位ヶ原スキー登山(乗鞍)

MR435 位ヶ原スキー登山(乗鞍)

date 2002/3/23-24 
コース 乗鞍高原温泉スキー場〜2310M台地〜2410M車道〜位ヶ原山荘〜2435.8M〜2310M台地〜乗鞍高原温泉スキー場
実働 第一日:2h50m、第二日:3h00m、計:5h50m。
メンバー 某山岳部現役部員5名(An、Td、Kb、Kt、Tj)、OB2名(Us氏、すうじい)
概要 連日の降雪で、ラッセル堪能。山頂アタック断念、位ヶ原で引き返す。
行程 →:ツボ足、:シール、**:アイゼン、:スキー、=:乗物

【3月23日】 雪
 松本10:05=10:40新島々10:45=11:30乗鞍高原温泉スキー場12:25=13:00リフト終点13:30
14:50 2310M台地15:052410M車道16:0016:35位ヶ原山荘(幕営)

【3月24日】 雪
 位ヶ原山荘8:152435.8三角点9:309:35シール外し9:4010:00休10:1510:45スキー場
第三リフト上11:0011:50乗鞍高原温泉14:10=15:00新島々15:22=16:00松本17:20
記録  某山岳部有志の雪山合宿に便乗し、三月下旬の乗鞍にスキーで出掛けた。好天の春スキーを期待していたが、どっこい降雪続きで、ラッセル堪能。夜は寒く、寝不足のオジサンにはちょっと堪えたのか、すうじい体調不良であった。経験不足の現役諸君の足を、さらに引っ張るかたちになってしまった。結局、位ヶ原末端の2435.8M三角点付近を最高到達点とし、下山することになった。しかし、各人にとって、良い経験になったと思う。

【3月23日】 雪
 新宿7:00発の特急で、松本へ向かう。OBのUs氏は、遅れるらしい。新島々からバスで、乗鞍高原スキー場に至る。リフト乗り場のレストランの軒下で、モタモタ着替えとパッキングを行う。どうも、この間に、後発のUs氏に追い抜かれたらしい。リフト三本乗り継いで、リフト終点まで上がる。

 ここで、すうじい達が林間トラバースコースの偵察に出掛ける。残っていた部員数名が、リフトの係員のオジサンに呼ばれ、林間トラバースは迷いやすいから、正面の春スキー用コースの切り開きを真っ直ぐ登り、位ヶ原付近まで行ってから、車道沿いに位ヶ原山荘へトラバースするよう、アドバイスされる。「二回目の急斜面の手前で、右にトラバースして車道に出ると良い」と言われたそうだ。

 素直にアドバイスに従い、正面の切り開きを直登する。すぐに、かなりの急登となり、ジグザグに斜登高でクリアする。現役諸君は、ツボ足にて、かなりのハイペースで登っていたので、若干バテたようだ。これを過ぎると、傾斜は緩くなり、切り開きに沿って、ひたすら登高する。

 2310M台地まで来ると、林の中に山スキーヤーのテントが二張あり、絶好のサイトである。正面に、位ヶ原末端の2435.8M三角点下の壁が見える。この壁を越えれば、車道に出るわけだ。ここで、急登に備え、休憩する。

 ここから、西南西へ続く切り開きを離れ、壁に向かって西へ直進し、針葉樹の深雪急斜面へと突入する。雪山初心者の多い、ツボ足隊は、ラッセルに苦労している。次第に傾斜が増し、最後は、シール登高の限界であったが、踵を固定して、階段登高で乗り切った。結局、最後の急斜面で、ツボ足隊に抜かれた。傾斜が緩くなり、僅かに進むと、車道らしきスペースに出る。既に16:00となっている。

 車道沿いを、シールのままラッセルしながら下降し、結構急な雪面のトラバースも交え、位ヶ原山荘へ向かう。新しい単独のトレースが続いている。降雪の中、ガスが途切れて、対岸に位ヶ原山荘を見だした時は、さすがに嬉しかった。

 位ヶ原山荘の近くには、先客のテントが張ってある。我々は、山荘直下の林の中にサイトを得る。何故か先に到着していたOBのUs氏も合流し、テントを二つ張る。車道にあった新しいトレースは、彼のものだった。

 3月下旬とはいえ、殆ど冬山同然の条件となり、寒さの中での行動で、現役部員の中にも体調悪くなる者が出た。すうじいも、久々の冬山で、夜から朝にかけて、体調絶不調であった。

【3月24日】 雪
 朝になっても、相変わらずの降雪。体調はあまり回復せず、食欲もなく、朝飯の雑炊を食べるのが大変だった。登れるところまで、行きたい部員もいたようだが、結局大事をとって、撤収後下山となる。

 近くのテントの、山スキーグループが、乗鞍岳を目指し、登って行く。そのトレースから離れ、我々は元来た車道沿いを登る。今日は、他のみんなはワカンを装着。現役諸君の訓練のため、ルート選択も彼らに任せ、ラッセルも交代でやって貰う。お目付役はUs氏。An君のワカンが不調で、途中で片方外す。

 昨日、車道に合流した辺りを過ぎ、位ヶ原末端の2435.8M三角点付近で、シールを外す。みんなは、三角点から少し登った辺りで、樹林の限界目指し、下り始める。すうじいは、樹林限界へと斜滑降。

 このあたりで、春スキーコースの切り開きに合流する。他のスキーヤーや登山者の姿も見え、安心感が広がる。現役諸君の顔にも、明るさが増す。少し下った辺りで、休憩する。

 この後、切り開きに沿って下るが、登り下りのパーティも多く、トレースばっちり状態である。この切り開きルート沿いの樹林の中に、幕営するパーティも幾つかあった。特に、2310M台地は、雪崩の心配も無さそうだし、位ヶ原山荘付近に張るより、効率的である。さすがに、下りは楽チンで速い。程なくスキー場の第三リフト終点上に到達し、休憩する。

 ゲレンデに入ると、スキーのすうじいと、他の諸君とのスピード差が大きいので、後半先行し、一気に下まで滑降する。久々のザック付ゲレンデ滑降は、脚に堪える。足の指が痛くなったので、往きに準備したレストランの軒先で、さっさとスキー靴を脱ぎ、スノトレに履き替える。かなりしてから、他のみんなが降りてきた。

 日帰り温泉施設まで歩き、入浴する。700円で、露天風呂付、檜造り?の快適な硫黄温泉だ。バスで新島々へ出、電車で松本へ。「萬来」という飲み屋で、「山賊焼き定食」と馬刺の、遅い昼食を摂る。店内に、長谷川恒男の描いた?グランドジョラスの絵が掛けてあった。

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