笛吹川西沢渓谷撮影行(奥秩父)

date 2004/5/14 晴のち曇
コース 村営駐車場〜二俣吊橋〜渓谷遊歩道〜七ツ釜五段ノ滝〜軌道跡遊歩道〜ネトリ橋〜村営駐車場
実働 2h57m
概要 新緑の西沢渓谷撮影行、七ツ釜五段ノ滝はさすがに立派。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:山道・踏跡・ツボ足、:溯行、\\:藪漕ぎ・不明瞭な踏跡、=:車
【5月14日】 晴のち曇
さいたま8:50=12:20村営駐車場12:45→二俣吊橋13:05→13:17三重ノ滝13:30→方丈橋14:20
→14:25七ツ釜五段ノ滝14:45→15:00軌道跡15:10→16:25村営駐車場16:35=20:15さいたま
使用装備 軽登山靴、E-1、14-54mmF2.8-3.5、ED50-200mmF2.8-3.5、ED50mmF2Macro、EC-14、三脚
不用装備 11-22mmF2.8-3.5
記録  今週末は、両白の笈ヶ岳へ出掛ける筈だったが、諸般の事情から断念。急遽、西沢渓谷へ向かうことにする。

【5月14日】 晴のち曇
 出発が遅くなったが、とりあえずR299からR140へと繋いで、雁坂トンネルを抜ける。東沢山荘近くの村営無料駐車場に到着したのは、12時過ぎていた。平日だというのに、結構車が停めてある。足周りは、軽登山靴。ヘルメットもステッキも置いて行こう。ザックの中身は、三脚と交換レンズだ。

 車道を進むと、すぐにゲートがある。さらにしばらく歩くと、ネトリ橋への道を左に分ける場所に至る。ここを直進して進むと、右手に鶏冠山林道と近丸新道入口がある。ヌク沢を渡り、やがて林道を右に見送って、左の遊歩道に入る。

 二俣付近では、釣師も見掛ける。東沢に架かる吊橋を渡る。昔、ここから東沢釜ノ沢を溯行したっけ。遊歩道は、西沢左岸沿いに高度を上げ、対岸に大久保沢出合の滝を望む。とりあえず、三脚無しで撮影する。小尾根を越え、下って行くと、三重ノ滝の滝見台がある。

 滝見台で三脚を出し、先ずは三重ノ滝の撮影開始。この後は、三脚にカメラを付けたまま、担いで歩こう。上流側の滑滝など、良さげな場所を撮り進む。しばらく行くと、大きめの釜を持つ滝が現れる。龍神ノ滝である。さらに進めば、貞泉ノ滝。難所には、鎖や手摺が付けてあるので、安心して歩くことが出来る。

 滝釜が続いた後には、今度は滑釜と、適度に変化を見せながら、渓谷遊歩道は続く。やがて、ちょっと飽きる頃、方丈橋で右岸へ渡る。ここで、落差のある滝の水流が、ちらと目に入る。どうやら、七ツ釜五段ノ滝の最下段らしい。対岸の急斜面を登り、小尾根を乗越すと、展望台兼用の階段がある。

 この階段の手摺にピッタリ寄って、三脚を立てよう。七ツ釜五段ノ滝を撮るには、いかにものアングルだが、ここを外すわけには行かない。連写で、アニメのネタも仕込んでおく。滝壺への斜面からも、押さえておくことにする。さらに滝に接近して、三、四、五段目の滑釜写真も撮影する。釜の水色が綺麗だ。

 この先で、遊歩道は急登の階段状となり、所々に咲く石楠花を横目に、一汗かくと、軌道跡の水平道に出る。ベンチがあるので、一休みしよう。この後は、花と鳥が対象だから、腹ごしらえしたら、レンズをまずマクロに換えておこう。

 軌道跡の水平遊歩道を、歩き始める。小鳥達の囀りが、賑やかだ。コマドリの声に、目を凝らすが、姿は見えない。新緑の枝葉の間に、七ツ釜五段ノ滝の上部が、垣間見え、50mmマクロで撮影する。その後、センダイムシクイの姿を見付け、50-200mm x1.4に換えるが、準備中に姿は消える。オオルリを撮影したが、三脚の調子が悪くて、ブレてしまった。

 それからは、三脚に望遠ズームを付けたまま、担いで歩く。石楠花を撮ったりしながら、新緑のウォーキングを楽しむ。ネトリ橋を渡って、駐車場に戻る。

アルバム

大久保沢出合の滝
三重ノ滝
滑と釜
龍神ノ滝
貞泉ノ滝
滑床
滑と釜
小滝2条
方丈橋付近から見る
七ツ釜五段ノ滝下部
展望階段から
七ツ釜五段ノ滝
釜の手前斜面から
七ツ釜五段ノ滝上部
不動ノ滝
水平遊歩道から
七ツ釜五段ノ滝

の表紙へ
本館トップページへ