荒川大除沢不動滝見物・不動道下部偵察(奥秩父)

date 2007/9/9 晴時々曇
コース 不動滝入口〜不動滝〜大除沢杣道〜木橋〜不動道分岐〜不動尾根871P付近引返点〜不動道分岐〜木橋〜大除沢杣道〜不動滝入口
実働 登り:55m、下り:33m、計:1h28m。
概要 水量豊富な不動滝見物と大除杣道不動道取付確認。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:山道・踏跡、\\:藪漕ぎ・不明瞭な踏跡、=:車
【9月9日】 晴時々曇
自宅8:30=10:00影森コンビニ10:10=10:50不動滝入口11:05→11:20不動滝12:30→
13:10不動尾根871P付近引返点13:20→\\→13:53不動滝入口14:00=16:50自宅
使用装備 長靴、ヘルメット、E-1、11-22mmF2.8-3.5、三脚
不用装備 ED7-14mmF4、ED18-180mmF3.5-6.3
記録  久々に荒川源流域を訪れた。水量豊富な不動滝見物と、懸案の不動道下部偵察である。結果は、両方とも、ほぼ満足のゆくものとなった。但し、不動滝は猛烈な飛沫で、レンズはビショ濡れとなり、トレシーで拭き、ブロワーで吹き飛ばしながらの撮影であった。

【9月9日】 晴時々曇
 自宅を出たのは、8時半で、ちと出遅れた。関越道に乗り、花園ICから、途中有料道路も利用して、R140を走る。結構早く、不動滝入口の東屋前広場に至る。滝見客の車も、数台停まっていた。

 早速準備して、遊歩道を下り、吊橋を渡る。登り返しがキツイ。不動尊の尾根を越え、滝前に下れば、予想通り水量豊富で、飛沫が凄い。中段10m斜瀑滝壺前に三脚を立て、撮影開始。すぐに、飛沫でズブ濡れだ。

 ここにザックを置き、中段途中左岸斜面に三脚を放置し、カメラを手にしてウロウロする。上段の滝見台付近では、猛烈な瀑風と飛沫を正面から受ける。カメラのレンズのみならず、全身ズブ濡れである。今回は、崩れ易い斜面を下り、見たことの無かった、下段10m滝壺まで降りてみた。

 不動滝見物を終え、不動尊の祠のある尾根を登って行く。やや不明瞭な杣道は、やがて大除沢へとトラバースを始める。不動滝を高巻くように、針葉樹林の中を進んで行くと、杣道は次第に細くなり、崩壊したガレ沢のトラバースが数ヶ所ある。結構、神経を使う。

 滑床の上で、素朴な木橋を渡り、右岸側へと移る。右岸斜面への分岐を、探しながら登って行くと、3m2条滝手前で、かなり明瞭な踏跡が、左へと分岐しているのに気付いた。3年前には、どうして見落としたのだろう。ここが、「不動道」分岐に違いない。

 早速、これを辿って、落葉樹疎林斜面をジグザグに登って行く。所々に黄色テープもあり、わりとシッカリした踏跡だ。10分ほど登ると、大除沢右岸尾根沿いに、南西斜面側を辿るようになる。切れ落ちた北面の地形から、871P付近であろうか。今回は、ここまでで偵察終了。小休して、引き返そう。

 木橋まで戻ると、釣師が一人、釣り糸を垂れていた。帰りは、不動尊の上部で、適当に藪を漕いで下って、遊歩道に合流する。

概念図

アルバム

中段滝壺からの不動滝
中段左岸から不動滝
下段滝壺から
871P付近の不動尾根
同上
引返点付近の踏跡

MR590_ 荒川大除沢・不動道下降'07-09

MR513_ 荒川大除沢'04-07

表紙
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