粕毛川・赤石川・二ツ森(白神)

date 1986/09/15-19 晴、快晴、曇のち夕方から雨、雨のち曇、曇のち晴 
コース 水沢林道〜水沢乗越〜粕毛川〜善知鳥沢〜善知鳥乗越〜善知鳥乗越ノ沢〜キジネグラ沢〜赤石川・493BC〜泊沢〜キジネグラ沢〜善知鳥乗越ノ沢〜善知鳥乗越〜稜線北側踏跡〜二ツ森〜・945〜林道〜ヒッチ=八森
実働 第一日:4h45m、第二日:hm、第三日:hm、第四日:hm、第五日:hm、計:hm。
メンバー すうじい、Yg、Fko
概要 白神山地想い出の釣行、ブナの森と岩魚三昧。
行程 =:バス・鉄道、→:山道、:溯行、:藪漕ぎまたは詰め
【9月15日】 晴
能代11:05=Taxi=12:00水沢林道限界12:05→水沢乗越14:20 15:00二俣上川原15:3017:20善知鳥沢のBP(泊)

【9月16日】 快晴
善知鳥沢のBP 7:20485M右岸枝沢(1:3)8:008:20 550M右岸枝沢(1:5)9:009:25 610M二俣(1:3)左へ10:1511:05善知鳥乗越11:30左から水量多い沢出合11:5512:55善知鳥乗越沢出合キジネグラ沢13:2513:00泊沢出合15:0015:40 ・945BC(泊)

【9月17:日】 曇のち夕方から雨
・945BC(朝・945右岸沢) 8:00大滝下右岸沢左岸枝沢(オキノコメノ沢)コメノ沢15:50 ・945BC(泊)

【9月18:日】 雨のち曇
・945BC 8:158:50泊沢11:55善知鳥乗越ノ沢出合12:10水量多い沢出合12:3013:05水涸れ13:1513:35トラバース踏跡13:40→ミスルート15:0515:35 895Mコル15:45→・945P 15:55→林道16:00→16:40林道BP(泊)

【9月19:日】 曇のち晴
林道BP 8:15→11:30=ヒッチ=11:40八森12:50=
記録  学生寮の後輩二人と、世界遺産になる前の白神山地に出掛けた。

【9月15日】 晴
 前夜に、上野から夜行列車に乗る。東能代で乗り換え、能代からタクシーで、水沢林道を限界まで入ってもらう。水沢乗越から粕毛川に下り、善知鳥沢に入って初日を終える。さっそく、夕食に魚が加わる。

【9月16日】 快晴
 撤収して、善知鳥沢を溯行する。(1:3)の485M右岸枝沢を見送り、550M右岸枝沢出合で大休止する。(1:3)の610M二俣は、水量の少ない左に入る。ここから50分で、善知鳥乗越に出て休憩する。

 乗越から25分下ると、左から水量の多い沢が出合う。さらに下ると左から枝沢、さらに小滝を経て、本流であるキジネグラ沢に出合う。キジネグラ沢を少し溯って偵察する。幾つか滝を越えると、ほぼ平流状となる。

 本流を下降して行くと、左岸枝沢が出合う。続いて左岸から泊沢が出合う。こちらは川原とナメ小滝が続く沢だ。2時間ほど釣りをする。左岸枝沢が出合い、本流がN字型に屈曲して、右岸枝沢が出合う。

 ・493右岸枝沢出合をBCと定め、設営する。ここから下流は、ちょっとした連瀑帯となっていて、大滝も懸かる。

【9月17:日】 曇のち夕方から雨
 朝飯前に単独で、サイト沢(・493右岸枝沢)に入ってみる。朝食後、各人好きな枝沢を攻める。下流側のゴルジュ状を下り、大滝を右岸から巻いて、大滝下右岸沢に入ってみる。その後、右岸枝沢、コメノ沢などに入る。

 BCに戻ると、夕方から雨が降り出す。

【9月18:日】 雨のち曇
 BCを撤収して、この日は、泊沢に入ってみる。ナメ・釜が連続する。昼頃まで遊んで、泊沢を後にする。キジネグラ沢から善知鳥乗越ノ沢に入り、1時間弱で水が涸れるので、休憩する。

 さらに20分ほど登ると、トラバース道が横切る。これを右に辿るが、1時間半ほどで踏跡が薄くなる。県境尾根に出てみると、はっきりした踏跡があった。いつの間にか二ツ森を過ぎ、895Mコルで休憩後、・945Pまで来ると、何とすぐ近くに立派な林道が走っているではないか。

 林道沿いに40分ほど下って行き、適当な水場もあったので、路肩にサイトを得る。

【9月19:日】 曇のち晴
 撤収して、林道を3時間強歩くと、車に拾われる。10分ほどで、八森駅に着く。こうして白神源流の旅は、無事終了したのだった。

溯行図

アルバム

白神のブナ林
白神のブナ林にて
+--+八森駅ホームにて

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