川浦谷本谷・酉谷山・熊倉山(奥武蔵)

date 1982/7/3-4 曇のちガス、快晴 
コース 武州日野〜裏日野林道〜秩父橋〜川浦谷本谷溯行〜奥の大滝高巻〜奥の二俣〜枝尾根藪漕ぎ〜顕著尾根〜・1702P〜水源林道〜酉谷山避難小屋〜酉谷山〜熊倉山〜林道コース〜二丁目〜白久
実働 第一日:11h30m、第二日:5h、計:16h30m。
メンバー すうじい、Wdさん、(二日目からカニ、ウニ)
概要 ゴルジュの高巻にてこずる。
行程 =:バス・鉄道、→:山道、:溯行、\\:藪漕ぎまたは詰め
【7月3日】 曇のちガス
=西武秩父(仮眠)→お花畑6:47=武州日野7:03→7:25=7:45秩父橋8:2510:10七ツ滝入口10:3012:30七ツ滝出口12:35小黒ノ沢出合13:20山道の橋13:302段6mCS左積石14:4516:05二俣16:20川浦林道の橋16:50薮漕開始17:00\\顕著尾根18:30\\18:45小休止19:00\\・1702P 20:00\\水源林道20:15→20:30酉谷山避難小屋(泊)

【7月4日】 快晴
酉谷山避難小屋8:45→9:00酉谷山9:05→1650P 9:25→1425P 10:20→10:25小休止10:35→1451P 10:55→11:50熊倉山12:30→営林署小屋13:20→13:27障子岩沢13:45→二丁目14:35→14:58白久15:10=15:30お花畑→西武秩父16:03=池袋
記録 【7月3日】 曇のちガス
 例の西武秩父行き終電に乗り、駅寝。沢登りスタイルが、他に2パーティ4人ほど。裏日野林道を20分ほど歩くと、林道工事のトラックが便乗させてくれる。秩父橋から入渓するが、水の冷たさに驚く。

 シアン沢を右に分け、2段8mで落合う枝沢を左に分けると、小ゴルジュで、入口の3m滝を左の倒木を利用して右岸のバンドに乗り、そのままトラバースしてゴルジュを通過する。連続する2mナメ・4mナメは、2mナメ手前の右のガレを登って、共に巻く。

 問題の七ツ滝は、2段5mを水流左で登り、右手の緩い岩を4mほど登って、下流に向けてバンドをトラバース。続いて脆いブッシュ交じりのカンテ状を20mほど登って、大高巻に入る。途中涸れルンゼに降りて、さらに岩壁上のバンドをトラバースするが、悪い。水流のある枝沢に、懸垂15mで下降。七ツ滝の大高巻が終わる。

 続く6mトヨナメは、右手の岩峰の右を巻き、3段5mの上に降りる。大岩で流れが二分された所は、右のナメ滝を登る。小黒ノ沢を右に分け、山道の橋の下を潜ると、平凡な小滝が続く。

 巨岩ゴーロに続く2段10mナメは右から巻くと、2段15mで、これが奥の大滝だと思って左岸を高巻くが、なかなか降りられない。途中、20mはあると思われる、左壁に洞穴のある大滝が見えた。それとは別に、10mほどの滝を懸ける別の沢も見えた。

 枝沢を横切って、やっと沢へ下ると、二俣である。右俣に入って、小滝の連続するゴーロを行く。水が伏流するので、水を汲む。水が再び現れ、右から(5:1)の水流を持つ枝沢が出合う。さらに行くと、川浦林道が横切り、(3:1)の二俣となる。水流は少ないが、右が本流であろう。

 高度計は1350Mを示し、17時の沢筋はガスが濃く、薄暗い。ここは、ビバークするか、本流をひたすら詰めるかするべき所だろうが、カニたちのパーティとの合流を考慮して、左手の藪尾根に取付く。

 顕著尾根に出るまでは、踏跡皆無の密薮漕ぎ急登であった。ヘッドランプでの薮漕ぎは続き、顕著尾根上は薮は薄く、薄いながらも獣道もあったが、急傾斜で崩れ易い。・1702Pでやっと、現在位置に確信を持つ。

 笹薮を南へ下り、水源林道に出て、無事酉谷山避難小屋に到着する。外で食事をしていると、カニとウニが小屋から出て来た。

【7月4日】 快晴
 翌朝は快晴で、小屋にいた単独行のオジサン二人は、先に出発してしまう。炊込みご飯と蕎麦の朝食を、ゆっくりと食べる。石尾根や、雪の全く無い富士山、大岳が、雲の上に浮かんでいる。Wdさんが意外と元気なので、9時近いが、4人で熊倉山への縦走を開始する。

 酉谷峠から酉谷山までの道で、北側からの踏跡が数箇所合流する。これこそ昨日の本流を詰めた場合の正解ルートに相違ない。1650Pから1425Pまでが、踏跡不明瞭箇所ありで、ややてこずるが、途中笹藪を尾根状へ漕ぎ登ると、バーンとした立派な山道が拓かれている。この先は、ずっと明瞭な山道であった。

 熊倉山まで来ると、さすがにハイカーが多い。大休止をして、林道コースを下る。前回のツメ上げ地点で、デポ草鞋をWdさんが回収する。障子岩沢まで来ると、沢登りの中高年パーティが現れる。ここでタバコの切れたウニは、サッサと駆け下る。Wdさん、カニ、すうじいは、路傍のの草花を観察しつつ下る。

 二丁目から林道を行く。今回も温泉はパスである。暑い暑い。白久でウニがタバコをふかしている。ビールを買い込んで飲む。

概念図

溯行図

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