大杉岳(駒-朝日)

date 1996/4/27 快晴
コース ブナ平〜大杉沢右岸尾根〜大杉岳〜大杉沢左岸尾根〜ブナ平
実働 hm
メンバー すうじい、他1名
概要 ブナ平から大杉沢右岸尾根登り、左岸尾根滑降。
行程 →:ツボ足、:シール、**:アイゼン、:スキー、=:乗物
【4月27日】 快晴
ブナ平9:0510:10 1500M 10:5511:55 1720M 12:1013:05大杉岳13:500〜15:05ブナ平
略記録 【4月27日】 快晴
 東北道に乗る前に、チェーンを取りに戻るというハプニングはあったが、檜枝岐からブナ平までの除雪したばかりの車道を上り、他の車と並べて雪壁沿いに駐車する。山行準備に1時間ほどかかる。

 2m程の雪壁登りは、結構大変だ。ブナ平の雪の上をシールで歩き始める。下映えが完全に雪に覆われたブナの疎林を、ゆっくりと進む。大杉沢出合付近で、大杉沢右岸尾根に取付く。

 シジュウカラやキツツキが囀る中を、徐々に高度を上げる。相棒はシールが初めての割には、上手に登って行く。最初の急登の後の1500M付近で、お茶を沸かして大休止する。

 ブナ帯はやがて針葉樹林帯へと変わり、1720M付近の木陰で小休止だ。春の日差しが強烈で、暑い。登るにつれ、燧ヶ岳や至仏山が、美しく迫る。実働3時間で、大杉岳山頂に至る。

 シールを外し、テルモスのお茶など飲んで、タルんでいると、スノボの若者たちが登って来た。写真の撮りっこをする。さて、雪庇の上をしばらく進み、大杉沢左岸尾根へとトラバースし、滑降して行く。ザラメ雪が快適だ。

 転倒した際、ストックが1本、行方不明になる。見付からないので、諦めて下降する。割と一定した傾斜で、滑り易い尾根である。下部でシール登高の二人組とすれ違う。大杉沢出合の沢状通過で、少々苦労する。

 ブナ平の車に戻り、靴を履き替えると、いつものことながら、快適だ。スキー一式を片付けて、温泉へと向かう。

スキー概念図

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