湯ノ丸山・烏帽子岳(上信)

date 1996/10/27 快晴
コース 地蔵峠駐車場〜湯ノ丸山〜烏帽子岳〜地蔵峠駐車場
実働 1h13m
メンバー すうじい、まりべる
概要 地蔵峠から、快晴で冠雪北アルプス展望良好。
行程 布引観音温泉8:50=9:20地蔵峠駐車場9:30→10:43湯ノ丸山南峰11:05→11:20北峰11:46→南峰11:55→コル12:20→13:13烏帽子岳13:40→コル14:10→14:50地蔵峠駐車場15:15=15:45布引観音温泉
記録 【10月27日】 快晴
 観音温泉から30分ほどで、カラマツの紅葉を抜け、地蔵峠の広い駐車場に着く。身支度する中高年のハイカーが目につく。かなりの冷え込みで、スキーウェアの上を着込み、出発する。

 スキー場のピステの枯草の中を、ゆっくり登って行くと、朝日が当たり、汗ばんでくる。リフト1本分登るとピステは終わり、傾斜の緩い登山道が続く。7-8cmもあろうかという霜柱が、目につく。カラマツの枝先からは、霧氷が融けて、パラパラ落ちてくる。

 間もなく、なだらかな湯ノ丸山が姿を見せ、キャンプ場からの道が左から合流する。三角点ピークの脇を過ぎ、なだらかな尾根道を辿る。再び傾斜を増した登山道には、先行パーティが結構多い。快晴の空の下、時折振り返って景色を堪能しつつ、ゆっくり登ろう。

 北方の四阿山や上信国境の山々、南方には八ヶ岳と富士山が姿を見せている。湯の丸山頂から望まれるであろう、西方の白銀の峰々への期待が膨らむ。ちょっと、ヨダレもんの想像を胸に、ややペースが上がる。再び傾斜が緩まると、いよいよ湯ノ丸山南峰だ。

 予想通り、北アルプスの冠雪した峰々が、横一線に並ぶ。何度見ても、息を?む光景だ。はしゃいでいる年配のグループの気持ちも、判らなくもない。

 ザックを置いて、ビデオカメラを構える。霧氷の灌木を近景に入れて、撮りまくる。例によって、爺の上に、剱が被さるように頭を覗かせている。後立の稜線の見事さは、言うまでもない。

 ここは人も多く、腰を下ろす場所もないので、北峰へ向け稜線漫歩だ。岩々した北峰に至り、風を避けて、岩陰で休憩しよう。お茶を飲み、食料を頬張る。

 北峰を後にし、南方を経て、烏帽子岳とのコルへと急降下する。登って来る人々の大汗を見れば、このコースが下りで良かったと思う。コルから少し登り返すと、道は左へとトラバースを始める。

 やがて烏帽子岳の南稜線に乗り、北へ山頂を目指す。イワヒバリが1羽、道をチョコマカ歩く。烏帽子岳山頂で、もう一度休憩だ。先程よりさらに雲が下がって、頚城の妙高・火打も、くっきり見える。火打山の白さに対し、妙高山は黒い。

 帰りは、コルから晩秋の湯ノ丸山南面トラバース道を辿り、キャンプ場を経て、地蔵峠駐車場に戻る。

  ソフトクリームを食べた後、布引観音御牧の湯に寄る。上信越道・関越道が4数十キロ渋滞との情報に、高速利用を諦め、横川で釜飯を買って食べる。その後も下道利用で、苦労して帰宅する。

アルバム

地蔵峠と湯の丸スキー場、西篭ノ登山を振り返る
緩やかな尾根道を行く
奥秩父と富士山
八ヶ岳
桟敷山と小桟敷山、その奥は浅間隠山
噴煙を上げる浅間山、左奥は浅間隠山
湯ノ丸山南峰への登りから、北峰と四阿山方面
湯ノ丸山南峰から、篭ノ登・水ノ塔・浅間山方面
湯ノ丸山南峰から北峰、四阿山方面
南峰から奥秩父と富士山
南峰から八ヶ岳
南峰から北やルプス
南峰から槍穂高
南峰から、鹿島槍〜爺ヶ岳と剱岳〜立山
南峰から、鹿島槍〜白馬岳方面
南峰から、焼山・火打山・妙高山
南峰から、爺ヶ岳越しの剱岳
南峰から、常念山脈越しの槍ヶ岳〜南岳
南峰から、常念山脈越しの北穂〜奥穂〜前穂
南峰から、コルと烏帽子岳
南峰から、コルと烏帽子岳南の稜線
烏帽子岳から、角間山と四阿山方面
烏帽子岳から、白馬岳方面か
烏帽子岳から、五竜岳
烏帽子岳から、鹿島槍
烏帽子岳から、爺ヶ岳と剱岳
烏帽子岳から、スバリ・針ノ木と別山・真砂岳・立山三山・龍王岳
烏帽子岳から、水晶・鷲羽・三俣蓮華のあたり
烏帽子岳から、木曽御嶽か
烏帽子岳から、焼山・金山
烏帽子岳から、妙高山と火打山
烏帽子岳から、湯ノ丸山南峰と浅間山方面
烏帽子岳から、四阿山方面
四阿山
帰りのトラバース道から、烏帽子岳を振り返る
布引観音温泉御牧の湯から篭ノ登・水ノ塔・浅間山方面
布引観音温泉御牧の湯から烏帽子・湯ノ丸・篭ノ登方面

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