蓮華温泉・雪倉岳スキー(北ア)
date | 1987/4/7-9 |
コース | 4/7栂ノ森山荘〜天狗原〜振子沢〜林道〜蓮華温泉(泊) 4/8蓮華温泉〜平場ノ平〜瀬戸沢SB〜雪倉ノ滝〜雪倉岳〜雪倉ノ滝〜瀬戸沢SB〜平場ノ平〜蓮華温泉(泊) 4/9蓮華温泉〜角小屋峠〜風吹コース〜木地屋(すうじい・Ak・Ud) |
実働 | 第1日:5h35m、第2日:7h35m、第3日:不詳、計:13h10m+不詳。 |
メンバー | 某山岳部合宿(Ym/Ht/Ak/Ud)・すうじい(OB)・Ss |
概要 | 雷鳥平ベースで立山山岳スキー合宿、タンボ平、御山谷・タンボ平、内蔵之助谷、雷鳥沢、雄山登山・御山谷。 |
行程 | →:ツボ足、→:シール、**:アイゼン、〜:スキー、\\:藪漕ぎ、交通機関:= 【4月7日】 曇のち雨 白馬大池6:57=7:10栂池高原8:20=8:40栂ノ森山荘9:00→3P→天狗原・2204P 12:10→12:40 2180M振子沢下降点12:50〜13:25 1850M台地13:35〜14:55蓮華温泉BC(泊) 【4月8日】 快晴 蓮華温泉BC 5:50〜→6:15平馬ノ平6:25→6:45滝見尾根1450Mコル6:55〜7:10瀬戸沢スノーブリッジ7:20→8:22 1650M雪倉ノ滝上8:32→9:20 1800M二俣下9:30→11:40 2400M 12:05**12:50雪倉岳13:00**13:10 2400M 13:12〜13:40瀬戸沢スノーブリッジ14:25→〜14:52平馬ノ平15:00→15:45蓮華温泉BC(泊) 【4月9日】 晴のち曇 蓮華温泉BC〜栂平手前林道→角小屋峠〜ウド沢〜ワサビ沢SB〜木地屋=平岩駅 |
記録 |
某山岳部の雪倉・朝日スキー合宿に、OBとして参加することになった。リーダーのYk君の記録をもとに、新人Ud君の文章を参考にして、記憶を辿る。 【4月7日】 曇のち雨 白馬大池駅は雨で、無人駅。バスで栂池高原へ移動。ゴンドラ乗場で待つ間、新人二人のシール訓練をする。ゴンドラで栂ノ森山荘まで登る。 栂ノ森山荘から、リフトを横目にシールで登る。スキーヤーの姿は見えない。雨のせいでスキーが滑らず、また急登では足場が崩れ、新人にとっては、なかなか苦しい登りのようだ。成城小屋には、テントが幾つも張られており、山スキー人気を物語っている。 シール登高3Pで、昼頃天狗原の祠に着く。ルートファインディングが難しいところだが、リーダーのYk君が先頭に出て、ピッタリ振子沢下降点に至る。さすがである。シールを外していると、ガスが晴れ、振子沢の様子が良く判る。 この辺りから、標識も完備され、ルートに不安は無くなる。出だしは、かなり急なザラメ雪。割と木が少なく、滑り易い。尤も、スキーが三度目というAk君は、ひたすらコケまくる。それでも、重荷を背負って、700Mの標高差、距離4kmのダウンヒルを、2時間弱で下降したのだから、立派なものである。 蓮華温泉に到着し、夏の駐車場にテントを設営する。霧に煙る深山も、趣あるものだ。優しい春の雨が、テントを叩く音を聴きつつ、眠りに落ちる。 【4月8日】 快晴 4時起床、快晴だが気温高く、風も強い。始めて姿を見せた、雪倉岳の斜面の急なことに、驚く。瀬戸沢から標高差1200Mk、水平距離2800m、平均斜度23度の急斜面である。ボーゲンしか出来ない初心者を連れているのに、大丈夫なのか? カリカリのクラスト斜面をトラバースして、僅か15分で平場ノ平へ。滝見尾根1450Mコルへと登り返し、瀬戸沢へと滑降する。今年は雪が少なく、瀬戸沢のスノーブリッジも、例年より薄いそうだ。 スノーブリッジを渡り、いよいよ標高差1200Mの急登に取付く。日の当たる斜面はザクザクのザラメ、日陰はクラストと、厄介な雪だ。雪倉ノ滝は、自然に巻いてしまう。1650M付近のルンゼが、幅30m位と狭く、デブリで埋まっている。 二俣からは、左俣をツボ足で登り、右手の尾根を越えると、そこはもうパラダイス。どこでも滑って下さい、と言わんばかりの、無立木大斜面が、頂上まで広がっている。山屋には、堪えられない光景だ。 空には雲一つ無く、雪もシールで十分登れるほどの硬さ。但し、新人諸君は余裕不足で、感動も今一つというところか。滑りもさることながら、純白の大斜面にパーティが一筋のラインを刻みつつ登るシーンが大好きという、リーダーYk君の気持ちは良く判る。 2200Mを越える辺りから、風が強まり、下級生が立っていられない状態が続く。相当疲れてもいる様子なので、ピークアタックはYk君、Ss君、すうじいの三名とし、Ak君とUd君は、サブリーダーのHt君にお願いして、ここから下ってもらうことにする。 ここに荷物をデポし、アイゼン・ピッケルに武器を変え、40度の雪壁をキックステップで越え、風荒れ狂う稜線に出る。クラスト雪に蒼氷の混じるリッジ伝いに、山頂へ向かう。山頂には、先行の3人パーティががいた。 もどかしい気持ちでデポ地点へと戻り、いよいよスキー大滑降だ。三名ともスキーは上手いので、40度の斜面をものともせず、ザラメを飛ばし、ガンガン下る。僅か30分で、高度差1200Mを滑降して、瀬戸沢スノーブリッジに至る。 スノーブリッジを渡り、シールで滝見尾根1450Mコルまでの登り返しが辛い。大汗かいて蓮華温泉のサイトに戻ると、先に降りた三人も、ほぼ同時に到着していた。 ビール片手に、露天風呂に飛び込む。明日は、ベテラン3名は朝日岳へ。用事のあるすうじいと、疲れ果てた新人2名は下山することになった。 【4月9日】 晴のち曇 4時半になっても、朝日岳アタックの3人が起きてこないので、起こしに行く.。アタックの3人が出発するのを見送った後、下山の3人は林道を辿る。栂平手前から、角小屋峠を越え、ウド沢を経て、風吹コースに合流し、ワサビ沢のスノーブリッジを渡る。 木地屋まで来ると、親切な地元の方が、トラックに乗せてくれた。 |
概念図
アルバム
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【4月8日】 瀬戸沢のスノーブリッジを渡る |
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蓮華温泉露天風呂 |
【4月9日】 | ![]() |
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