高川山・峯山・むすび山(大菩薩・御坂)

date 2023/12/21 快晴
コース 初狩駅〜高川山〜天神峠〜峯山〜むすび山〜大月駅
実働 5h31m。(うちミスルート往復40m)
概要 白富士山展望と縦走。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:登山道、:溯行・下降、\\:藪漕ぎ・踏跡不明、=:電車・車。
【12月21日】 快晴
初狩駅7:17→新ルート入口7:44→8:11男坂女坂分岐8:16→9:02高川山9:29→670MP 10:31→引返し点10:51→670MP 11:11→11:42天神峠11:47→12:03峯山12:48→13:37むすび山13:40→14:08大月駅
使用装備 軽登山靴、ストック、スマホ、GPS、帽子、熊鈴、保温水筒
不用装備 ヘッドライト
記録  今回の富士見山行は、23年ぶりの高川山だ。前回は、初狩駅からの往復であったが、今回は初狩駅から登り、大月駅まで縦走した。高川山山頂以外では、木枝に邪魔されて、意外と展望を得られなかったのが残念だ。

 初狩駅の無人改札を出て、最初の十字路を右折し、線路沿いを下って行く道を辿る。道は右に折れ、線路の下を潜り、中央本線の南側に出る。所々にある高川山への矢印を捜しながら、橋を渡り、墓地の脇を登って行くと、高川山へ向かう林道となる。

 針葉樹林の間の林道を登って行くと、やがて高川山新ルート入口がある。ここから山道に取付き、次第に傾斜が増してゆく。ハッキリした尾根に乗り、少し登ると、男坂女坂分岐となる。ここで、ULダウンを脱いでおこう。

 右へトラバースして行く女坂を見送り、尾根を直登する男坂を辿る。いつの間にか、辺りは落葉樹林帯となり、風が冷たく感じられる。男坂は、その名の通り急登が続く。途中、右へトラバースする箇所があるが、その後も急傾斜の登りが続く。乾いた地面は、滑り易い。

 右手から登って来た女坂と合流すると、岩々した急登となるが、間もなく左手からの顕著な笹尾根に乗ると、傾斜は緩くなる。最後の登りを頑張って、高川山山頂に至る。山頂からの富士山の眺めは、流石である。

 前回、山頂からは各方面の展望が得られた気がするのだが、木枝が成長したためか、富士山方面以外の展望は不良であった。30分ほどの休憩後、山頂を後にする。

 北へ向かい、最初の田野倉下降点を過ぎ、950MPからは東へ50Mほど急降下する。その後傾斜が緩んだ尾根を辿ると、750M付近から再び急な下りとなり、670MP直前で、二番目の田野倉下降点に至る。

 670MPの登り途中で、左手に北東尾根へ向かうトラバースの薄い踏跡が分かれるが、落葉に埋もれて怪しげである。670MPから北東尾根への踏跡は、さらに薄く悩ましい。一旦、田野倉下降点に戻ってみると、南東へ下る道はハッキリしていて、「登山道→」のプレートもあり、むすび山への縦走路分岐もこの先にありそうだ。

 明瞭な山道を辿ると、南東尾根を跨ぎ、弁慶岩が現れる。暗い針葉樹林を抜け、東尾根の南面をトラバース気味に下る道となる。明らかにミスルートだ。下り20分、登り返し20分のロスで、下降点に復帰する。結局、670MP登り途中に左手へ分かれる薄い踏跡が正解ルートであった。

 670MPの北側急斜面の落葉トラバースを慎重にこなし、北東尾根の「爺返し」と呼ばれる滑り易い急降下を経て、縦走を続ける。580MPの北西面を巻き終わると、祠が現れる。尾根の南面に下ると道標があり、天神峠であると判る。東の尾根に登り返すと、もう一つの祠があった。

 峠から20分ほどの登りで、・584峯山に至る。ここで、昼食とする。保温水筒の湯で、マグヌードルを作る。暖かくて旨い。クリームパンを食べていると、4人パーティが現れた。大休止の後、重い腰を上げる。

 峯山からの縦走が、とても長く感じられる。三角点のあるオキ山がどれだったのか判らないまま、最後のピーク:むすび山に至る。先程の4人パーティが休憩していた。山頂には、第二次大戦中の大月防空監視哨跡の石垣がある。

 4人パーティと前後して、山頂を後にすれば、ほどなく車道に降り立ち、大月駅へと向かう。

GPS軌跡

アルバム

新ルート登山口
男坂女坂分岐
高川山山頂からの富士山、左手前は倉見山かな
高川山頂から、右は三ツ峠山、左は杓子山かな
高川山山頂
最初の田野倉下降点
弁慶岩
二番目の田野倉下降点に戻る
天神峠西の祠
天神峠の道標
天神峠東の祠
峯山で昼食にする

MR405 高川山(御坂)'01-02

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