越前岳(愛鷹)

date 2005/1/1 快晴
コース 十里木登山口〜越前岳(往復)
実働 2h15m。
概要 大雪翌日の元旦登山、快晴の富士山展望。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:山道・踏跡、:溯行・下降、\\:藪漕ぎ、=:車
【12月31日】 曇のち雪
さいたま6:00=6:50海老名SA 7:20=7:50洒水の滝8:35=9:10御殿場プレミアムアウトレット12:15
=12:35(チェーン装着)12:55=雪道渋滞=15:00仙石原温泉(泊)
=21:30さいたま

【1月1日】 快晴
仙石原温泉9:10=10:00御殿場10:10=10:35十里木登山口11:10→12:40越前岳13:10→13:55
十里木登山口14:10=14:35(チェーン脱着)14:55=15:35御殿場プレミアムアウトレット15:55=
16:35仙石原温泉(泊)

【1月2日】 快晴
仙石原温泉9:40=10:45十里木登山口11:00=11:35白糸の滝13:30=南アルプスIC 15:50=
16:05双葉SA 16:40=国立IC 19:25
使用装備 E-1、14-54mmF2.8-3.5、三脚、ステッキ
不用装備 アイゼン、EC14
記録  今回の年越しは、箱根の仙石原温泉に2泊することにして、元旦に愛鷹連峰の越前岳に登った。往きに洒水ノ滝、帰りに白糸・音止ノ滝見物という欲張り計画だ。大晦日の午後に大雪が降り、御殿場から乙女トンネルへの登り道で、動けなくなった車のため、大渋滞が生じた。チェーン装着は、早めにして欲しいものである。

【12月31日】 曇のち雪
 首都高から東名に乗り、大井松田ICで降りる。洒水ノ滝を訪れると、朝8時だというのに、既に数人の先客がいた。入れ代わりに、滝を独占する。寒さに震えつつ、車に戻る。

 R246を走って、御殿場プレミアムアウトレットに向かう。開店1時間前だというのに、駐車場近くでは、既に渋滞が始まっていた。10時の開店前から、雪が舞い始め、アウトレットをあとにした昼過ぎには、大分雪が積もっていた。

 乙女道路に入り、東山湖先のトンネル手前で、チェーンを装着する車があったので、我々も路肩に車を停め、早めにチェーンを装着する。このタイミングは絶妙であった。この先、次第に積雪量が増え、傾斜も増すので、チェーン装着の車は苦労していた。

 少し行くと、渋滞が始まった。雪はどんどん降り積もるし、車の列は殆ど動かなくなるし、このまま日が暮れるのでは・・・と心配するほどだった。1時間半以上の我慢で、動けなくなった車の列が片道車線を塞ぐ箇所を通過する。ここの交互通行が、渋滞の原因だったのだ。

 その後は、ウソのように車は流れ、乙女トンネルを抜け、仙石原温泉へと辿り着く。

【1月1日】 快晴
 チェーンは装着したまま、御殿場へと向かう。東名高速は通行止にもかかわらず、プレミアムアウトレット近くは、大渋滞しているので、抜け道を見付け、駐車場近くでカミさんを降ろす。R469を須山経由で、十里木登山口へと向かう。

 十里木登山口駐車場は、トイレ付きで、20台ほど駐車可能である。7〜8台が停まっていた。一応アイゼンもザックの底に忍ばせ、三脚も担いで登り始める。20-30cmほどの雪が積もっているが、既にたくさんの登山者が登ったようで、しっかりとトレースが付いている。振り返る度に、見事な富士が大きく迫る。

 飛ばし過ぎて汗をかかぬよう、ゆっくり目に登って行く。寒くもなく、ラッセルも無く、凍結も無く、快適な登りである。時折撮影する以外は、ノンストップで、山頂まで1時間半であった。

 山頂に到着すれば、先客2組3名。風も殆ど無く、陽射しが暖かい。霧氷と駿河湾が眩しい。山頂からの展望を満喫し、撮影を堪能する。パンを頬張って、そろそろ下りに取り掛かろう。

 下りは、更に快適だ。霧氷の梢や、枝の合間からの富士を、楽しみながら下って行く。下りは、45分であった。

 帰りも往路を戻るが、須山から左折して少し進んだ、東富士演習場付近で、チェーンを外す。ここからも、富士山が立派だ。裏道利用で、御殿場プレミアムアウトレットの駐車場に入り、カミさんを乗せて、仙石原温泉へと戻る。

【1月2日】 快晴
 今日は、富士宮の白糸ノ滝を見物してから、中央道経由で帰宅するという計画である。御殿場に下り、R469に入り、十里木登山口で快晴の富士を鑑賞する。さらにR469を富士宮へ向かう。途中から「白糸ノ滝」の標識に従い、県道を直進し、R139を横断して、コンビニ手前を左折して、市営無料駐車場に入る。

 先ずは、音止ノ滝。水量多く、虹も出て豪快である。芝川右岸の土産物屋街から、柵にへばりついて撮影するのが難点。次に、お隣の白糸ノ滝を見物する。たくさんの白糸に、虹が出ている。日向と日陰のコントラストがキツイ。もっと早い時間に、来るべきだった。

 右岸の階段を登った駐車場の一角に、白糸と富士を展望できる場所がある。ここでも、白糸ノ滝下部が陰になり、ちょっと時間が遅かったようだ。この一番奥の大駐車場は、無人であったが、シーズンには有料になるらしい。車道沿いに歩き、中央の有料大駐車場、曽我橋という吊橋を経て、無料駐車場へ戻る。

 県道を南下し、再びR469に合流して、富士川左岸の県道に入る。右岸のR52は、日陰では雪が凍結していたりして、混んでいた。南アルプスICから中部横断道に乗り、中央道で帰る。大月から小仏トンネル付近の渋滞は、いつもの事であった。

アルバム

滝見亭」に「酒匂川滝沢洒水ノ滝'04-12」・「芝川音止ノ滝・白糸ノ滝'05-01」があります

12月31日、洒水ノ滝遠望
滝壺から洒水ノ滝
1月1日、十里木登山口から少し登って
更に登って
逆光に輝く
凍った枝
越前岳山頂と
富士山
山頂より
駿河湾と伊豆半島
山頂から
駿河湾と駿河の山
山頂からの富士
霧氷と天城連峰
霧氷
東富士演習場付近から
富士山
最終日
十里木からの富士
富士宮の音止ノ滝
二重の虹が懸かる
白糸ノ滝の虹
白糸ノ滝
白糸ノ滝の主滝
白糸ノ滝と富士

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