岩石山・白雲山(東大雪)

date 1996/10/14
コース 白雲山然別湖畔登山口P〜岩石山〜白雲山〜白雲山然別湖畔登山口P
実働 3h40m。
概要 然別湖畔登山口基点、ナキウサギの姿見えず。
メンバー すうじい、他1名
行程 →:山道、:溯行、\\:藪漕ぎ
【10月14日】 晴のち霧雨
白雲山然別湖畔登山口P 10:00→岩石山分岐11:20→11:35岩石山コル13:20→岩石山13:40→13:55岩石山コル14;25→14:55白雲山15:05→16:05登山口P
:
記録  当初、15日に予定していた白雲山であったが、天候の悪化が予測されたので、一日早めて出掛けた。工事のせいか、季節のせいか判らぬが、予想に反して、岩石山のナキウサギは声・姿共に低調であった。結局、撮影できず、残念である。

 上士幌のコンビニに寄って、昼飯を調達し、糠平経由で然別湖へ向かう。湖畔のホテル区域を過ぎて、法面防護工事中の道路を抜け、左に分かれる旧道に入ると、すぐに登山口で、数台の車が駐車してある。

 早速身支度して、登り始めよう。暫くは、法面工事の音がうるさく聞こえているが、やがて騒音も薄れ、小鳥たちの囀りと姿が増えてくる。北面の樹林帯なので、陽の当たらないのが救いだが、急な登りは結構つらい。

 尾根に乗ると楽になる。似たような形の、円錐形の山々が目に入る。足下には、草の実が赤く熟している。白雲山の南面をトラバース気味に登り、やがて、岩石山分岐に至る。ここから、岩石山への急降下の道を辿る。

 懐かしい、岩石山コルに至り、少し南へ下った斜面に腰を下ろす。耳を澄ますが、ピキーッの声は、殆ど聴かれない。パンを食べたり、お茶を飲んだりしながら、2時間ほど粘ったが、ハッキリとした姿を見ることは出来なかった。

 諦めきれぬ思いで荷を背負い、岩石山山頂を目指す。岩々の山頂を踏んで、慎重に下降する。再びコルで、暫くナキウサギの姿を追う。一度だけ、それと思しき薄茶色の小動物が走るのを、目撃するが、それきりであった。彼らに遭えないのは、とても残念であるが、時間も遅くなりそうなので、引き揚げることにする。

 白雲山への急登の踏跡に取付こう。先程の分岐から、白雲山の山頂までは、そう遠くない。然別湖をボーッと見下ろしながら、山頂で佇む。天望山・東雲湖への縦走は諦め、登山口へと下り始める。途中、尾根道で、アカゲラがすぐ近くの木で騒いでいたが、撮影は出来なかった。

 1時間ほどで、登山口に戻るが、途中霧雨が降り始めた。駐車場付近の木々で、カラ類が賑やかに囀り飛び移る。シロハラゴジュウカラは、見慣れたゴジュウカラよりも、一回り大きいようだ。動きが速すぎて、撮影出来なかった。

アルバム

コル付近から岩石山
コル付近から白雲山
白雲山から然別湖、ウペペサンケ山方面を望む
白雲山より、天望山方面

の表紙へ
本館トップページへ