和名倉山二瀬尾根(奥秩父)
date | 2003/11/23 快晴のち晴 |
コース | 埼大山寮〜吊橋〜1330M反射板〜軌道跡〜造林小屋跡〜笹藪廊下〜笹ッ場〜二瀬分岐〜和名倉山(往復) |
実働 | 7h25m |
概要 | 昨年12月の笹藪雪敗退リベンジ。二瀬尾根日帰り往復は、体力と藪漕ぎがポイント。 |
メンバー | すうじい(単独) |
行程 | →:山道・踏跡、\\:藪漕ぎ 【11月23日】 快晴のち晴 埼大山寮6:20→7:55反射板8:05→8:55造林小屋跡水場9:00\\1684笹藪廊下上9:55→10:20 ワイヤー広場10:30→笹ッ場10:50→二瀬分岐11:10→11:30和名倉山頂11:40→二瀬分岐11:50 →笹ッ場12:00→1684笹藪廊下上12:35\\13:00造林小屋跡水場13:10→13:40反射板13:50→ 14:40埼大山寮 |
記録 | 昨年12月の二瀬尾根敗退は、笹藪に積もった雪が原因だった。今回は、和名倉山に未だ雪が積もっていない、11月を狙って、リベンジを果たした。造林小屋跡先水場から上は、ガレガレズルズル。その先の笹藪廊下も、身を没する有様で、藪漕ぎを堪能した。前日にmina○さんが、秩父湖からの和名倉山登頂で、10回目の和名倉山登頂を果たされたそうである。 【11月23日】 快晴のち晴 6時前に埼大山寮横の駐車スペースに到着したが、未だ暗いので、しばらく暇を潰す。千代蔵ノ休場での富士山展望を期待して、一眼レフも担いで出発。 長い吊橋を渡り、杉林の中をジグザグに登って行く。一旦、小尾根上に出て、再び南面の杉林を、トラバース気味に登り、ジグザグを繰り返す。間伐された杉林を抜け、二瀬尾根上に出て、これを登る。白泰尾根の末端と、梵天尾根から秩父御岳山までの山並みが、落葉樹林から垣間見える。落ち葉が積もって滑り易いが、順調に登って行く。 やがて、左手へトラバースするようになり、笹の被った急斜面の細い踏跡を経て、ジグザグ登りで反射板に辿り着く。昨年12月の時には、この辺りで雪に苦労したものだ。ここは、二瀬尾根では限られた展望台なので、一眼レフを出して撮影しよう。 ここからは、森林軌道跡のトラバース道となるが、笹の侵入と路肩の崩壊で、結構歩きにくい箇所もある。1052独標のある、石津窪左岸尾根への下降点を、捜しながら行くと、すぐに獣道風のものがある。果たして尾根道なのかどうかは、不明だが、位置的にはここから下降すれば良いようだ。 その先で、昨年確認した右手へ登る切り開きがある。左手下方には、平坦な地形が広がっている。見送って更に進むと、東大演習林のバス停のような看板が立ち、左手へ緩やかに下る道がある。場所的には石津窪源頭なので、和名倉沢左岸杣道へ下り着けそうだ。一度確認しておきたい。 軌道跡はその先、完全崩壊箇所もあり、多少アップダウンを余儀なくされる。被さる笹を手で避けながら、トラバースを続ける。1204独標のある、石津窪右岸尾根への下降点にも、獣道風の入口がある。尾根を大きく回り込むと、和名倉沢の沢音が聞こえてくる。大滝の音であろうか。 やがて、ワイヤーと軌道の廃品が散乱する場所に至る。その先には、造林小屋の残骸と一升瓶の破片が醜い姿を曝している。イヤな気分で踏み歩き、ここを抜けると、水場がある。この先、急登と笹藪があるらしいので、休憩しておこう。 水場から、苔と霜で滑り易いゴーロ状を登ると、今度は滑り易い泥斜面の急登だ。そして笹斜面の急登が始まる。大汗をかいて登れば、やがて傾斜が緩くなる。だが、笹藪の丈は、身を没するほどで、まさに廊下状となって、蜿蜒続くのであった。この笹藪廊下が終わって、1684先の広い平坦地に出た時には、かなり疲労していた。 ここからは尾根沿いに登って行く。途中、下ってくる単独登山者に驚く。今日は将監小屋から、和名倉山を越えて来たそうだ。やがて東側の眺めの良いピーク(1780M)に至るが、展望の無い二瀬尾根では、貴重な存在だ。すぐ先に、ワイヤーの残る広場があるので、休憩する。 この先、道は尾根の東面をトラバースしている。少しずつ高度を上げ、やがて笹ッ場の草地を抜け、北ノタル:1955Mコルの落ち着いた針葉樹林に至る。辺り一面、苔の絨毯を敷き詰めたような、幽玄の世界だ。人に踏まれ苔が剥げた、茶色の帯のみがルートを示す。 和名倉西峰の西面を巻いて、二瀬分岐まで来ると、山ノ神土方面から縦走してきた登山者と出逢う。千代蔵ノ休場では、前日mina○さんの撮影では、富士山が綺麗だったが、今日は南側は曇っており、富士山は見えない。前回の下降点を思い出しながら、緩やかに登って行く。 山頂手前の草地では、鹿が一頭、夢中で乏しい草を喰む。近付いたら、さすがに逃げて行った。やがて、密林に囲まれ薄暗い、三角点に至る。今年6月に続き、二度目の山頂だ。先客の単独男性は、三ノ瀬からの日帰りだそうだ。帰りにも、先程の鹿が、同じ場所で草を喰んでいた。 二瀬分岐から再び踏跡に入り、西峰西面を巻く。帰りはルートファインディングが楽な上、下りなので速い。1780M展望ピークで、木に登って両神山を撮影しようと試みたが、無理のようだった。一気に、笹藪廊下へ突入する。僅かな下りでも、幾分楽なようだ。ズルズルの急降下も、何とかこなして、水場に辿り着く。 ここで休憩を入れ、軌道跡のトラバースに備える。不快な残骸を踏んで、造林小屋跡を過ぎ、軌道跡の笹藪は、ストックを利用して凌ぐ。1330M反射板で、最後の休憩をして、吊橋まで一気に下る。僅かに登り返して、埼大山寮横の駐車スペースに辿り着く。 着替えて、帰路に就く。連休なので、家族連れの車も多い。大滝村の荒川沿いの紅葉は、楓も多く見事であった。R140秩父市街の渋滞は、荒川左岸の抜け道を使ってクリアしたが、R299の渋滞には閉口した。 |
アルバム
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笹ッ場 |
千代蔵ノ休場 | ![]() |
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千代蔵ノ休場から山頂へ向かう |
食事中の鹿ちゃんに出逢う | ![]() |
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帰りの1330M反射板にて 二瀬ダムと三峰山・秩父御岳山 |
吊橋を振り返る | ![]() |
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埼大山寮下から 吊橋と1330M反射板方面を振り返る |
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