鴨川八池谷八淵滝から武奈ヶ岳(比良)

date 2005/12/3 曇のち小雨一時雪
コース ガリバー旅行村駐車場〜魚止滝〜大摺鉢〜貴船滝〜七遍返し〜八雲ヶ原〜イブルギノコバ〜武奈ヶ岳〜イブルギノコバ〜広谷分岐〜大摺鉢〜ガリバー旅行村駐車場
実働 登り:4h14m、下り:1h25m、計:5h39m。
概要 初冬の沢、滝見、雪の山頂へ。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:山道・踏跡、:溯行・下降、\\:藪漕ぎ、=:車
【12月3日】 曇のち小雨一時雪
和迩浜青年会館YH 5:20=6:15ガリバー旅行村6:55→7:25魚止滝7:307:40障子滝7:458:20
7m2条滝下8:30\\9:00 2段7mCS滝下9:039:05 8x15m滝下9:159:17 2段7mCS滝下9:30
\\→9:45大摺鉢10:0510:20屏風滝10:30→10:35貴船滝11:00→11:05貴船滝上11:1511:30
七遍返し11:40→12:00尾根道取付12:15→八雲ヶ原12:35→イブルギノコバ12:45→13:25武奈ヶ岳
13:35→イブルギノコバ14:05→14:10広谷分岐14:20→14:50大摺鉢15:05→15:25ガリバー旅行村
15:35=16:10比良とぴあ17:00=18:50新大阪(泊)
使用装備 渓流足袋、ヘルメット、長靴、ステッキ、E-1、11-22mmF2.8-3.5、三脚、8mmx30mザイル、ハーネス、8環
不用装備 アイスハンマー
記録  鴨川八池谷の八淵滝から武奈ヶ岳へと登るコースは、滝百選と二百名山を一度に訪れるという、欲張りなものである。しかも、何故か、12月初めという、微妙な時期に出掛けることになった。

【12月3日】 曇のち小雨一時雪
 和迩浜青年会館YHを、暗いうちに出て、ガリバー旅行村へと向かう。心配された雪は、道路には全く積もっていない。ガリバー旅行村は、どうやら冬期閉鎖されているようで、駐車場に車を停める。一台のオフロード車の横に、テントが張ってあった。

 モタモタ準備するうちに、明るくなってきた。山の上の方は、雪とガスとで、白っぽく見える。カメラ・三脚の他、ザイルとハーネス・8環、長靴も担ぎ、渓流足袋・雨具とヘルメットを装着して、初冬の沢登りへと出発だ。今日の降水確率は、60%だとかで、ちと気が重い。

 林道を辿り、道標のある所から、魚止滝へ向かう沢沿いコースへと入る。駐車場から30分程で、魚止滝6mが現れる。更に10分で、障子滝2段10mに至る。左壁の人工的なルートを辿って越える。右岸側から、唐戸のゴルジュへと降り立つ。

 入口の斜瀑瀞釜左岸のヘツリでスリップ・濡れを嫌い、右岸の木の根から、懸垂で斜瀑右岸へと降り立つ。左壁から水流を渡って、斜瀑を越え、7m2条滝の滝壺前に立つ。濡れを嫌うと、難易度が増すことを、実感する。この先は、ズブ濡れを覚悟しないと進めないので、素直に引き返す。

 先程懸垂したザイルを利用して、右岸を登り返し、踏跡に合流する。大摺鉢手前で、唐戸ゴルジュへと下降を試みる。立木にザイルを固定して、2段7mCS下へと懸垂下降する。更に、8x15m滝の左壁を下降して、先程の7m2条滝の上に立つ。

 はて、唐戸滝とは、どの滝のことであろうか。8x15m滝を撮影し、左壁を登り返して、今度は2段7mCS滝を撮影する。実は、この滝を越えると、大きな瀞釜を持つ唐戸滝が現れるらしいのだが、それを知らずに、先程固定したザイルを頼りに、右岸を登り返す。

 踏跡に合流し、大摺鉢へと至る。ここでザイルを捌いていると、3人パーティが現れ、ワサビ谷沿いのコースへと登って行った。大摺鉢10x20mを見物しながら、小休する。右岸の踏跡を辿り、撮影のため、小摺鉢滝壺に降り立つ。

 少しゴーロを進むと、軽装・単独の男性と擦れ違う。貴船滝見物帰りであろうか。屏風滝3段15mは、手前の瀞淵が手強いので、右岸バンドから撮影する。右岸の巻道を辿り、貴船滝手前の右岸鎖場を下降するのだが、岩場途中で三脚を立てて、貴船滝を撮影する。

 鎖が渡してある位置で、左岸側へと渡る。折角なので、貴船滝の滝壺へと接近してみる。飛沫を浴びつつ、三脚を立てる。戻って、左岸の梯子・鎖を登り、滝上に至る。遭難碑の近くで、パンを囓って小休しよう。

 ここから山道を15分ほどで、木橋を渡り、七遍返しの2段15m滝に至る。この辺りで、雪が降り出す。溯行意欲が、一気に萎える。左岸の杣道をバンバン飛ばして行くが、谷には10m程の滑滝もあって、後ろ髪を引かれる。右岸に渡り、オガサカ道を分け、枝沢を渡って、少し行くと、八雲ヶ原への尾根道が分かれる。

 雪降る中、幻ノ滝見物を断念し、尾根道へとエスケープすることに決め、渓流足袋を脱ぎ、長靴に履き替える。さすがに、足が冷え切っている。正午を過ぎたので、山頂を往復出来るか少し不安になるが、時間を見ながら、行けるだけ行ってみることにする。

 雪の積もり始めた尾根道を辿り、20分ほどで、雪の無い八雲ヶ原のスキー場に飛び出す。ロープウェイが廃止になったと聞いたが、この先、降りてくる登山者数人と擦れ違う。イブルギノコバへのトラバースに入ると、再び山道に雪が積もる。

 イブルギノコバから、窪状に沿った山道を辿り、やがてコル状で尾根道と交叉する。更に、抉れた道を登って、、雪と風の吹き付ける、モノトーンの武奈ヶ岳山頂へと辿り着く。展望皆無だし、寒いので、長居は無用である。早々に引き返そう。

 コル状を過ぎた辺りで、登頂メールを送るのを忘れた事を思い出し、コル状まで戻って、何とか携帯メールを送る。イブルギノコバを通過し、今度は広谷分岐へと向かう。広谷分岐は、風も無く、開けており、ビバーク適地である。ここで、パンを頬張り、小休する。雪は、殆ど止んでいる。

 ここからは、広谷左岸の山道を辿り、大摺鉢を目指す。落ち葉が分厚く積もり、道形が判り難くなっている。これは、暗くなるとヤバイぞ。やがて尾根を越え、下り始める。この下りが長い。蜿蜒と下って行くと、谷を渡るが、ルートが判り難い。これはワサビ谷であろうか。左岸を少し下り、再び右岸に戻って下ると、何段かの滝があり、見覚えのある大摺鉢へと下り着く。

 午後3時近くになったが、ここまで来れば、もう遭難はあり得ないだろう。ザックを下ろし、水分と食糧を腹に入れ、三脚を立てる。山道を辿れば、やがて林道となる。この辺りで、雨が降り出す。参ったね。ガリバー旅行村の駐車場に戻り、簡単に片付けて、比良とぴあの温泉を目指す。

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その1:
魚止滝
魚止滝
その2:
障子滝
障子滝
その3:
唐戸ゴルジュ7m2条滝
7m2条
その4:
唐戸ゴルジュ8x15m滝
8x15m
その5:
唐戸ゴルジュ2段7mCS滝
2段7mCS1 2段7mCS2
その6:
大摺鉢10x20m滑滝
大摺鉢1 大摺鉢2
その7:
小摺鉢5x10m滑滝
小摺鉢1 小摺鉢2
その8:
屏風滝3段15m
屏風滝1 屏風滝2
その9:
貴船滝30m
貴船滝1 貴船滝2
その10:
七遍返し2段15m
七遍返滝
その11:
武奈ヶ岳
武奈ヶ岳山頂
その12:
大摺鉢10x20m滑滝
大摺鉢3

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