鳴岩川河原木場沢醤油樽大滝見物(八ヶ岳)

date 2009/6/26 曇時々晴
コース 桜平橋〜醤油樽滝遊歩道入口〜醤油樽大滝(往復)
実働 往き:40m、帰り:48m、計:1h28m。
概要 リハビリと偵察を兼ねて、醤油樽大滝を見物。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:山道、:溯行、\\:藪漕ぎ・踏跡不明瞭、=:交通機関。
【6月26日】 曇時々晴
自宅7:20=小淵沢IC 9:50=10:45桜平橋11:10→11:50醤油樽大滝12:55→13:10二ノ滝13:20→13:33一ノ滝13:40→14:00桜平橋=15:15小淵沢16:45=17:00宿(泊)
使用装備 渓流靴、ヘルメット、E-1、三脚、ED12-60mmF2.8-4.0、ED7-14mmF4、μ-725SW
不用装備 8mmx30mザイル、ハーネス、8環、アイスハンマー
記録  八ヶ岳西面の鳴岩川河原木場沢には、醤油樽と呼ばれるゴルジュがあると知り、この沢を溯行して天狗岳に登ろうと目論んでいた。だが、6月上旬の鳴瀬滝見物で足を滑らせ、膝を傷めてしまい、今回はリハビリ・偵察を兼ねての滝見となった。

【6月26日】 曇時々晴
 フォレストカントリークラブ三井の森の前を通り、唐沢鉱泉への道を分け、オーレン小屋方面へのダート林道に入る。河原木場沢を渡って、ヘアピンの駐車スペースに、車を停める。支度をして、林道をさらに登って行くと、右手に10台分くらいの駐車スペースがある。先客が一台、停まっていた。

 その先に、コース案内図の看板があって、遊歩道の入口となっている。入口は、少し心許ない感じ。遊歩道に足を踏み入れると、割と踏まれていて、迷うような所は無い。沢沿いには、所々に、朱色のクリンソウが咲いている。

 遊歩道を15分ほど歩くと、一ノ滝と思しき3m滝の左に、梯子が架かる。遊歩道入口の案内板には、5mとあったが、どう見ても3mしかない。梯子を登って、右岸から一ノ滝を巻くと、滝上は滑床が続いている。滑床に懸かる丸木橋を渡って、左岸へと移る。この辺り、クリンソウの群生が咲いている。

 滑床左岸沿いに進み、ナメ小滝の右手に架かる梯子を登る。その次のナメ小滝を左に見て、左岸を登ってゆく。左岸斜面をトラバースして行くと、両岸が狭まり、ミニゴルジュ状になった奥に、二ノ滝5mが懸かる。

 二ノ滝左岸トラバースを終え、大滝前衛ゴルジュの連瀑帯は、右岸から巻いて行く。岩壁下のテラス状まで登れば、醤油樽大滝が姿を見せる。ここから大滝下へは、アルミ梯子を降りて行く。

 醤油樽大滝は、左壁がオーバーハングしているので、晴天時には撮影時間が問題となる。滝身に陽が当たるのは、午前中の限られた時間のようだ。大滝下のあちこちに移動して、写真を撮りまくる。帰りには、梯子を登り返した辺りからも、撮影しておこう。

 帰りに、二ノ滝ミニゴルジュを訪れる。二ノ滝は、落差5mほどである。滑床沿いには、クリンソウの群落が咲いていて、目を楽しませてくれる。野生のためか、朱色の花は小振りである。滑床下の一ノ滝の前に三脚を立てるが、やはり落差3mほどしかない。

 車で一旦小淵沢まで戻り、宿へと向かった。

アルバム

河原木場沢醤油樽滝遊歩道入口
河原木場沢醤油樽滝遊歩道案内板
一ノ滝3mは右岸の梯子を登って越える
ナメが続く
九輪草が咲いている
九輪草群落
滑滝の前にかかる木橋を左岸へと渡る
九輪草と小滝
ミニゴルジュ奥の二ノ滝5m
河原木場沢醤油樽大滝
河原木場沢醤油樽大滝
河原木場沢醤油樽大滝
河原木場沢醤油樽大滝
河原木場沢醤油樽大滝
河原木場沢醤油樽大滝
河原木場沢醤油樽大滝
河原木場沢醤油樽二ノ滝5m
河原木場沢醤油樽二ノ滝5m
九輪草とナメ
河原木場沢醤油樽一ノ滝3m

の表紙へ
本館トップページへ