和名倉山川又道1820M作業場跡敗退(奥秩父)
date | 2008/4/20 曇のち小雨 |
コース | 川又バス停〜吊橋〜1165Mコル〜P1762〜1820M作業場跡(往復) |
実働 | 登り:4h50m、下り:2h30m、計:7h20m。 |
概要 | 笹藪刈払い、1750Mより上部積雪、ラッセルに消耗し、敗退。 |
メンバー | すうじい(単独) |
行程 | →:山道・踏跡、→:溯行、\\:藪漕ぎ・不明瞭な踏跡、=:車 【4月20日】 曇りのち小雨 自宅3:15=4:45影森コンビニ5:00=5:35川又バス停6:10→植林帯小屋掛6:40→\\→8:00 1165Mコル8:05→8:50広場8:55→10:00 1762P 10:05→11:15 1820M作業場跡11:30→12:25 1762P 12:35→13:00広場13:10→13:40 1165Mコル13:50→14:30川又バス停14:45=18:10自宅 |
使用装備 | 登山靴、ヘルメット、μ-725SW |
不用装備 | 6mmx10m細引 |
記録 | 和名倉山の登山ルートの中で、重要かつ未踏査であった、ヒルメシ尾根の川又道にチャレンジしてみた。 【4月20日】 曇りのち小雨 R140を秩父から雁坂峠方面へ向かい、大峰トンネルを抜けるとすぐ、左から二瀬ダムからの旧道を合わせる。さらにそのすぐ先で、右から栃本集落からの旧道が合流する地点に、川又バス停がある。トイレも付いていて、駐車スペースもある。 川又道入口の階段を下った先は、和名沢出合のすぐ上流で、荒川本流を渡る吊橋が懸かる。この吊橋、床板は老朽化しており、踏み抜きを注意せねばならない。和名沢に懸かる滝や堰堤が、見えている。最近の雨で、荒川本流の水量は多い。 吊橋を渡ると、和名沢左岸沿いに登って行く。堰堤の合間には、結構良さげな2条滝なども懸かる。しばらく左岸沿いに登ると、針葉樹の植林帯になる。枝打ちされた枝が鬱陶しいが、コースは明瞭だ。 やがてジグザグ登りも交え、傾斜が緩んだ辺りで、分岐がある。潰れかけた小屋掛を見て、右へ直登する踏跡には、「ヒルメシ尾根」と書かれた赤テープ等が付いている。薄暗い針葉樹林の中へ進んで行くと、踏跡が不明瞭になる。 正解ルートは、ひたすら直進する直登ルートであり、赤テープが続いている。しかし、この赤テープを見失ってしまった。結局、正解ルートより左手の苔生したガレ沢に出てしまい、これを横断して、別の道形を辿ることとなった。 針葉樹植林帯上部の平坦地から、左手のガレ沢に出てしまい、その左岸沿いに登ってみたが、踏跡を見出せない。次第に傾斜が強くなり、引き返す。ガレ沢の下部に、林道跡のような道形地形を見付けて、下降気味にガレ沢を横断する。 この道形には、目印が僅かしかないが、明瞭なので、これを辿ることにする。道形を進んで行くと、良い感じで、右岸小尾根を回り込み、もう一つ左側(東側)の小沢状に出たところで、倒木に遮られ、同時に道形も消失する。仕方ないので、右手の小尾根(ガレ沢右岸小尾根)に取り付く。 歩き易そうな小尾根なので、これを登って行くことにする。最悪でも、1058肩と1173Pを繋ぐ尾根に、乗れるはずである。小尾根を登って行くと、左手の小尾根に潰れかけた小屋掛が見える。更に登ると、925M付近で、右手からトラバースしてきた川又道と合流する。川又道には、目印の赤テープが、続いている。 これを辿って、左手へとトラバース気味に登って行く。再びガレ窪を横断し、時折ジグザグを交えて、左上方へと登り続ける。川又バス停から、登り始めて1時間50分、顕著な尾根に乗る。1173P近くの、1165Mコルである。辺りには、馬酔木の灌木が目立つ。 良い雰囲気の、歩き易い尾根道を辿る。1180M付近まで来ると、落ち葉の積もった足元に、ケーブルや鋼材などが転がっている。尾根の南西側には、平坦地が広がり、昔はここに、飯場などがあったのかも知れない。この辺りから、川又道は尾根南西面をトラバース気味に登り始める。この辺りまでは、ドコモの携帯電波が十分届く。 久渡ノ沢右岸斜面トラバース道は、始めのうち緩やかに登って行く。久渡ノ沢右岸枝沢源頭ザレ斜面を横切り、次第に笹藪が出てくる。尤も今回は、ちゃんと刈払いがされていたので、さほど苦労はない。さらにトラバースして行くと、大きな倒木のあるガレに出る。この先から、笹藪帯のジグザグ登りが始まる。この辺りも、刈払いはバッチリであった。 仮払いされた笹藪帯のジグザグ登りをこなすと、藪のない広場のような地形に出る。休憩には、絶好の場所である。広場で小休後、笹藪斜面を登って行く。笹藪はかなり密で、背も高いが、刈払われているので、さほど困難は無い。しばらくジグザグを切って、登って行くと、やがて灌木帯となり、尾根に近付く。この辺りから、雪が出てきて、ルートが見付けにくくなる。また、時折、ズボッと填る。 南へ向かう尾根沿いに、藪っぽい灌木帯を進むと、やがて1762P付近で、西からの尾根と合流し、尾根は東へと向かう。1762P東の1760P北側を巻く、笹の切り開きを辿り、1735Mコルから登り返す。次第に曲沢左俣源頭のトラバースとなる。 笹藪混じりの樹林帯のトラバースは、傾斜が増し、雪も深くて滑り易く、ペースが落ちてくる。特に、左俣左沢源頭の横断は、股まで潜る深雪急斜面のラッセルに苦労する。左俣左沢源頭を越えると、やや平坦な地形のラッセルトラバースとなり、やがて左俣右沢源頭の1820M付近で、少し開けた平坦地形となる。ここが、作業場跡に違いない。 作業場跡を過ぎると、水たまりのような場所を経て、1826独標尾根が望まれる場所となる。既に11時半近くになっており、このラッセルの調子では、川又分岐まであと1時間半はかかるであろう。ここで、引き返しを決断する。 帰り道は往路のラッセル跡を利用するが、それでもズボズボ潜る。やはり、左俣左沢源頭の横断は、股まで潜る深雪急斜面のラッセルで、再び苦労する。1735Mコルから1762P付近では、雨とガスが、やや強くなってきた。この辺りで、小休し、パンを囓る。 灌木帯から笹藪斜面を下って、広場で再び小休止。さらに、1165Mコルで、最後の小休止をする。北斜面トラバースからガレ沢右岸尾根も過ぎて、正解ルートのガレ沢横断・左岸尾根下降で植林帯に入る。800M付近の植林帯で、分岐の目印となる小屋掛を右に見る。 ここからは、15分ほどで、川又バス停に辿り着く。和名沢左岸沿いの道を下って行くと、堰堤が連続している。それでも、堰堤と堰堤の合間に、良さげな滝も懸かっている。今回は、コンデジしか持って来ていないので、滝の撮影は省略しよう。吊橋を渡ってからの登り返しは、やはりキツかった。 |
概念図(工事中)
アルバム
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川又バス停のトイレ | |
荒川本流を渡る吊橋 | ![]() |
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針葉樹植林帯東側ガレ沢 | |
川又道の925M付近 ガレ沢右岸小尾根トラバース地点 |
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1173P近くの1165Mコルで トラバース道は尾根に乗る コルからトラバース道を振り返る |
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1180M付近から 尾根南西面をトラバース気味に登る |
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笹藪斜面の中の広場中心から振り返る | |
1762P付近 | ![]() |
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曲沢左俣右沢源頭1820M作業場跡 | |
曲沢左俣左沢源頭付近 自分のトレースを辿っても ズボズボ潜る |
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800M付近針葉樹植林帯の小屋掛 |
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