毛無山(天子)

MR427 毛無山(天子)

date 2001/12/8 晴(稜線は曇とガス)
コース 東京農大牧場横駐車場〜毛無山登山口〜不動ノ滝見晴台〜アルプス展望岩〜毛無山(往復)
実働 5h25m。
メンバー すうじい、F君
概要 初冬の展望ハイクは、稜線のガスのため富士山見えず。南アルプス展望と稜線の霧氷。下山後の富士山見事。
行程 東京農大牧場横駐車場7:50→8:55不動ノ滝見晴台9:00→アルプス展望岩11:00→11:15毛無山
11:20→11:35アルプス展望岩11:50→13:10不動ノ滝見晴台13:15→13:45駐車場
記録 【12月8日】 晴(稜線は曇とガス)
 「道の駅なるさわ」に午前七時集合し、すうじいの車で東京農大牧場付近に移動。ウロウロするが、無料駐車場が満杯で、結局路肩に駐車。

 大見岳稜線には、霧氷らしき白いものがついている。車道を歩き、麓山の家の前で、T字路を左折して進むと、やがてゲートがあり、有料駐車場が左手に見える。直進し、神社を右手に見て、川原の左岸沿いを登り、涸れ沢を渡る。間もなく、地蔵峠への道を左に分けて、杉林の中の登高となる。

 次第に急になる雑木林の山道を、黙々と登って行くと、いい加減ウンザリする頃、小尾根に乗って、不動ノ滝見晴台へ至る。落差約百メートル二段の滝は、渇水期で水量乏しいが、優美な姿だ。周りの木々は、すっかり葉を落としている。居合わせた単独行のオジサンは、「先週はもっと水量があったし、紅葉が綺麗だった。間もなく、水も涸れるだろう。」と言っていた。新緑の頃か、紅葉の時期に見てみたい。

 再び、急な登りに取り付く。時折小休止を入れつつ、我慢我慢で登り行く。これは、下りがキツそうだ。枯れ枝の合間から、富士山が姿を見せることもある。登っているときは暑いが、じっとしていると身体がすぐに冷える。ガスに包まれた富士山展望台を過ぎ、県境尾根が近づくと、枝先に白い霧氷が付着してくる。

 県境尾根と合流すると、すぐに「北アルプス展望岩」という岩がある。これに登って、南アルプスと八ヶ岳の展望を得る。すぐにガスが懸かって、何も見えなくなる。霧氷が落ちて白くなった尾根道を辿り、毛無山へと向かう。山頂に至ると、冷たいガス混じりの風で、じっとしていられない。展望も全く得られず、早々に引き上げる。アルプス展望岩に戻り、昼飯にする。

 いくら待っていても、富士山の姿は拝めそうもないので、往路を下る。急な下りで、気を付けてはいたが、何度か尻餅をつく。不動ノ滝見晴台にて、再び小休止。淡々と下って、車に戻る。

 天子山塊は、雲を被っているが、他は晴れているようだ。「道の駅なるさわ」に戻ると、富士山がバッチリ姿を見せている。その秀麗なる姿を、カメラに収めておこう。ここにて解散。 

アルバム

東京農大牧場横の車道から
大見岳付近の稜線を仰ぐ
稜線には霧氷らしき
白いものがついている
不動ノ滝見晴台より
不動ノ滝を望む
紅葉は落葉しきって
水量も少ない
不動ノ滝下段
不動ノ滝上段
紅葉の頃は
水量ももっと多く
見応えがあると
居合わせた単独オジサンの弁
毛無山へは
急登が蜿蜒続く
「北アルプス」展望岩より
南アルプスを望む
アルプス展望岩より
八ヶ岳
鳳凰三山かな?
稜線には、霧氷のかけらが落ち
白い道となっている
毛無山山頂
ガスと風で凍えそうだ
全く展望が得られないのが悲しい
アルプス展望岩まで戻って
昼食とした
上・右
「道の駅なるさわ」から仰ぐ
霊峰富士山の勇姿
毛無山稜線からは望めなかった分
ここで堪能させて貰った

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