蝶ヶ岳(北ア)

date 1997/8/15 曇のち雨
コース 涸沢〜本谷橋〜横尾〜蝶ヶ岳〜三股登山口〜三股駐車場
実働 7h45m。
メンバー すうじい(単独)
概要 横尾から急登、蝶ヶ岳越えで、三股に下る
行程 →:山道、:溯行、\\:藪漕ぎ
【8月15日】 曇のち雨
涸沢7:20→本谷橋8:15→9:10横尾9:25→10:00槍見台10:10→12:40蝶ヶ岳分岐13:05→蝶ヶ岳13:10→13:15分岐13:20→13:40蝶ヶ岳ヒュッテ13:50→蝶沢14:40→三股登山口16:00→16:10三股駐車場16:20=16:50ほりでーゆー四季の郷(入浴)
記録 前半は雨に祟られた、今年の涸沢だったが、念願の北鎌尾根も無事に制覇し、満足のうちに、下山の日を迎えることが出来た。

【8月15日】 曇のち雨
 朝食後、定着の仲間たちに別れを告げ、常駐隊にも挨拶して、涸沢団地を下って行く。中高年の団体さんが多くて、歩行ペースが上がらないが、2ピッチで横尾着。冷たい水を補給して、蝶への登りに取付く。

 入山時も、下りで苦労した急傾斜である。未消化の3日分の食料が重くて、じっくり登ることにする。槍見台で、まず最初の小休止だ。ここで、日帰りらしい軽装の、松本の二十代の男性と声を交わす。

 彼は先行したが、やがて追い付き、その後も前後して登る。小休止をこまめに入れ、三時間半近くかけて、やっと稜線に出た。

 分岐では、読売旅行の山岳ツアーの御一行が、荷物をデポして、ヒュッテへ昼食に出掛けるらしい。休憩していたら、松本の彼が、ザックから缶ビールを出して、一緒に飲ろうと言う。有難くご相伴に与かって、いい気分になる。あいにく、槍穂高は半分雲の中である。ここで、彼と別れて、蝶ヶ岳のハントに出掛ける。

 蝶ヶ岳ヒュッテを過ぎると、雨が降り出した。雨具の上を着て、ヘルメットを被る。お花畑を過ぎ、急降下が始まる。この辺りは、ずっと雨が降っていたらしく、山道の岩が濡れている。濡れ岩の滑る道を、蜿蜒と下り続ける。地面が濡れているので、荷物を下ろして休憩するのが、ためらわれる。ヒュッテから2時間20分で、林道ゲート前に駐車した、愛車の無事を確認する。

 靴を脱ぎ、荷物を片付け、車を動かす。例の悪路を、慎重に下り始める。間もなく、先行する二台の車に追い付くが、彼らは時速5-6kmのノロノロ運転で、先へ行けと手で合図する。慎重に追い越して、対向車のタクシーに注意しつつmガンガン下る。

 橋を渡ると舗装道路になり、安心して運転できるようになる。その先の立派な入浴施設「ほりでーゆー」に寄る。安曇野蝶ヶ岳温泉とある。ここで入浴し、一回目の夕食である焼肉定食を食べ、お土産を買う。渋滞覚悟で高速に乗るが、更埴JCTの超渋滞には参った。佐久の手前のSAで仮眠をとって、のんびり帰宅する。 

アルバム

本谷橋を過ぎて、屏風岩を見上げる

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