涸沢荷上げ(北ア)

MR234 涸沢荷上げ

date 1985/07/08 雨 
コース 上高地〜横尾〜涸沢ヒュッテ
実働 5h25m。
メンバー すうじい、Kt君、他4名
概要 夏の涸沢定着ボランティア準備、雨の中の荷上げ。
行程 =:バス・鉄道、→:山道
【7月8日】 雨
新宿23:20=4:13松本=Taxi=上高地7:15→(10m休)→(10m休)→10:10横尾10:40→(10m休)→(10m休)→13:50涸沢ヒュッテ(泊)
記録  夏の恒例行事になっている、涸沢定着ボランティア。これに必要な装備を、梅雨のうちに荷上げするのが、某山岳部員の重要な行事になっている。昨年に引き続き今年もまた、私は荷上げに参加した。年々軽くなると云う荷物も、継続の奥穂〜焼岳縦走の装備・食糧を加えれば、結構な重さになる。白馬の夏合宿に継続する諸君も、なかなか大変だったようだ。

【7月8日】 雨
 雨の降る中、タクシーで上高地に着く。梓川の増水が物凄い。明神〜徳沢の間は、梓川の氾濫で、旧道をゆく。横尾近くでは、道路が流されて、不安定な高巻を強いられる所もある。山小屋の従業員が、ミニブルを使って道路工事をしていた。横尾山荘で、雨宿りの休憩をする。

 横尾谷の増水も凄い。下流にある、増水時用のコースの橋は、流されてしまっている。本谷橋も流失していたそうだが、昨日、仮橋を架けたと云うことで、再び流されてはいないかと気をもみながら行く。左岸から枝沢が出合う所に架けられている橋は、丸太を数本ワイヤーで束ねただけのもので、流れから僅か10−20cmほどしかない。先ずは枝沢を徒渉して、一人ずつ慎重に素早く渡る。

 激しい雨と、道を流れる水に、びしょ濡れになって涸沢ヒュツテに辿り着くと、風呂と食事が用意されていた。荷を整理し、涸沢ヒュッテに泊めてもらう。明日晴れれば、奥穂から西穂へ、一気に縦走してしまおう。

MR235_ 奥穂高岳〜焼岳(北ア)'85-07

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