進すると、1380M展望テラスに出る。ここからは、下りに使う予定である、ワク塚尾根の岩峰群が間近だ。足元には、名も知らぬ白い小さなスミレが咲いている。展望テラスから、尾根を登って行くと、リンドウの丘への道を右に分け、やがて坊主尾根コースとワク塚尾根コースの分岐に至る。 この辺りから、ミツバツツジと盛りを過ぎたツクシアケボノツツジの花が多くなる。写真を撮りながら、縦走路を辿る。盛りを過ぎていたアケボノツツジも、山頂が近くなるに連れ、次第に新鮮さを増してくる。上鹿川登山口への分岐を過ぎると、ミツバツツジとアケボノツツジに包まれながらの歩きとなる。 展望の良い石塚にザックをデポし、カメラだけ持って山頂を往復しよう。片道5分ほどで、ブッシュに囲まれた切り開きの三角点に至る。三角点では、あまり展望を得られないので、すぐに石塚へ戻り、展望を楽しみながら休憩する。北東方向には、木山内岳の手前に、頭だけ覗かせている小積ダキと下小積ダキらしき岩峰が見える。北方には、傾山らしきピークが遠望出来る。北西方向に望まれる山々は、祖母山群であろうか。 石塚で休憩していると、他の登山者が現れた。石塚での休憩を終え、坊主尾根コース・ワク塚尾根コース分岐まで、往路を引き返す。分岐からは、左手のワク塚尾根コースに入る。間もなく、リンドウの丘を経由して坊主尾根コースへと進む道が、右へと分岐する。今回は、リンドウの丘へは寄らず、上ワク塚方面へと下って行く。 上ワク塚分岐から、上ワク塚を見に行く。岩峰の上にまでは、登らなかった。どこをどう登ったのか、記憶が曖昧だが、中ワク塚から上ワク塚を見上げ、下ワク塚を俯瞰した。この後、巻道を下って、下ワク塚分岐へ出た。下ワク塚分岐にザックをデポし、連続梯子を登って、下ワク塚を往復する。 下ワク塚分岐から、袖ダキへの下りも、梯子やトラバースが連続する。途中、登りのパーティが昼食を摂っているのに出くわす。袖ダキ付近からの小積ダキや下ワク塚の眺めは、素晴らしかったが、袖ダキの展望岩には、乗らなかったのが残念。 袖ダキから、一気に下って、小積谷へと出る。ここで、水を求めて休憩しよう。この後、しばらく左岸沿いに下って行く。やがて、右岸へと渡って下る。祝子川本流に出ると、大岩に橋が架けられている。祝子川左岸に渡った後も、ロープ頼りの外傾バンドトラバースがあったりして、まだ油断は出来ない。大崩山荘前に出れば、一安心。あとは、登山口まで下るだけだ。 |
地形図
アルバム
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祝子川登山口 |
大崩山荘が近付くと、祝子川越しに、朝日を浴びた小積ダキが立派だ | ![]() |
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大崩山荘 |
大崩山荘の近くにある、坊主尾根への分岐 | ![]() |
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徒渉点を振り返る |
川原から小積ダキ | ![]() |
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アルミ製梯子 |
坊主岩岩壁 | ![]() |
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坊主岩岩壁 |
岩壁 | ![]() |
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坊主岩を俯瞰 |
見返塔から小積ダキ | ![]() |
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サラサドウダン |
象岩トラバース | ![]() |
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象岩トラバースを振り返る |
象岩から小積ダキ | ![]() |
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小積ダキから象岩 |
桑原山方面 | ![]() |
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小積ダキから大崩山頂方面 |
小積ダキから上・中ワク塚 | ![]() |
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1380M展望テラスから下ワク塚 |
展望テラスからワク塚岩峰群 | ![]() |
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白いスミレ |
坊主尾根・ワク塚尾根分岐 | ![]() |
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ミツバツツジ |
ツクシアケボノツツジ | ![]() |
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大崩山頂 |
石塚から小積・下小積ダキ? | ![]() |
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石塚から傾山 |
石塚から祖母山 | ![]() |
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坊主・ワク分岐 |
ワク・リンドウ分岐 | ![]() |
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上ワク塚 |
中ワク塚から上ワク塚を見上げる | ![]() |
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中ワク塚から下ワク塚を俯瞰 |
下ワク塚分岐 | ![]() |
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袖ダキへの下り |
袖ダキから小積ダキ | ![]() |
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袖ダキからワク塚 |
ワク塚尾根取付 | ![]() |
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小積谷水場 |
祝子川を橋で渡る | ![]() |
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祝子川の橋を振り返る |
外傾トラバース | ![]() |
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再び大崩山荘 |
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