万三郎岳・万二郎岳(伊豆天城)

date 2004/01/01 ガス(下界は晴)
コース 天城高原GC登山口〜分岐〜北面トラバース道〜水場〜地蔵堂川源流〜石楠立西肩〜万三郎岳〜万二郎岳〜分岐〜天城高原GC登山口
実働 3h50m。
メンバー すうじい(単独)
概要 ガスの天城山、北面水場から地蔵堂川源流を詰めて万三郎岳に立つ。
行程 →:登山道・踏跡、:溯行、\\:藪漕ぎ・不明瞭な踏跡、=:乗物
【1月1日】 ガス(下界は晴)
伊豆高原9:15=9:45天城高原GC登山口10:10→万二郎岳分岐10:25→11:00水場11:15
11:20小滝氷瀑11:25\\石楠立西肩縦走路11:50→12:10万三郎岳12:30→13:15
万二郎岳13:25→分岐13:48→14:00天城高原GC登山口14:20=15:00萬城ノ滝16:15
=17:00伊豆高原(泊)

【1月2日】 晴
伊豆高原8:45=9:45浄蓮ノ滝10:35=12:05雄飛ノ滝12:40=13:20沼津港14:50=19:25
さいたま
記録  昨年に引き続き、今年の正月も、2泊3日で伊豆に出掛けた。今回は、伊豆高原に2泊して、天城山に登り富士山を撮影しようという目論見だったが、稜線は生憎のガスであった。でも、狩野川水系の滝を、幾つか見ることが出来た。

【1月1日】 ガス(下界は晴)
 伊豆高原から鹿路場峠を越え、30分ほどで、天城高原GC登山口駐車場(無料)に至る。ガスの中なので残念だ。登山道の途中に危険箇所がある旨の表示があり、登山禁止となっているらしい。とりあえずこの目で、確認しに行こう。

 北面をトラバースする道に入り、万二郎岳分岐を見送る。地蔵堂川源流が水場となっているゴーロまで、約50分のトラバースだ。古いガイドブックによれば、ここから源流沿いに、石楠立に至る道があったらしい。ゴーロに足を踏み入れ、少し登ると、氷結した小滝が現れる。行きがけの駄賃に、撮影しておこう。

 やがて左岸に踏跡が現れ、しばらくこれを辿る。再び踏跡はゴーロに消え、適当に登って行くと、次第に藪っぽくなる。さらに登ると、明瞭な獣道が横切るので、これを右に辿ると、どんどん登って行き、やがて稜線の縦走路に合流する。

 万二郎岳から縦走してきた年配夫婦と声を交わし、万三郎岳へ向かう。特に問題なく、誰もいない万三郎岳山頂に至る。富士山どころか、ガスで全く何も展望が無い。休憩するうち、3組のカップルが現れる。ひと組が、「危険のため通行止」の看板とロープのある、北へ下る道に入っていった。

 万二郎岳経由で帰ることにして、元来た道を下る。石楠立の鞍部を経て、急坂を登り、馬酔木のトンネルを歩く。ガスで、幻想的な雰囲気だ。尾根が細くなって、鞍部に下り、万二郎岳に登り返す。万二郎岳からの下りが、意外と長くて、飽きてしまった。

 見覚えのある分岐に至ると、あとは僅かで、登山口の駐車場に戻る。着替えて、萬城ノ滝へ向かうことにする。40分ほどで、地蔵堂川の萬城ノ滝駐車場に到着する。銀塩とデジタルの二つの一眼レフと、二つの三脚を担いで、滝見物に出掛ける。

 滝見後、鹿路場峠を越え、45分で伊豆高原の宿に到着。

【1月2日】 晴
 再び鹿路場峠を越え、国士越(こくさんげ)を越えて、浄蓮ノ滝へ向かう。10時前だというのに、無料駐車場はほぼ満杯だ。カミさんと、長い階段を下って行く。右岸側からしか見物できないが、場所を変えて数カット撮影する。満足して、長い階段を登り返す。

 車に戻り、北へ向かう。R136に合流する手前から、渋滞が始まる。抜け道を利用して、雄飛ノ滝を目指す。山田川に沿って行くと、小尾根を越えた所で、すぐ近くに雄飛ノ滝が見える。路肩に駐車する。水量は少ないが、二段のスダレ状階段滝である。右岸側に祠がある。

 撮影後、峠越えで三津に出て、渋滞を我慢して沼津港に向かう。漁港の食堂街はメチャ混みであったが、1時間ほど並んで、うにぶつ丼980円を食べた。旨かった。その後、渋滞の東名を耐えて、帰宅した。

アルバム

滝見亭」に滝写真集
「狩野川大見川地蔵堂川萬城ノ滝'04-01」
「狩野川本谷浄蓮ノ滝'04-01」
「狩野川山田川雄飛ノ滝'04-01」
があります

狩野川大見川地蔵堂川源流の小滝氷瀑
ガスの万三郎岳山頂にて
馬酔木のトンネル付近にて
万二郎岳山頂もガス
下山後
右岸側から見た狩野川大見川地蔵堂川萬城ノ滝
左岸側から見た萬城ノ滝
手前のベンチから萬城ノ滝全景
翌日
狩野川本谷浄蓮ノ滝を近くから
浄蓮ノ滝を少し引いて
狩野川山田川雄飛ノ滝下段
狩野川山田川雄飛ノ滝全貌
狩野川山田川雄飛ノ滝上段

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