セド沢払沢ノ滝・千足沢天狗滝見物(奥多摩)

date 2007/09/07 雨のち曇
コース 払沢ノ滝駐車場〜払沢ノ滝(往復)、千足〜天狗滝(往復)
実働 払沢ノ滝往復:21m、天狗滝往復:34m、計:55m。
メンバー すうじい(単独)
概要 台風一過後の払沢ノ滝、千足沢天狗滝見物。
行程 →:山道、車:=。
【9月7日】 雨のち曇
自宅13:30=14:48払沢の滝駐車場14:55→15:05払沢ノ滝15:33→15:44払沢の滝駐車場14:55
=16:05千足16:11→16:31天狗滝16:54→17:08千足17:12=18:35自宅
使用装備 長靴、E-1、11-22mmF2.8-3.5、三脚、ヘルメット
不用装備 アイスハンマー、細引、ED18-180mmF3.5-6.3、ED7-14mmF4
記録  久々に、滝見に出掛けた。今年の夏は、引っ越しに振り回されて、どこへも出掛けられなかった。関東地方に大量の雨を降らせた台風が過ぎた日、午前中で仕事が終わったので、怒濤の水量を期待して、奥多摩へと向かった。

【9月7日】 雨のち曇
 昼過ぎに、近くの警察署で、運転免許証の住所変更をする。あっと言う間に手続きが終了し、これは滝見に行けそうだ。昼飯も抜きで、支度をして、首都高から中央道へと向かう。八王子西ICで降り、秋川街道・檜原街道を走る。途中、戸倉付近からは、規定の降水量を超えているため、通行止の掲示が出ていた。払沢ノ滝駐車場に到着すると、物好きはいるもので、何台かの車が停まっていた。

 長靴を履き、撮影道具・アイスハンマー・シュリンゲ・ヘルメットを担いで、遊歩道を辿る。濁流となったセド沢の水量も、物凄い。途中、泥濘があったので、長靴正解だった。東屋まで来ると、木橋の一つは流れに洗われており、大量の流木や岩が引っ掛かっている。もう一つの木橋は、もう少し水量が増せば、流されてしまうかもしれない。慎重に渡る。

 木橋が流されたら、かなりヤバイので、早々に切り上げる。駐車場付近から見た千足沢の天狗滝も、遠目にも水量が凄いので、時間はかなり遅いが、行ってみることにしよう。払沢ノ滝駐車場をあとにして、千足へと向かう。

 林道脇の適当な所に駐車して、林道を登って行く。舗装された林道を、じゃーじゃー水が流れている。林道終点から、山道を辿る。しばらく行くと、右岸から左岸への一回目の徒渉だ。長靴では、ちと厳しい。かなり手こずったが、なんとか、濡れずに渡る。

 更に登ると、左岸から右岸への二回目の徒渉である。ここも、なんとか無事に渡ると、すぐに、天狗前衛滝6mとなる。飛沫が凄くて、近寄れないが、手持ちで撮影しておこう。これも、なかなか立派な滝であるが、この上に懸かる天狗滝の水量を想像すると、居ても立っても居られず、気が急いてしまう。

 さて、前衛滝の右岸を巻いて、いよいよ天狗滝である。ゴウゴウという音が、聞こえている。岩尾根を跨ぐと、その姿が現れた。猛烈な飛沫を上げて、水流が弾けている。滝壺までは、とても降りることが出来そうもない。取り敢えずは、滝下へと下る斜面に三脚を立て、飛沫に耐えながら撮影を試みる。

 勇気を振り絞って、一段下へと降りてみた。あっと言う間に、ズブ濡れである。更に、右岸の岩尾根の隙間から、滝に接近して、左横からの撮影を試みる。

 既に、夕方5時近くなったので、二ヶ所あった徒渉点も気懸かりだし、引き返すことにしよう。棒切れを拾って、杖代わりにし、慎重に徒渉する。林道に出た時には、ホッとした。

アルバム

水量豊富なセド沢払沢ノ滝
正面から飛沫を浴びて
右岸斜面バンド状から、セド沢払沢ノ滝
千足沢天狗前衛滝
千足沢天狗滝
同上
同上

の表紙へ
本館トップページへ