涌蓋山(九重)

date 2009/10/11 晴のち曇
コース ハゲの湯登山口〜上の林道登山口〜涌蓋山(往復)
実働 登り:1h25m、下り:55m、計:2h20m
概要 ハゲの湯登山口から涌蓋山往復。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:山道・踏跡、:溯行、\\:藪漕ぎ・不明瞭な踏跡、=:車
【10月11日】 晴のち曇
今水P 12:05=13:20ハゲの湯登山口13:40→上の林道登山口14:18→15:05涌蓋山15:30→16:03上の林道登山口16:08→16:30ハゲの湯登山口16:35=17:00鍋ヶ滝17:50=18:20阿蘇くじゅう高原YH(泊)
使用装備 軽登山靴、μ725SW、E-1、ED12-60mmF2.8-4(鍋ヶ滝では三脚)
不用装備
記録  大船山から降りて来て、今水口駐車場に戻ると、今度は涌蓋山へ向かう。

【10月11日】 晴のち曇
 今水口駐車場から、道の良い方の林道経由で、県道に出る。昨日偵察したハゲの湯登山口へと、車を走らせる。下の登山口まで来ると、何台もの車が駐車してある。やはり、皆さん、ここから登っているようだ。

 早速、空いているスペースに車を停め、登り始める。取付の舗装された林道を進むと、ゲートがある。そのまま、この林道沿いに登って行く。右手の尾根に乗ると、何と赤牛母子の群が屯している。雌牛にも角があるので、ちと怖い。

 林道が尾根から右へと離れる辺りから、登山道は分岐する。この尾根はススキが多く、牛の放牧地になっているようで、あちこちに牛の糞が落ちている。尾根を登っている最中に、下ってくる何組かの家族連れや登山者と擦れ違う。

 ススキの尾根を登って行くと、やがて樹林帯に頭を抑えられるように放牧地は終わる。樹林帯の手前で、踏跡は左へとトラバースしている。この辺りから、登って来た放牧地の尾根を見下ろすことが出来る。左へとトラバースする踏跡は、樹林の中へと入って行く。樹林帯に入った踏跡は、すぐに林道へと飛び出す。

 林道をしばらく右へと辿ると、上の登山口に至る。最低車底高の高い車であれば、ここまで到達出来るのであろう。ここから再び樹林帯の道となり、やがて草地の登りとなる。草地の登りでは、リンドウの青い花が可憐である。また、マツムシソウの花も咲き残っている。

 滑り易い登りが続き、やがて傾斜が緩むと、祠が現れる。そして、芝生状の涌蓋山頂に到着する。目の前には、煙を上げる温泉地越しに、九重山群が並ぶ。午前中に登った、大船山からの眺めの、丁度反対側から眺めている状態だ。犬連れのカップルが下山すると、独りぼっちの山頂となってしまった。

 下りも、往路を引き返す。上の登山口まで下って、小休する。あとは、一気に、ハゲの湯登山口まで下るが、駐車場には他の車は無かった。

 涌蓋山の帰りに、前日YHで話を聞いた鍋ヶ滝に寄ってみる。ハゲの湯登山口から、車で30分弱で、鍋ヶ滝の駐車場に到着する。午後5時で、少し薄暗くなっているのに、まだまだ観光客がいるとは驚きだ。

 この滝は幅広で、その裏側が洞窟状になっているため、裏側からカーテン状の滝水を楽しめる。スローの写真を撮るのなら、陽射しの無いこの時間帯の方が、却って雰囲気が出て、良いかも。そうは言っても、この暗さだと、オートフォーカスも効かず、マニュアルで撮ることになる。

 結構満足して、引き返し、この日も阿蘇くじゅう高原YHへと向かう。

MR632_ 大船山(九重)'09-10

アルバム

下の登山口
取付の林道
赤牛母子の群
放牧地のススキ
放牧地を俯瞰
放牧地上端
上の登山口
リンドウ
マツムシソウ
涌蓋山頂
九重山群
蓬莱川鍋ヶ滝
鍋ヶ滝裏見
鍋ヶ滝
鍋ヶ滝
鍋ヶ滝

の表紙へ
本館トップページへ